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イタリア編イタリア全図
アイスマンとの邂逅 (2003/4/22)
ボンジョルノ。いしかわです。いしかわは現在、イタリア北部の街Bolzanoボルザノに滞在しています。インスブルックから南下してイタリアに抜けることとしました。しばらくはイタリアで過ごすつもりです。
鉄道で移動していると車窓にはリンゴの白い花をたくさん見かけます。この辺りはようやく『春』といった感じです。
途中、イタリアのBolzanoボルザノという街で下車しました。
この周辺、南チロルは第一次大戦後にオーストリアからイタリアに国替えになった地域だそうで、イタリア国内でドイツ語が通用するという特殊な所です。
国境を越えてもパスポートチェックがある訳ではないのであまり変化は感じません。そうですね、街で食べたピザの味がちょっと美味しくなったかな??さて、いしかわがわざわざこの地で降りた理由は…。
実はここの博物館には、1991年秋にイタリアの氷河の下から発見された5000年前の『旅行者』"Otzi"(確か日本では”アイスマン”として報道されましたかね?)が安置されているからなのです。Otzi発見当時、いしかわはこのニュースにそれ程興味を示しませんでした。しかし、Otziの調査が進むにつれ、俄然興味が湧いてきたのです。
それはOtziが持っていた『装備』の全容が明らかになった時でした。寒さ除けの蓑や皮製のズボン下、乾いた干し草を靴に突っ込んで保温に努めていた工夫の跡など、アウトドア『装備』好きのいしかわとしては何か学ぶべき点があるかも??
という訳で実際の『Otzi師匠』に会いに来たのでした。5000年前の技術は現在の登山にそのまま使えませんが、分かった事は『装備は増やすんじゃなくて有るものを最大限に利用する事』なんじゃないか。と。
まあ、これからの旅の中でこの教訓はどう生きてくるんでしょう?
では、また。
ラベンナ話 (2003/4/30)
ボンジョルノ。いしかわです。いしかわは現在、イタリアはRavennaラベンナという街に滞在しています。
ラベンナはEmilia-Romagna州の東、Bolognaボローニャ近くにあり、ダンテが『神曲』を書いた地、モザイク画が多く世界遺産が豊富だとか言われます。が、何より静かで物価の安いところが気に入りました。
毎日、城壁に囲まれた街中を、観光局が無料で貸してくれる自転車に乗ってあちこち見て回っています。4月末のこの時期、ラベンナは暖かです。ちょっと出歩るくだけで喉が渇く。するとBARバールに寄ってエスプレッソをグビッ。1ユーロ前後という手軽さもあってすっかりハマリました(笑)。
さて、安旅行を続けているいしかわにとって、宿とレストランの選択というのは結構重要であります。
例えば宿も安ければいいけど、あんまり快適でない宿に泊まってしまうとその街の印象を左右しかねない。『安さを求めるならYHに泊まればいいではないか』という方もいらっしゃいますが、YHはどこもシステムが一緒で特徴がない。面白味に欠ける。という理由でいしかわはこの旅行中利用した事がありません。(もっとも特徴あるYWCAはインドで何回か利用しましたが…)
同じくレストランも考え物です。
イタリアは食べ物屋のカテゴリーが結構はっきりしていて、高級な方からRistoranteリストランテ、Trattoriaトラットリーア、Osteriaオステリーア、Tavernaタヴェルナ、そしてPizzeriaピッツェリーアやCaffetteriaカフェッテリーアといった順序になっているようです。(中には格式あるトラットリーアもあるそうな)
安くあげるなら街でサンドイッチでも買って公園で食べるという手があります。でも、そればっかりでは栄養的にも問題あるし、食べる楽しみが減ってしまう。何より昼も夜も公園でパンという訳にはいかない。そこで、昼は頑張って、安くて地元の人も通う『店』を捜して食べる。夜はパンを齧るくらいにセーブする。という作戦にでました。
これなら昼のランチメニューなどのリーズナブルなコースにもありつけるという訳です。
大概の店前には値段表が掲げてあるので様子が伺えます。後の雰囲気は給仕さんの表情や客層や服装で判断。さて、これから昨日の晩にアタリをつけておいたリストランテにランチを食べに行くとしますか。
では。
ボローニャ話 (2003/5/2)
ボンジョルノ。いしかわです。いしかわは現在、Bolognaボローニャに滞在しています。ボローニャと聞いて…。
すみません。スパゲッティ・ボロネーゼしか思い付きませんでした(笑)。再び食べ物の話ですね。ガイドブックによれば、ボローニャはヨーロッパでも古〜い大学のある街として知られているそうです。実際、ボローニャには古い壮大な建物が多く、見上げて歩いていることが多いな〜。という実感です。
もっとも、グルメな街は確かでして、あるリストランテでは美味しかった上に食べ切れない位の量で値段は安かったです。『うまい!多い!!安い!!!』。
ところで
『ボロネーゼ』というのはイタリアではあまり呼称されてないのですね。(知っている方がいたらゴメンナサイ。読み飛ばしてください)
この手の肉のソースをイタリアでは『ragu』ラグーというらしく、つまり『スパゲッティ・ボロネーゼ』は『スパゲッティ・ラグー』になるのですね。で、さらに面白かったのが、ボローニャではこのラグーに入っている肉が挽肉だったんですが、この後訪ねたTorinoトリノのナポリ・レストラン(トリノはナポリの労働者が多いらしく、ナポリ風の食事を売りにしているレストランが多いそうな)で出されたラグーはスジ肉のラグーでした。
どうも地方によってラグーの製法が違うのでしょうか??もうひとつ楽しみにしていた蚤の市はイマイチでしたが、グルメな街の美味しい料理を堪能したのでした。
では、また。ボナ・セッラー!
