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エクアドル編エクアドル全図
お茶もいろいろ(南米編)(2003/8/30)
オッラー。いしかわです。いしかわはエクアドルEcuadorの首都キトQuitoに滞在しています。<コカ茶>
ご存知、アンデスと言えば『コカ茶』でしょう。コカの葉には少々(?)の覚醒作用があり、このおかげでインカの人々は苛酷な労働にも耐え、あのような素晴らしい建築物を残したとも言われています。
味は…。飲んだ事はないのですが、柿の葉っぱのお茶のような気がします。分かるかな??面白かったのは、博物館にある古代インカのお面や人形の頬が、片側だけコカの葉で膨らんでいるんですね。それほど生活と密着していたのでしょう。
<ムーニャ茶>
これはチチカカ湖に浮かぶ島で民泊した時に出されたハーブティーです。Muna Teaムーニャ茶といっていました。実際、島内の至る所にこの低木が生えていて、独特の香が楽しめます。
これも味を説明するならば…、ハーブティーとしかいいようがないですね〜(苦笑い)。
<エクアドルローカルコーヒー>
エクアドルって世界第2位のコーヒー生産国なんですね。じゃあ一位はというとブラジル。そういえばそうだ。ブラジル・サントスって有名だもんね。
で、そんなエクアドルで美味しいコーヒーも飲めたのですが、いしかわが驚いたのがこれ。
お店でコーヒーを頼むと、お湯の入ったカップを渡されます。テーブル上には、黒い液体の入ったソース瓶のようなものが…。これコーヒーのエキス?原液?。これをお湯で割るとコーヒーの出来上がり。お味は…。いしかわは普通のいれかたがいいな。
コトパクシ登山記その1(2003/9/1)
オッラー。いしかわです。いしかわはエクアドルEcuadorの首都キトQuitoに滞在しています。
あまり馴染みはないかも知れませんが、エクアドルは赤道上の火山国です。 かつて登山界では、ヒマラヤが『発見』されるまで、世界で一番高い山はエクアドルにあると信じられていました。それがチンボラッソ山Mt.chimborazo 6,310mです。
そして、この山を最初に登ったのが、マッターホルン初登頂者の英国人ウィンパー。彼は、マッターホルン登頂直後に起きたザイル切断事件の嫌疑をかけられ、ヨーロッパの先鋭的な登山から身を引きます。しかし、所を換えてここ南米で先鋭的な登山に返り咲きました。しかも、かつてマッターホルンの初登頂を競った宿敵イタリア人ガイド カレルを伴って…。そして二人はチンボラッソに登頂するのです。
そんな、由緒ある山にいしかわも挑戦!!といきたかったんですが、なにせシーズンが外れていたのと、付近の山が噴火していてコンディションが悪かったので、別の山に変更してしました。(あれれ。)
狙った山はコトパクシ山Volcan Cotopaxi 5,897m。かつて最も高い活火山!!として有名だった山なんですが、その後の火山学のカテゴリー変更(現在『活火山』と『死火山』の区別はしないそうですね。中学校でも『死火山』とは教えてないそうです。知ってました?)で肩書に勢いがなくなっちゃった。という何ともはやな山であります(笑)。う〜ん、いしかわらしい選択だ!。ところで、今回の登山には心強い援軍がいるのです。かつてこの旅の一番最初、インドのストックカンリ峰を登った時の登山仲間『やまくら』のメンバー二人と合流したのです。
ひとりはご夫婦で、これまた世界を旅行中の柳田さん(旦那)。もうひとりは日本から夏休みを利用して駆けつけた7,000m峰サミッターの齊藤さんです。エージェントの手配で、高度順化の山へ早速出かけました。
ピチンチャPichinchaは標高4,790mの火山。赤道直下のエクアドルではこれ位の標高では雪もつかないみたいで、ゴツゴツとした岩稜を伝って頂上に着いてしまいました。頂上から見える爆裂口は迫力ありますが、高度順化の登山としては物足りないかな?
さて続いては本番のコトパクシ登山。どうなることでしょう?
