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インド国旗インド編

地図インド全図

 

出国の日取り決定!とPHSを解約しました(2000/7/17)

クリックで拡大写真 お久しぶりです。石川@プーです。実はまだ、日本におります(^ー^;)>

一時はどうなることかと思われたインドへの出国ですが、ようやく大使館からヴィザが下りました。出発を7月23日に変更しております。以降、石川へご連絡いただく場合はE-Mail: ishiyam@tabuchi.com までお願いします。(アドレスをちょっと変更してます。是非こちらを登録してください)

PHSはちょっと前に洗濯してしまって解約しました(笑)。

このホームページを是非、“お気に入り”や“bookmark”に登録して遊びに来てください。ひとつ山を登る度に更新する予定です。でも、現状ではあまり入ってません。当たりまえか、出発してないだもの。そこで、情報をアップしたタイミングで皆さんにメールマガジンでお知らせしたいと思ってます。ご希望の方はこちらで登録をお願いします。では。また。

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気をつけて行ってらっしゃい
やっと出発できてよかった
PHSを洗濯したなんてマヌケ

 

ターバンくんに救われる(2000/7/23)

ナマステ! いしかわです。

いしかわの現在地はインド北部スリナガル Srinagarお天気地図の Nageen Lake のボートハウスに滞在しております。

クリックで拡大写真デリー Delhiお天気地図に到着してからばたばたと過ごしました。空港到着後、重い荷物を引きずってデリー市内“メインバザール”へ移動。宿を決めてから、夕食を取ると、急に眠くなりました。蒸し暑いのでシャワーにお湯が出ないのは文句がありませんでしたが、シャワーを浴びてさっぱりしたところで出ようとするとバスルームのドアが開かない!!! 押しても引いてもびくともしないのです。当然裸だから道具もなく、相当“やばい”状況。結局30分大声を上げた末、ターバンを巻いた隣室のインド人が助けに来てくれました。生まれてこの方風呂場に閉じ込められるなんて初めてだけど、ターバンを巻いたインド人に助けられるのもきわめてインド的なのでしょうか? でもそれからホテルのマネージャーと一悶着(ターバンくんは部屋の扉をちょこっと壊して助けてくれたため)。やっとこさ横になれたのは0時を過ぎていました。インドはいろいろあります。ナマステ!

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となりのインド人はいい人
インドは暑そう〜
裸で30分いたら不安だなぁ

 

高級避暑地でトレーニングのはず…(2000/7/28)

ナマステ! いしかわです。

クリックで拡大写真いしかわの現在地はインド北部 Srinagarお天気地図の Nageen Lake のボートハウスに滞在しております。

予定にもしていなかった Srinagar というところに来ています。ここは Jammu & Kashmir 地方の中心に位置し、パキスタンとの国境に近いところです。そうです、昨今の印パ紛争の真っ只中にいるのです。町には兵隊さんがうろうろし、公園に入るのにもボディチェック。たまに演習なのか戦闘機や砲声なども聞こえます。(にわかレポートですね…)

しかし、そんなことおかまいなしに人々は生活し、クリケットなどに興じております。そもそも、ここはインドの軽井沢的な高級避暑地で湖に浮かべたボートハウスでのんびり過ごすべきところなのでしょう。ちなみにいしかわはここに高所順応のトレーニングに来ました。周辺を5000〜6000mの山に囲まれているので、「のんびり」と「トレーニング」と一石二鳥をもくろんだのです。ところが紛争中心地ということで制約が多く、さらにインドでも「超」物価が高いので、日帰り登山だけで逃げ出すことにしました。(それに先日もツーリストが殺されたらしい…)

クリックで拡大写真行った山は Srinagar から北へ70km入った Sonamarg地図の THAJE WAS 山(だいたい4000m位の山)。懸垂氷河がかかり風光明媚なところ。インド人も多数バスで乗りつけ観光を楽しんでました。しかしここも1年前小ぜりあいがあったところ。そんな状勢を象徴する風景が、<ロッククライミングの練習をするインド兵>。運転手から「絶対写真を撮っちゃだめ」と言われたので写真はないのですが。40くらいあるルートに200のインド兵が取り付くさまはなかなか絵になってました。

さて、次は<生き神様が住む町>ダラムサラー Dharmsalaお天気地図です。

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避暑地のボートハウスなんてうらやまし〜
殺されないようにねぇ
200人のインド兵!

