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いしかわ たかあきが登山しながら世界一周。Palmを駆使してモバイル日記。
長い間、ご愛読ありがとうございました。このHPの更新は終了しました。今後は管理モードに入ります。
ネパール編4(2004/4/28〜5/24)
シンガポール編(2004/4/23〜4/27)
ハワイ編(2003/9/13〜9/17)
エクアドル編(2003/8/23〜9/12)
チリ編(2003/8/21〜8/22)
ボリビア編(2003/8/2〜8/20)
ペルー編(2003/7/21〜8/1)
フランス編2(2003/5/7〜5/28)
イタリア編(2003/4/22〜5/7)
オーストリア編(2003/4/17〜4/22)
ネパール編3(2003/3/20〜4/17)
スイス編2(2001/12/28〜2003/3/17)
スペイン編(2001/10/1〜10/15)
フランス編(2001/8/25〜9/15)
スイス編(2001/7/16〜8/25)
トルコ編(2001/7/1〜7/12)
イラン編(2001/6/19〜7/1)
パキスタン編(2001/5/8〜6/19)
インド編3(2001/4/1〜5/8)
ネパール編2(2001/1/24〜4/1)
インド編2(2000/11/13〜2001/1/24)
ネパール編(2000/8/20〜11/13)
インド編(2000/7/23〜8/20)
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クレイカップ・チャイを捜して…(2004/5/24)
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15年前、まだ『昭和』と呼ばれていた頃、いしかわは初めてインドに足を踏み入れたのでした。そして、とあるバス停で初めてチャイ(インド風ミルクティー)を飲んだのです。
濃く、甘くそしてちょっと粉っぽいミルクティ。甘さが嫌になって砂糖を入れないように頼んだ時期もありましたが、次第にインド人の飲む甘いチャイにハマっていきました。その後、何度もインドやネパールに足を運ぶことになるのですが、どうも最初に味わった『あのチャイ』の味と巡り会わない。何か違うような気がしてならない。確かに『あのチャイ』のはずなんですが…。
先日、東京の自室から偶然あるモノを見つけました。チャイを入れる小さな『クレイカップ(日干しの土のカップ)』。
最初に訪問した頃、インドではこれにチャイを入れ、飲み干すと道に叩き付けて割って捨てていました。使い回しができないので衛生的で、それでいて土から作ったものを土に帰すのだから環境にもいい。なんだかインドの知恵を見たような気がして、いくつか叩き割らずに大事にガーゼに包んで持って帰ってきたのでした。しばらくして再びインドを訪れた時、クレイカップはプラスチックのコップに代わっていました。しかも捨てられたプラコップを洗って使い回す店があるというので、肝炎の感染を恐れながらチャイを飲んだものです。しかし、その後プラコップも姿を消し(そもそも熱いチャイを入れるのには向いてなかった)、ガラスコップに代わってしまいました。ガラスのコップ自体は洗って再利用するので、環境に適しているといえますが、それを洗う水が衛生的ではないので、それはそれでまた…。
ネパールを訪問した時に、この使い捨ての『クレイカップ』で飲ませるチャイ屋を捜してみました。 見つけるのは簡単だと思っていました。なぜならクレイカップで飲ませるチャイ屋の前には、砕けたクレイカップが大量に打ち捨てられているはずだからです。しかし、捜せど捜せどそのような店は一向に見つからない。
ポットスクエアで有名なバクタプルの広場でも捜してみました。ポットやヨーグルトを入れるひら皿は作っているのですが、カップは作っていないとつれない返事でした。 どうやらクレイカップが使われなくなったのには、道路の舗装化に関係がありそうです。昔のように未舗装の道にクレイカップを捨てれば土に戻ったのですが、鋪装道にクレイカップを捨てたら土埃のモトになってしまう。実際、カトマンズ周辺の町では道路の舗装化がどんどん進んでいるのです。 結局、クレイカップでチャイを飲む事なくいしかわは帰国しました。
あのクレイカップを引っ張り出してきて、そして自分でチャイを入れてみました。
なつかしいインドの赤茶けた大地の味が、ちょっとだけしたような気がした。
完
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