長時間といってもどのくらいは人それぞれであり、分野によっても異なってくる。人間の一生を仮に百年とした場合、先のガラスは流れるの実験でたしかにガラスは流れているかもしれないが百年でみれば固体で変化ないものと考えてもよい。
しかし、地球物理学の分野での百年は一瞬であるかもしれないのでアメリカ大陸とアジアが一つになっても不思議ではない。
旧約聖書の中に出てくる預言者デボラは神々の前では山でさえも揺れ動くと歌った。
この故事からアクロン大学のホワイト教授はデボラ数という無次元数を定義した。緩和時間という物に固有の変形回復の時間と観測時間の比で表した。デボラ数が大きいほど観測時間に比べて物の固有時間が長いために固体的となり、反対に小さければ液体的になる。
実はレオロジーから物を見ると液体固体を区別するのは難しいのである。