謎のママチャリ
このママチャリを最初に入手したのは、結婚した直後ですから1994年ごろということになります。たしか実家の母が福引きの特等だか1等だかを当てて入手したものを、私が譲り受けたという記憶があります。
普段通勤にはレーサーを使っていましたが、レーサーだとやはり荷物は背負わなければならないし、それなりにちゃんとした格好をしないと締まらないし、盗難には気を使うし・・・ということで、もっと気を置かずに使える自転車が欲しいと思っていたので、渡りに船でした。
が、当然普通のママチャリに普通に乗るようなことはしません。いきなりシートピラーを改造しました。ママチャリのシートピラーは確か25.4ミリだかの細いものを使っており、MTB用のロングピラーなどは残念ながら使えないため、他のピラーをママチャリ純正ピラーの上に無理やり圧入してボルトで固定するという過酷なことをやりました。
ステムも短すぎる(というか、ほとんど突き出しがない)のでMTB用に交換。ハンドルも転がっていたフラットバーに交換しました。ところがステムを付けてみると、前カゴが付かないことが判明。ママチャリをママチャリたらしめている前カゴが無くなってしまっては、利便性が半減してしまいます。
そこでステンパイプとロングボルトを使って前に10cm(笑)ほどカゴ位置をずらして取りつけました。
ステンパイプでカゴ取り付け位置をオフセット。そしてコマンドシフト
しばらくその状態で、ドライブトレインには手をつけないまま乗っていましたが、いかんせん通勤経路に結構な坂(綱島街道・日吉)があったもので、シングルではきつい。やはり変速機をつけたい!となってきました。
となると、クランクから何からごっそり交換です。リアハブは、そのまま使おうと思ったのですがオフセットがうまくないので交換してしまいました。リムも交換したかったのですが、わざわざ24吋の新品リムを買うのも癪なのでこれは我慢。フロントはインナーの44丁あたりを旧デュラエースクランクに取り付け、ペダルはSPD(上の写真ではタイムが付いてますがこれはオフ会仕様)、フリーはたしかニューウィナーの13〜21丁、ディレイラーはサンツアーSLという組み合わせでした。

サンツアーSL。軽量でなかなか良かった
リアハブを交換したのでドラムブレーキが付かなくなり、シートステー部にサイドプルを設置。ダイアコンペの古いやつです。
このハブはサンシンのプロAM(!)
また、ディレイラーを付けるためにブラケットを設けたため、リアキャリアのステーを付けられなくなってしまい、やむを得ず適当なバンドでシートステー下部に取りつけたところキャリアがヤンキー仕様になってしまいました(爆)。
これでかなり戦闘力がアップしました。ついでなので、もうちょっと笑いをとろうということでチネリのロゴを偽造して各部に貼付。ますます笑えるママチャリに変貌しました。
このタイヤに無理やり6気圧ぐらい入れてキンキンにして、激走していました。当時は股関節が今ほど壊れていなかったため、“杵柄”が残りまくっていたのです。車重があるのと、リム・タイヤが重いためこぎだしはやや遅かったのですが、トップスピードに乗るとあとは脚の回転数の勝負。昨日今日レーサーに乗り出しました、というようなお兄ちゃん達をいつもカモにしていたものです。ガハハハ・・・
が、その後、会社の横に置いていた時に盗まれてしまいました(こちらに関連の記述)。なにもよりによってこんな変な自転車を盗まなくても・・・と思うのですが、実際「まさかこんなのをわざわざ盗むやつもおるまい」と油断して、普通のいわゆるママチャリ用のシリンダー錠しか掛けてなかったの悪いんですが・・・
元はもらい物だし、パーツは全部有り合わせだから損害は大したことありませんが、一言いいたい。
せっかく苦労して作ったチャリを盗みやがって!ゆるさん!!