 

生き神様が住む町にて(2000/7/31)

ナマステ!いしかわです。

いしかわの現在位置はインド北部ダラムサラー Dharmsalaお天気地図のダライラマ陛下の公邸すぐ下に滞在しております。

インドに来て一週間。いしかわの体に異変が…。「お腹?」いや〜、生野菜を食べたけど、何の問題もありません。「高度障害?」早く経験したいものですが、インドに来てまだ3,000mが最高点。ちっとも頭が痛くなりません。「かぜ?」ちっとも。「インドにおける右手、左手問題?」ああ、これはすっかり慣れました。実はインドの街はすごく埃っぽいのです。一日車で移動すると何もかもが埃まみれ。すると体がどうなるのか?「ハナ毛」が異常にのびるのです。ハナから入る埃を防ぐフィルターの働きが活発になっているのです。これもインドに順応した証拠でしょうか?

さて、この2日間で Srinagarお天気地図〜 Jammuお天気地図〜 Pathankotお天気地図〜 Dharmsala と何百キロもバスを乗り継いで来ました。本日はダラムサラー Dharmsala の街の様子をお伝えします。ご存じとは思いますが、ここはチベット亡命政府があり、ダライラマ14世陛下が御住まいの街です。ダライラマ陛下は現在インド国内を巡られているらしく、残念ながらこの街にはおられません。

ダラムサラーの街は亡命政府のある「アッパー」地区とヒンズー系住民が多く住む「ロウワー」地区から構成されています。たいていの長距離バスはロウワーに到着します。いしかわは 20kg 強の荷物を担いで「まあ、見学しながらアッパーまで行ってみるか」と軽い気持ちで歩き出しました。が、途中で力尽きました。ロウワーの標高は1,400m。一方アッパーは1,700m あります。山をやっている方なら解ると思いますが、ひとつの街の中で標高差 300m というのは結構きついものがあります。翌日アッパーから降りてくる時、涼しかった「アッパー」に比べ、「ロウワー」は蒸し暑いと実感できました。

結局、アッパーの街外れの Delek 地区の R.CHUWAR GESUT HOUSE に入りました。迎えてくれたのは感じのよいチベタンのおじいさんで、早速チャイを振る舞ってもらいました。一泊150Rs 約360円位でしょうか?中庭に面した2階部屋で必要最低限のモノしかありませんが、ちゃんとホットシャワーは出るし、何よりきちんと片付いているのに好感がもてます。(大抵のインドの宿はこの点がルーズなのです)さらに歩いて1分のところに若きチベタン君が切り盛りするインターネットショップとレストランがあり、これも旅行者にはありがたいところです。後でアッパーの中心街にも行きましたが、結構ひしめきあっていて静かなDELEKにして良かったと再確認。

クリックで拡大写真夕食後はインターネットショップで一週間ぶりのメールチェック。ここの若きチベタン経営者(?) Jigme 君は、いしかわと同じ Palm III の所有者で、いろいろと話が盛り上がりました。また、「中国」と「チベット」の関係、いしかわも再度勉強の必要性を感じました。

そんな交流ができたダラムサラーですが、いしかわには次の目的地 Manali地図に向けてすぐに出発です。

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標高差300mはきついよねぇ
標高差300mってきついのぉ?
インドでもPalmが使われてるんだぁ

 

インドで運転するための3つの“GOOD”(2000/8/4)

ナマステ!いしかわです。

いしかわの現在位置はインド北部マナリー Manali地図に滞在しております。

ここマナリーはカシミールのレー Lehお天気地図との間の軍用道路が一般に開放された為、近年欧米の旅行者を中心に注目されている街です。ここからジープ や自転車にキャンプ道具を積み込んで出発する欧米人を多く見かけます。またインド人の保養地としての側面も持っているのでホテルなどは豊富に揃っています。

スリナガルお天気地図で高所トレーニングに失敗したいしかわはここがラストチャンス。お目当てはレーに抜ける途中にあるロータン峠 Rothan Pass 標高3,978m。外国人はいしかわだけというインド人御用達の観光バスに乗り込みます。やはり軍用だけあって、インドの山道にしてはりっぱなもの。快調に高度を上げていきます。ただし、相変わらず道幅は日本の一車線分しかなく、対抗するトラックとすれ違うのは肝を冷やします。(こっちは道を譲る感覚があまりない…)ガードレールももちろんない。しばしば崖下にトラックが転がっている光景を目にすると、祈らずにはいられません。

