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全ての作業は、iMac G3 600 CRT モデルと「IEEE1394a (FireWire400)」接続でおこなっています。どの作業も扱うファイルサイズがGBクラスだったので、非常に時間がかかりました。
前回バックアップ用ディスクを交換してから18ヵ月たちました。今回も交換用ディスクをDeskstarから選びました。[Deskstar 180GXP]の次期バージョン[Deskstar 7K250]です。 しかし、残念ながらまた[Deskstar 180GXP]と同様の症状で[Oxford Semiconductor 911Chip]採用のケースでは正しく認識しませんでした。
そこで、今回導入の新兵器がw・・・最長でも18ヵ月ごとにディスクを交換していると、外したディスクが溜まってきます。組上げ式のディスクケースをそろえるとコスト的にも負担が大きいので、ラトックシステムさんの「FW800トレイ接続キット[FR8-IFK1]」を利用して、休眠ディスクを活用して行く事にしました。2004-04のリリースなので、最新ディスクの認識もほぼ問題なく可能のようです。
「Deskstar 7K250」も問題なく認識してくれました。初期化、パーテーション後「Oxford Semiconductor 911Chip」採用のケースに戻しても問題なく利用出来ています。「FW800」接続と合わせて、今後マシンをアップグレードしても、しばらくは安泰です(爆
また、後日行ったテストで、Mac OS X 10.0.4・10.1・10.2・10.3の各CD-ROMから、システムの新規インストールに成功しています。尚、ハードウエア・リストアの選択肢には表示されませんでした。
●手元のディスクでの作動確認
下記の5機種で作動確認が出来ました。また、Mac OS X 10.3 から導入された、ディスクユーティリティの「復元」機能を利用してのバックアップも、問題なく可能でした。
尚、[FR8-IFK1]とドライブトレイは差し込むだけで固定・接続されているので、長時間使用する時には、写真のようにベルトで止めています。
本来は、ドライブトレイを包むようなケースに入れて利用するので、ディスクによっては、作動音がかなり耳障りでした。しかし、その分ファンが無くても放熱には優れていそうです。
HGST Deskstar 7K250 HDS722525VLAT80 [Ultra ATA-100] | ディスクの認識、正常な初期化のみ確認。 |
HGST Deskstar 7K250 HDS722512VLAT20 [Ultra ATA-100] | ディスクの認識、正常な初期化のみ確認。 |
IBM Deskstar 180GXP IC35L120AVV207-0 [Ultra ATA-100 (ATA-6)] | ディスクの認識、正常な初期化を確認。 ディスクユーティリティで復元した、 Mac OS X 10.3.5 / Mac OS 9.2.2での正常な起動を確認。 |
IBM Deskstar 120GXP IC35L120AVVA07-0 [Ultra ATA-100] | ディスクの認識、正常な初期化を確認。作動音が耳障りです。 ディスクユーティリティで復元した、 Mac OS X 10.2.8 での正常な起動を確認。 |
Maxtor Diamond Max D540X-4K040H2 [Ultra ATA-100] | ディスクの認識、正常な初期化を確認。作動音が耳障りです。 ディスクユーティリティで復元した、 Mac OS X 10.1.5 での正常な起動を確認。 |
Maxtor (4K040H2)注釈 2文字目、D=Maxtor型/K=Quantum型。6文字目、H=ボールベアリング/K=流体軸受け。 |
予想以上の良好な結果で大満足ですw 実際には、作動確認と同時にディスク内容の整理、移動、初期化、再パーテーション、コピーと、まるまる2日かかる大仕事でした。Mac OS X 10.3 から導入された「ディスクユーティリティの復元」機能は、大変に優秀です。多少クセはありますが、こちらも今回大活躍でした。
●おまけ「ディスクユーティリティの復元」のこと
前の章でも触れましたが、Mac OS X 10.3 から導入された「ディスクユーティリティの復元」機能は、非常に便利です。Mac OS X 10.2 までは、システムをバックアップするために[Carbon Copy Cloner]などを利用していましたが、Mac OS X 10.3 からは、純正の機能で可能になりました。 どちらにも多少のクセはありますが、やはり純正機能が使いやすいように感じます。
| ●[Carbon Copy Cloner] |
| 利点 | ・起動システムがMac OS X 10.3 未満でも利用出来る。 ・起動中のシステムをコピーしても、破綻が少ない。 ・スケジュールを組んで差分をコピー出来る。 |
| 欠点 | ・最新版 (v2.3)は、Mac OS X 10.3 の起動言語が日本語だと起動しない。 ・Mac OS 9 のファイルシステムをうまく処理出来ない。 |
| ●ディスクユーティリティの復元機能 |
| 利点 | ・Mac OS Xなら、復元するシステムを選ばない。 ・ディスクの前処理が一連で可能。 |
| 欠点 | ・起動中のシステムを復元すると、不完全 (起動不可)なコピーになる。 ・復元元となるソースの種類によって、下準備が必要。 ・復元元に含まれるMac OSのフォルダ類に、アクセス権に不都合を生じる時がある。 |
ディスクユーティリティの復元機能がかなり劣勢ですが・・・w
●システムのバックアップ
ディスクユーティリティの復元機能を利用する上で一番重要な事は、起動中のシステムを復元ソースに利用しない事です。大きな確率で起動不能なコピーが出来てしまいます。 複数のシステムが無い場合は、Mac OS X 10.3のインストールディスクから起動して、インストールディスク内のディスクユーティリティ>復元機能を利用してください。
