キャッソンプロットを利用した塗料粘度管理例である。エアレススプレーを用いた塗装作業で製造過程での粘度の管理幅が広く、塗装出来ない場合があるので粘度管理するための実験を行った。
構造粘性付与剤を有無の塗料で実験を行った。微粒化の判定はエアレススプレーで塗板から30cm離して塗装して、スプレーパターンの直径が30cmとなるように塗料を希釈しながら実験を行った。希釈された両試料は構造粘性付与剤により、構造粘性を示すものとほぼニュートン流動を示すものであるので、両者のキャッソンプロットの交点が微粒化条件である。
微粒化条件は剪断速度10000/secで粘度が4poise以下であれば微粒化が可能であることがわかり、この基準で管理することで塗装不可は解消した。
AGとQPのマヨネーズと醤油を混ぜる時に、混ざりやすいものと混ざりにくいものがある。マヨネーズの組成は油、卵、酢であるから組成上の差ではなく粘性の差であると考えられるためキャッソンプロットをしたものである。キャッソンプロットは直線関係であるという関係式であるため図の様に曲線近似ができそうであっても直線を引くこと。結果的にはAGが降伏値が高く混ざりにくい現象を良く表している。
昔のデータであるので、現在のAGのピュアセレクトマヨネーズはQPと変わらない流動挙動である。
ストレスレオメーターを用いてストレススイープ(応力を上昇させて行き流動挙動を測定する方法)で測定した結果であるが、Ajと先のAGは同じ試料であるが、定常流測定の結果とは違っている。ストレススイープは応力上昇の仕方によって結果が左右される場合があるので注意が必要である。