クリックで拡大写真インド人の運転手が言うには「インドで運転するには3つの“GOOD”がそろわないとな。一つはGOOD HORN(クラクションの事。こちらはとにかく鳴らしまくる)。二つはGOOD BRAKE(ブレーキ)。そして3つはGOOD LUCKさ」と半ば真顔で言うのでその通りなのでしょう。ロータン峠には2日連続して行き、4,000mまで歩いては戻ってきました。ここまでは緑濃いインドの山ですが、峠以降は荒涼としたラダック特有の風景が広がっていました。

さて、マナリーの街に戻ってのお楽しみは食事です。ここもチベタンの店が多く、食べ物は非常においしいです。いしかわの行き付けはバススタンド裏手のマーケット内にある SONAM'S Tibetan Food Shop(SONAMさんのチベット食堂。かな?)です。ここのMOMO(チベット風ぎょうざ)入りマトンヌードルが絶品で、3日目の夜はお代わりをしました。SONAMさんも若き女性チベタン経営者。結構繁盛しているらしく、忙しそうに働きながらもいしかわと話をしてくれました。

クリックで拡大写真そして極めつけは「温泉」です。山の上の方に Vashisht Temple というヒンズー寺院があります。ここの沐浴場は温泉なのです!!きれいに石組みされた沐浴場に入ります。ちょっと熱めの湯温は43度。湧き出しているお湯は無色透明で、湯の花らしきものも見えます。しかし、訪れるインド人ももはや宗教施設といった面持ちではなく、洗い場でシャンプーやボディーソープを使ってゴシゴシ洗いまくり、公衆浴場状態です。でも、日本人にとっては温泉はありがたい!!ちなみに海パン必携です。女性は入っていませんでした。

アクティブにそして涼しく、食べ物もおいしいマナリーへは…インド デリーお天気地図から直行デラックスバスで12時間から21時間(パンクする為。いしかわも一回やられました)。ただし料金は400Rs(1000円位)。お薦めです。トレッキング情報としては、何も持ってきていなくてもテント、ジープ、食事、ガイド料込み込みで$40/一泊位。人数が揃えばもっと安くなるとの事。

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3つの“GOOD”とはうまいこと言うね。座布団1枚!
MOMO入りマトンヌードル食べたい!
温泉入りたい!

 

いしかわ、インド人にだまされる!(2000/8/5)

ナマステ!いしかわです。

いしかわの現在位置はインドの首都デリー Delhiお天気地図に戻ってきました。夜行バスに乗って今朝デリーに帰ってきました。

いしかわの最初の登山であるストックカンリは“ヤマクラ同人”の一員として登ります。そして今日の夕刻は、その仲間が東京から到着するのです。早速、旅行エージェントに連絡を取る事にしました。このエージェントは東京からインターネットとファックスで連絡を取り合い、その後いしかわがデリーに到着した際に、住所を頼りに探しあてたエージェントです。

7月到着時に話しは戻りますが、市内観光や事前のトレーニングの相談に熱心にのってくれ、「ホテルはもったいないから俺等のゲストハウス(と言っていたいたが、合宿所みたいなところ)にタダで泊まれよ」と好意に甘え、カレーをご馳走になったり、一緒にテレビを見たりしてました。さらにトレーニング時には不必要な荷物も預かってくれ、早朝の飛行場まで送ってくれたのでした。「カシミールに行ったらリンゴが名物だから、土産に買ってきてくれ」と言うのをすっかり忘れてしまい、夜行バスでデリーに着いた時は「やばいな〜」と思ってました。

クリックで拡大写真「さて、みんなは今日だよね」とエージェントオフィスで切り出すと「さあ、ウチは支店だから…」と歯切れが悪い。「じゃ本店でスケジュールの確認をしよう」というと向かいのビルに案内します。でも入り口で「本店はここだから」と別れました。「なんだか変だな?」と思い、中に入るとさすがホームページとEメールで注文を受けるだけあってPCがゴロゴロしています。「でもちょっと支店と雰囲気が違うな」と思い出したのはこの頃。案の定、割腹のよいボスを話すうちに話しが噛み合いません。「今朝、マナリー地図からデリーに着いた」「…?東京からじゃないのか?」「え?だってスリナガルお天気地図へのチケット手配してくれたじゃない」「…。それより荷物はどうした?」「おたくの支店に2つとゲストハウスに1つ置いてある」「…。うちに支店はない。」「…。」

結局、「本物」エージェントと一緒に「偽物」エージェントの元へ。当の「偽物」氏は「だって、おもしろかったろう?」とニコニコと屈託がない。こちらも「おいおい、最初から『違うんだけど』って言ってくれよ…」と後はお互い苦笑いするしかありません。