トリノ話 (2003/5/4)
ボンジョルノ。いしかわです。いしかわは現在、Torinoトリノに滞在しています。トリノは2006年の冬季オリンピックが開催予定でありまして、今は訪れる日本人も少ない街ですがこれから注目される所なんでしょう。
ボローニャ話にトリノのナポリレストランの話を書きましたが、ここはイタリア国内でも先立って工業化した街なんだそうです。
そうそう、イタリアの自動車メーカーFIAT(Fabbrica Italiana di Automobili Torino)って、トリノのメーカーだったんですね。で、こうした工場がイタリア南部のナポリや諸外国(アフリカ系や中国系が多いみたいですね)から労働者を集めたようです。確かに街中にそうした人種の方が多く、いしかわが宿を求めた駅東側の周辺は、最初『(治安的に)どうかな?』っと思ってしまいました。まあ、実際には問題はなかった上、先に書いたようなナポリ料理を食べさせる店が近くにあったり、インターネット・カフェが豊富にあったり助かった訳です。
さて、トリノも街の中心に向かうと大層雰囲気も変わります。(ヨーロッパでは日本と違って駅の周辺が街の中心じゃないのです)
街の中心は大抵Piazzaと呼ばれる広場になっていて、周辺のお店は所謂高級ブランドショップばかり。
イタリアではあまり大きな街に滞在していなかったいしかわですが、大きな街のBARもいいですね。夕刻に入ったトリノのBARではカウンターに様々な『つまみ』が並びます。カクテルを頼んで、これらのつまみが欲しいと申し出ると机に所狭しとつまみの皿が…。
これらを飲み食いしながらのんびりとイタリアーノ達の衆人観察を決め込みました。しかし、どこのお店にも同じようにつまみながらワインを引っかけてる人々の多いこと。食べることの好きなイタリアらしいシステムであります。
現地の人々が楽しむスタイルが一番リーズナブルなんだな感じたヒトコマでした。では、また。
7000 Caffe (2003/5/5)
ボンジョルノ。いしかわです。いしかわは現在、Torinoトリノに滞在しています。突然ですがAlex Brittiアレックス・ブリッティというイタリアのミュージシャンをご存知でしょうか?
いしかわ、イタリアのTV付きのホテルに泊まっている時は、暇さえあればイタリア版MTVを見ていました(笑)。これが結構おもしろい。何が面白いって、イタリア語はワカンナイのですが、たまに日本のアニメが吹き替えで流れる!。
そういえば、ネパールでトレッキングを一緒した同年齢のイタリア人女性は『グレンダイザー(←知ってますよね〜。マジンガーシリーズの第3弾のヤツ)』の主題歌を日本語で歌えたもんです。(吹き替えアニメは主題歌までは吹き替えになっていない場合が多い)
トリノにあるアジア・カルチャー・ショップ『Mangetsu』のご主人(日本語が堪能なイタリアの方)によれば、現在イタリアでは日本ブームらしく、アニメでは現在放映中の『鋼鉄ジーグ』が旬らしいです。この時、MTVチャンネルでは『スラムダンク』や『G.T.O』なんかがやってました。 それから朝のMTVのタイトルコールには日本語で『早く起きて下さい!』なんて入るんですね。
しかし、いしかわの心を捉えたのはイタリア語の曲。それが『7000 Caffe』。
歌詞はさっぱり分かりませんが、曲、ビデオクリップともにカッコイイ。歌っているアレックス・ブリッティ君は若いが実力のあるシンガーらしいです。
トリノでようやくHMVを見つけたので、試聴した上でCDアルバムを購入してしまいました(笑)。ただ、問題はMDは持っているけどCDプレイヤーがないのでしばらく聴けないんですよね…。トホホ。