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スペイン国旗 スペイン編

地図 スペイン全図

 

スペインの最高峰に登る(2001/10/4)

オッラー。いしかわです。いしかわは現在、Canary Islandsカナリア諸島に滞在しています。

スペインという国はなかなか登山が盛んな所らしく、イランのダマバンド登山でも二人のスペイン人トレッカーと一緒になったりしたものでした。

一般にスペインの山で有名なのが、フランスと国境を接しているピレネー山脈です。なかなか風光明媚な所らしく、いしかわも狙っていた山域。しかし、10月に入ろうとしているこの時期は、登山シーズンでない事が分かってきました。

クリックで拡大写真で、目を付けたのがアフリカはモロッコの沖合いにあるスペイン領の島 カナリア諸島 Canary Islands。ここにテイデ山 Pico del Teide3,718mという山があり、これがスペインの最高峰という事なのです。
スペインの次はモロッコのツブカル Toubkal4,167mに登るつもりだったので、ヨーロッパの山の締めくくりには手ごろな山ではありませんか!しかも、まだまだ泳げるシーズンらしい!
寒〜いヨーロッパから泳げるヨーロッパ(カナリア諸島をヨーロッパと呼ぶにはちと辛いか…)へ!
ちなみに、(誤解を恐れずに言い切ってしまえば)カナリア諸島というのはヨーロッパにとっての『ハワイ』みたいな存在で、ヨーロピアンにとってポピュラーな観光地らしいのです。

すっかりスペイン→カナリア諸島→モロッコという図式を描いていた いしかわですが、計画を立てるうちに問題が出てきました。

まず、スペイン本土からカナリア諸島に向かう船のチケットが満席でとれない。という事が分かってきました。どうもヨーロピアンの方々が車を持ち込んで遊びたいが為、飛行機より船の方に空きがないのです。
さらに、スペイン本土からカナリア諸島に向かうのは良いとして、カナリア諸島からモロッコにはダイレクトに行けなさそうな雲行きでした。EU成立を目前にアフリカからの越境者が後を絶たないらしく、この国境は結構厳しいらしいのです。

まあ、出たとこ勝負でも良かったのですが、ぎりぎりになってジュネーブ→マドリッド→カナリア諸島の往復航空券を取るという決断をしました。

クリックで拡大写真マドリッド空港のトランジットで手間取り、希望していた乗り継ぎには失敗しましたが、何とか次の便に潜り込みテネリフェ島Isla de Tenerifeに着いたのは夕方でした。陽のあるうちにガイドブックにある宿も押さえる事ができて一安心。次なる仕事は登山のパーミットを取る事でした。

テイデ山は現在も活動を続ける活火山で、山頂付近ではガスがでているそうです。
登山自体は、頂上直下までテレキャビンが繋がっていて登山なんてもんじゃなく、ハイキング程度なのですが、ここから山頂まで上がるには許可証(パーミット)が必要なのでした。

この許可証自体は無料なのですが、島の東側のSANTA CRUZ DE TENERIFEという街でしか発券していないのです。証明写真が切れていたのでインスタントフォトで撮り、オフィスに出向きます。非〜常に分かりにくい国立公園のオフィスで受付け。ここまで英語が通じにくく道を訊ねるのも難儀しましたが、オフィスでは(英語で)親切に対応してくれました。
帰りに登山基地になるPuerto de la Curzの街へ行くバス(なぜかここではバスの事を『グアグア』と呼ぶらしい)の時刻表をチェック。
着々と準備が出来てきます。しかも到着した時は不安定だった天候も、心持ち安定してきました。

クリックで拡大写真登頂はすんなりといきました。
早朝、Puerto de la Curzからバスに乗り、緑深いジャングルのような外輪山を越えると、辺りは突然荒涼とした砂漠地帯になります。テレキャビンに乗り換え、頂上駅に着くと外気はちょっとひんやりします。標高はすでに3,550m。ここから山頂までは200m足らずのアルバイトです。

一般の周遊歩道から山頂への登山道の入口には係員が立っていました。ここで苦労して入手した『パーミット』を提出します。係員からは小さな紙片を受け取りました。そこには『クレーターへの立ち入りは、保安上の理由と保護の観点から1時間しか許可しません』と記してあります。

山頂からの眺めは素晴らしいの一言。見渡す360度に海が広がり、『島のてっぺんにいる』という実感が湧きます。

いしかわは今、大西洋上に立って、はるか上空から海を見下ろしている感覚です。

下山はテレキャビンを利用せず、登山道を歩いて降りました。途中に立派な山小屋がありましたが、どうやら休業中のようです。
一汗かく頃、テレキャビンのボトムステーションまで戻り、併設されているレストランで『うさぎの煮込み』とビールに舌鼓をうつ いしかわでした。

 

トラブルと帰国、そして…(2001/10/6)

オッラー。いしかわです。いしかわは現在、Canary Islandsカナリア諸島に滞在しています。

スペインのカナリア諸島での登山は大した問題もなく、難無く済みました。
せっかくの南の島ですからちょっとビーチを楽しむ事にしました。

クリックで拡大写真長く滞在するのなら、先の事を考えてホテル代や食事代なども節約しなくてはいけません。で、調べてみるとレストランの値段は観光地プライスである一方、地元のスーパーの魚介類の値段は驚く程安い事と、格安のアパートメントタイプの貸別荘がある事が分かりました。
早速、契約に出向きます。選んだアパートは屋上にプールのあるビーチから10分程のものでした。1階にはこのアパートを貸し出しているエージェントもあるので、何かトラブルがあっても安心…のはずでした。

思い出したくもありませんが、結局、その部屋でトラブルに巻き込まれてしまったのです。

 

這々の態で帰国。

有り難い事に、旅の途上で仕事をしないかと誘ってくれた人がいましたので、再びヨーロッパに戻り、本調子に戻るまで大人しくオフィスワークに精を出していました。

’02年夏からは少し歩き出し、9月には再びヨーロッパの4,000m峰が登れるまで回復しました。

さらに、11月には再び一時帰国し、この旅で知り合った女性(日本人)と結婚をしました。

旅、トラブル、帰国、仕事、結婚…と激動(?)の日々を過ごし、再びいしかわは旅に出ます。
今度の旅ではどんな出会いがあるのでしょう?果たして世界一周は完結するのか?これからもよろしくお願い致します。

 

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