コトパクシ登山記その2(2003/9/4)
オッラー。いしかわです。いしかわはエクアドルEcuadorの首都キトQuitoに滞在しています。漆黒の闇の中、キャンプ地から山の中腹にある山小屋まで4WDが駆け上がっていきます。
山小屋下の駐車場に車をつけると、とんでもない烈風が吹き荒んでいたのでした。何しろ車のドアを開けるやいなや、激しい風の勢いでドアが閉められない!!。
「困ったな…」いしかわは前回のワイナポトシ登山で、少しだけ足の指が凍傷気味になっていました。ですから、今回の登山も冷たい風には注意を払おうと思っていた矢先でした。まあ、それでも行ける所までは行ってみよう。
仕方なく大の男3人が車の後部座席で身支度を整え、外に飛び出しました。いしかわは柳田さんとガイドの3人でザイルを結び合います。柳田さんは直前にペルーで登山をしてきてますので、高度順応はばっちりのようです。
一方、齊藤さんは日本で仕事をやっつけてきたままのエクアドル入りですので、少々辛そう。という事でガイドとマンツーマンで登る事になりました。小屋から少し登ると、いきなり氷河舌端の斜面に行き当たりました。どうやらこれを強引に登っていくようです。後で柳田さんから「いきなり飛ばすからびっくりした」と言われましたが、まあ、経験上こういう場面では躊躇せず、大胆にならないと…。バイルを利用してグイグイ登っていきます。
その後も斜度のきつい登りが続きます。気分は『伏せたお椀を登っている』感じ。
やがてヤナサチャYanasachaと呼ばれる岩の露出した部分にたどり着きました。ここで初めて休息らしい休息です。持ってきたポットのお茶やチョコをかじります。ここまではソレホド寒くはなかったのですが、これより上は半端なく寒くなりました。天気も悪く陽は出そうもないうえに、濃霧が吹き付けます。みるみる着ている服が凍り付く…。また、高度の影響か身体に酸素がうまく廻らず、手足が冷えていきます。
そんな中、ようやく山頂にこぎ着けました。山頂で柳田さんとガイドと固く握手。
景色は何も見えなかったけど、苦労して登った甲斐があったもんだ。途中、後から登っていく齊藤さんとすれ違い、一気に小屋まで駆け下りるのでした。コースタイム
NO1 22:30起床。キャンプ発23:15=4WD=
NO2 0:00駐車場4,700m-01:00山小屋4,900m-02:30氷河末端-05:00ロックバンド下部ヤナサチャ5,700m-06:00山頂5,897m-08:00山小屋=4WD=キャンプ
赤道に行ってきた(2003/9/6)
オッラー。いしかわです。いしかわはエクアドルEcuadorの首都キトQuitoに滞在しています。エクアドルという国は、前にも申し上げたように赤道上に位置しているんですね。滞在しているキトの郊外に、赤道記念公園みたいなものがあるというので行ってみました。ついでに試してみたいこともあったので…。
南半球の8月は基本的には「冬」なんですが、さすがに赤道上。昼には真上に太陽があって、日差しはは強い。ただ標高が高いので湿度が低く、まあ日陰に入れば何とか過ごせますが。
公園自体にはでかい「赤道モニュメント」みたいなものがあって、お土産物屋サンがあって…という事であまり見るべきものはありませんでした。むしろその隣に『私立』の『赤道公園(INTI NAN SOLAR MUSEUM)』があって、そこがいしかわの目的地なのでした。
入場料を払うと、早速英語ガイド氏の口上が始まりました。
「…赤道というのは、もちろん地球の自転軸によって決まる訳だが、この自転軸というのは必ずしも一定の場所に留まっている訳ではない…」
ふむふむ、納得。
「…今から25年前、エクアドル政府は隣に赤道公園を建設し、確かにその時はあそこは赤道上だった。しかし、我々は最新のGPS技術を駆使し、この地が赤道上堕と測定し直し、ここに私立の赤道公園を造った…」
おおっ!すごいぞ。という事で、次の出し物が『赤道上で渦巻きがどうなるのかの実験』皆さん、トイレで水を流すと水流の渦巻きができるでしょう?あれは地球の自転と関係があって、北半球では『左回り(反時計周り)』し、南半球では『右回り(時計周り)』と決まっているんです。誰ですか?無理矢理反対方向に渦巻かせて「北半球でも右回りになった」なんて言っている人。しばらく放置して見ていて下さい。いくら無理に逆回ししたって、直に正しい向きに直りますから。
では、赤道上ではどうなるのか?これが赤道上でしかできない実験なのです。
ガイド氏は早速、公園上に引いてある赤道のラインの北側で、渦がどうなるか実験します。実験は底に穴を開けたでかい洗面器に水を貯め、葉っぱを浮かべて栓を抜く。しばらくすると渦巻きができて葉っぱがくるくる回り出すという仕掛けです。
さて、結果は…もちろん『左回り』です。続いて南半球でも同様に実験。渦巻きは『右回り』でした。
いよいよ赤道上です。答えは!! こちら(笑い)いやー衝撃的でした。
同様に『赤道上では自転の関係で、たまごが立ちやすい実験』(笑)なんてのがあって、一緒に説明を聞いたイギリス人君が一生懸命たまご立てをしていました(笑)。最後にそのイギリス人君が、「地球の自転軸がしばしば移動するのは分ったけど、この公園を造った後、自転軸は変わっていないの?」
ガイド氏「…」
この時ほど、登山では使い物にならないGPSを持ってくるんだったと悔いた事はありません。ちゃんちゃん。
エクアドルの温泉(2003/9/9)
オッラー。いしかわです。いしかわはエクアドルEcuadorの首都キトQuitoに滞在しています。
「火山があると、そこには温泉がある」という事で、温泉好きのいしかわは登山をご一緒した柳田さん一行とパパジャクタPapallata温泉にやって来ました。
滞在していたキトからバスで2時間(旧市街バスターミナルからバスあり)。さらに歩いて30分程でしょうか?
たいそう立派の門構えと思ったら、すごい立派な温泉でした!!(入場料5$)
原生林に囲まれた温泉プールは大小20個。お湯は清潔で、日本人好みの熱いお湯から、ヨーロッパ人好み?のヌルメのお湯までよりどりみどり?打たせ湯や更衣室も完備。
当然、軽食や缶ビールも売ってます(あんまり冷えてなかったけどね)。いやーすごい!!登山で疲れた身体を癒しました。難点は帰りの足(交通機関)でしょうか?すっかりリラックスした身には30分の道のりもダルイ上、バスもいつくるか分からないので、我々は現地人がチャーターしていたバスを『ヒッチ』して近郊の街まで送ってもらってしまいました(笑)。
いしかわも車やトラックをヒッチしたことはありましたが、バスをヒッチしたのは初めてでありましたとさ。