最初、偽物エージェント氏の所に来たとき、不安だったので「確認のため、ネームカードをよこせ」と言ったら、こちらが控えている物と同じネームカードが出てきたので信用してしまいました。(と、言う事は道を尋ねたやつとグルだったのか?)ゲストハウスの荷物をピックアップして「じゃあね」で別れました。実質的な被害は無く、(ちょっとボラれたかな?)いい奴だったから良かったものの、考えてみるとヤバイ橋をわたっていたのかもしれません。

そういえば徹夜明けでいしかわを観光案内してくれた Nazir。今、いしかわのポケットには最初に信じるきっかけになったネームカードと別れ際に「メールを送ってくれ」と渡されたメールアドレスの紙切れが一緒に収まってます。

明日からは登山に出発です。

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実害がなくてホッとしました
カシミール名物がリンゴだとは知らなんだ
登山日記も期待してます

 

いしかわ、インドで考える(2000/8/12)

ナマステ!いしかわです。

いしかわの現在位置はインド北部レー Lehお天気地図に滞在しております。

クリックで拡大写真レーやマナリーの街を歩いていると、時々「Japanese禅(ZEN)」とか「霊気(REIKI)」「指圧(SHIATSU)」などの漢字の看板を見かけます。どうやらこれらはインドを旅する欧米人向けのレクチャー(講座)の広告らしいのです。当然「なぜ、インドで日本の“禅”なのか?」といった疑問が生じます。

我々の登山隊の通訳CHAGGAR(チャガ)氏は、大の日本通。こう説明してくれました。「インドを旅する欧米人の多くはインドにスピリチャル(精神世界的)なものを求めて来ます。このようなレクチャーはそのひとつにすぎません。」

うーん、わかったような、わからないような。そこにチャガ氏、興味深々の様子で「ところで、いしかわさん。“禅”と“ハラキリ”の関係について教えてください」と来ました。

クリックで拡大写真「いやー、関係はちょっと分かりません。(本当に!)大体、我々日本の若者は禅について、歴史の授業のほんの一部でしか教わってないのです。レクチャーを受けに来る欧米人とレベルに大差はありません。」と無難に答えたつもりでした。ところが「人生で一番大切な事を教えないで、学校は何を教えるのですか?」とチャガ氏は食ってかかります。「えーと、日本の学校は“ライフ(人生)”とか“ハッピー(幸福)”を教える所ではなく、読み書きや一般常識や社会性を身につける所で、いわば”良きビジネスマン”を作る所なのです。」ともはやシドロモドロ。

「いしかわさん。日本はかつて“禅”に代表される霊的に高い次元の国でした。しかし、それを止めて経済的な繁栄に突き進んでしまいました。」チャガ氏は続けます。「でも、いしかわさん。悲しむ事はありません。日本にはチャンスがあります。かつてシャカなどインドで“悟り”に至った人物は全て経済的に裕福な人たちでした。それが『これ(お金)は要らない』と“悟り”に至ったのです。今、日本もお金持ちです。だから日本は“悟り”に至るチャンスがあるのです。」

登山を前に考え込むいしかわでした。日本の皆さんはどう思いますか?

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経済的な繁栄が一番だよ
そうだな、悟りだな
禅についてもっと勉強すべきだ

 

いしかわ、登頂す。(2000/8/17)

ナマステ!いしかわです。

いしかわの現在位置はインドの北部レー Lehお天気地図に滞在してます。

クリックで拡大写真午前4時半。尾根を回り込むと今までの静寂が破れ、日本では聞いたことのない低くうねるような氷河が流れる音がする。

暗闇の中から小柄なインド人クライマーASHUTOSH(アシュト)氏が現れた。彼は今回、我々の登山隊のリエゾンオフィサーとしてインド登山協会(I.M.F)から派遣されたベテランクライマーだ。日本人の仲間も一斉にベースキャンプ(B.C)を出たはずなのだが、いしかわひとり先行してしまったようだ。直後に控える氷河の横断に心強い味方だ。

「GO!」他の日本人メンバーが一向に来ないので、アシュト氏が促す。3個所ある氷河の裂け目を慎重に飛び越す。「バン!!!」周囲の空気が震えた。2つ目の裂け目を飛び越した瞬間だった。数百年かけて固まった氷河が動いた瞬間だった。

クリックで拡大写真肝を冷やしながらも、やがて氷河帯を抜け出た頃、正面には朝日を浴びたStok Kangriストック カンリ(6153m)が立ちはだかっていた。少し回り込むようにゴーロ帯を行き、5700mの稜線に突き上げる。その様は崩れた壁を攀じ登る様に複雑だった。