作業画面です。(60%縮小) 各ディスクは、ウインドウの入力スペースにドラッグも可能です。
コピー先からも起動したい場合は、ディスクにパーテーションを行って専用のスペースを与えれば、起動をサポートしつつ、復元のソースとして利用する場合に、不要なファイルを消去する手間が省けます。
起動を前提にする場合は、コピー先ディスクに 2 GB程度の余裕が必要です。
バックアップのみを目的にする場合は、バックアップ先にディスクイメージを作成してそこに復元する方が、ディスクスペースの節約になります。
この場合、ディスクイメージの大きさは、ソースに 300 MB 程度を追加したもので十分です。
尚、この時点で新規イメージを作成する場合のヒントとして次の3点があります。
- 左側のディスクウインドウでディスクが選択されていると、ツールバーからの「新規イメージ」では、選択されているディスクのイメージ作成になってしまうので、メニューバーの「イメージ>新規>ブランクイメージ...」を選択する。
- ブランクイメージの容量を設定する場合、設定単位が MB なのでGB から変換する場合は、係数として「1024」を利用する。上写真の例で、ソースが7.4 GB なので、
7.4 GB x 1024 = 約7600 MB + 余裕分 400 MB = 8000 MB に設定しています。
- フォーマットは「読み込み/書き込みディスクイメージ」を選択する。復元ソースとして利用する前に、データの整理や追加が行えます。システムリソース以外なら差分のバックアップも可能です。
上記に注意してソース・復元先を設定、「復元」ボタンを押せば作業開始です。ディスクサイズ 7.4 GB ファイル数 222,870 個 の作業時間は、ほぼ2時間でした。
●バックアップからの復元
バックアップからの復元にも、ちょっとクセがあります。
●独立したパーテーションから復元する場合、下写真のような作業が必要です。 システムCD-ROMで起動して作業する場合、ソースにするディスクのインスペクターを表示>所有権とアクセス権の「このボリューム上の所有権を無視する」のチェックを外します。 注意!再現性が無く完全な検証が出来ていません。 (わたし個人の環境では、チェックを外さないとタイプ2のエラーで作業が中断します。)
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●ディスクイメージにバックアップした場合、Mac OS X 10.1.5・10.2.8 ディスクのアクセス権に問題が生じました。注意!作業に当てられる時間が不十分で、完全な検証が出来ていません。
Mac OS X が扱うフォルダ以外、Mac OS 関連・個人で追加したフォルダ等の所有権が「root」に設定されてしまいました。読み込みは出来ても、書き込みや削除が不可能です。他のOSでディスクを見ても通常の所有権にしか見えませでした。各OSで起動した時のみの不都合なので、Finderでアクセス権等の変更が出来ないMac OS X 10.1では、BatChmodを利用して修正、Mac OS X 10.2では、Finderで修正しました。
●アクセス権、中間報告・・・2004-09-15 各OSバージョンを新規インストール等して、いろいろと検証してみました。まだまだ時間が足りなく、道半ばですが・・・中間報告としては、Mac OS X 10.3.5と同一のパーテーション以外のMac OS 9で作成されたフォルダ等のアクセス権が下記の通りになっていました。 左側が、Mac OS X 10.3で作成されたフォルダ。右側が、Mac OS 9で作成されたフォルダです。オーナーは、どちらもログインユーザ(作成者)になっていました。
 
この状態のフォルダ類をディスクユーティリティの復元機能でコピーすると、Mac OS X以外で作成されたフォルダでMac OS X 10.3.5と別パーテーションの場合、オーナーが「root」になってしまいます。 オリジナルのフォルダ類は、オーナーが自分でしたから「グループ」や「その他」が「読み出しのみ」でも不都合ありませんでしたが、オーナーが「root」となると、大半の操作を制限されてしまいます。 この中間報告の時点での回避策としては、「グループ」や「その他」の「アクセス」を「読み/書き」に設定してから復元作業をする事で、ファイル操作の大半は、普通に実行出来ました。
●アクセス権、暫定的な結末報告・・・2004-09-16 中間報告前の検証でアクセス権を変更したファイル群を、Mac OS X 10.3.5で複数のパーテーションにコピー。それらパーテーションに、Mac OS X各バージョンのCD-ROMからシステムのインストール、復元を行いました。 結果、特にアクセス権のシフトも無く復元が可能でした。Mac OS 9.2の新規インストールでは未検証です。こちらは問題が再現する可能性もあります。作業時間の都合で一旦、結末報告としますが、今後時間が取れ次第新規インストールでも検証します。
尚、Mac OSで作成したファイル群のコピーは、別に行う事も重要な選択肢かも知れません。
しかしながらこの2つの問題は、個人環境による可能性もあります。再現性や原因について御心当たりがある場合、連絡をいただけると幸いです。
●おわりに
バックアップやディスクの整理をしながらの検証でしたので、不十分な部分があるかもしれません。今後、追試等が出来れば内容を更新していきます。
今回、作業中の待避ディスク(ExHD02)として「メルコ DIU-GT80GH」を利用しました。作業中に作成したディスクイメージは、そのままバックアップとして保存しています。尚、内蔵されているハードディスクは下記の物です。
「WESTERN DIGITAL WD800AB」2003-05-06 交換 Ultra ATA-100、80.026GB、5400prm、x3プラッター。
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