稜線上からは遠くカラコルムの山々が望める。天候は上々だ。稜線を忠実に辿り、最後の雪稜を超えると、色とりどりのタルチョー(祈祷旗)がはためく頂上6153mに達した。後から登ってくるアシュト氏とガッチリと握手を交わす。午前3時に登り出し、頂上到着は午前10時10分であった。

追伸:いしかわはその後、5700mまで降りたところで後続のメンバーと合流。サポートを行いながら再び頂上に引き返して、午後2時頃この日2度目の登頂を果たす。さらに翌日、初日に登れなかったメンバーに同行し3度目の頂上に向かったが、体調不良の為5300m地点で引き返した。そして隊としては6人中5人が登頂を果たした。

 

ishiyam@が新聞に登場!(2000/8/17)

2000年8月17日の産経新聞朝刊(都内版)をご覧になりましたか?

いしかわが「世界の山、モバイルで発信」とのタイトルで登場したんです。しかも写真入りで。記事を見てホームページへおいでいただいた方、ありがとうございます。

出発直前に取材を受けていましたが、記事になるかどうかは確定していなかったので、日の目を見てよかったです。ちなみに、2000/7/17の写真は、取材の時にデジカメで試し撮りをしたものです。だからか緊張ぎみですね(笑)。

(留守番隊たぶち)

 

高所登山と高度障害について(2000/8/22)

ナマステ!いしかわです。

いしかわの現在位置はネパール首都カトマンドゥ Kathmanduお天気地図に滞在してます。

無事にインドのStok Kangriストック・カンリ(標高6153m)登山を終えたいしかわですが、実は登頂前にいろいろあったのです。

クリックで拡大写真まず、レー Lehお天気地図に到着するや風邪でダウン。39度の熱にうなされ3日間寝込みました(メンバーのもうひとりもダウン)。インドに入って2週間。そろそろ疲れが出たのかもしれません。いしかわの場合、風邪を引いても栄養をとって蒲団をかぶって寝ていると、大量の汗をかいて翌日には治ります。しかし、 レーではそういきませんでした。レーの街は標高3500m。富士山に近い標高で結構空気が薄い。加えて街以外は草木も生えない“超乾燥地帯”なのです。健康な人が生活していても自然と体から水分が蒸発していきます。いくらペットボトルで水をガブ飲みしても、蒲団を被って薄い空気にあえいでみても一向に汗をかきません(多分、知らず知らずのうちに体から蒸発しているんですね)。熱が下がらない為、一時は登山もあきらめかけましたが、不思議なもので山に向かって歩き出すと今までの不調がウソのように回復していきました。

さて、もう一つの問題が高度障害です。高度障害は主に低酸素状態と気圧差からくる体の不調がまぜこぜになってあらわれます。これは性別、年齢、体力に関係なく、“駄目な人は駄目”なのです。最高所が4000mに満たない日本では症状がわかりにくく、しばしば一流の技術を持ったクライマーが海外の標高の高いところで全く役にたたなかった。という悲劇があります。

クリックで拡大写真我々ストックカンリ登山隊は心拍および血中酸素濃度測定器(パルスオキシメーター)を持ち込み、登山開始から個人データを計り目安としました。通常、平地で健康な人なら血中酸素濃度は90%以上を示し、75%を切ると即入院だそうです。パルスオキシメーターも75%をきると「ピー」という警告音が鳴ります。しかし、第1宿営地:モンカルモ4300m、第2宿営地:ラルツB.C4800mと標高を上げて来ると、メンバーの中には「即入院」状態の人がいて、「ピー」「お、死んでる。死んでる」という会話で盛り上がってました。いしかわは比較的順応がうまくいった方で80%を下回る事はなかったですが、登頂直後の測定値は64〜67%でした。

一般的には5000mで酸素は平地の1/2、8000mで1/3と言われてます。昼間はまだましで、苦しくなれば意識的に深呼吸ができます。ところが寝てしまうと呼吸が浅くなり、苦しくなってしまいには「がばっつ!」と起きてしまいます。その目覚めの悪さといったら…。首を絞められて目が覚めたようなものです。しかも大抵真っ暗やみのテントの中で目が覚めるのです。そして又「ウツラウツラ」「くっ苦しい」「がばっ」の繰返し。5000m以上の場所にいれば消耗するばかりですから、ぱっと登って帰って来るのが得策です。

したがって今後の山も含めて(1)十分の順化と(2)行って帰って来る体力と(3)天候の見極めが重要だといしかわは思っております。

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よく寝る
よく食べる
薬を飲む

 

ネパール国旗次の国の記録へ

 


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