足の合併症は毎日のセルフチェックにより早期発見が可能です。あれ?っと感じた時には医師に相談して下さい。

1 毎日、寝る前や入浴の時に足の観察を行いましょう。
セルフチェック 
・皮膚は乾燥していませんか  ・足の形や皮膚の色に変化はありませんか  ・爪の形や爪の色に変化はありませんか  ・水虫はありませんか  ・タコ・魚の目はありませんか  ・赤くなったり黒くなった部分はありませんか  ・傷はありませんか
☆胼胝(タコ)や魚の目ができたら、自分で処置せずに主治医にそうだんするか、皮膚科を受診しましょう。

2 足を清潔にしましょう
柔らかいスポンジなどで、足の裏や指の間もていねいに洗いましょう。洗ったあとは水分をよくふき取り、皮膚が乾燥しやすい人はクリームを塗りましょう。

3 爪は正しく切りましょう
伸びた爪は怪我のもとですが、深爪も危険。爪の先が真っ直ぐになるように切りましょう。

4 自分の足にあった靴を選びましょう
ポイント
・足首と靴の間に大きな隙間ができない  ・足の甲が圧迫されない  ・爪先があたらない  ・ヒールの高くないもの  ・靴を履く前に小石などが入っていないかチェックする

5 熱傷に注意しましょう
低温やけどを起こしやすくなります。コタツや湯たんぽは避け、入浴時は湯の温度にも気を配りましょう。

6 怪我に注意しましょう
小さな傷でも化膿しやすいので、怪我をしたらすぐに消毒をして医師に見せましょう。

7 靴下を履きましょう
怪我を避けるため、なるべく靴下を履きましょう。靴下は通気性の良い素材で、足を締め付けないものを選び、毎日履き替えましょう。

8 禁煙を心がけましょう
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させたり傷めたりし、血液の流れを悪くします。

9 こんな症状はありませんか
神経障害が起こり始めるとこんな症状が現れます。
セルフチェック
・休んでる時や睡眠中によく足がつる  ・足に虫ははったり、ジンジン・ヒリヒリする  ・足や足の指がほてったり、冷たく感じたりする  ・足が冷えやすい

☆ 足を守るためのポイント ☆

○糖尿病性神経障害が進むことで、足の感覚が鈍くなります。

痛みを感じにくい為、けがや熱傷をしても気付きにくくなります。
足の感覚が鈍くなって、不自然な歩き方でも気付きにくく少しずつ骨が変形します。
不自然な歩き方によって、一箇所に圧がかかり胼胝(
タコ)が起こりやすくなります。

○動脈硬化によって、足の端まで血液が流れにくくなります。

足の細胞に必要な栄養や酸素が十分に行き届かず、ケガが治りにくくなります。又進行してくると壊疽という、足の組織が死んでしまう病気になり切断しなくてはならなくなります。


○糖尿病による高血糖は免疫機能を低下させ、感染を起こしやすくなります。

白癬菌やカンジタ・細菌感染を起こしやすく、又免疫機能が低下しているため治りにくくなります。
小さな傷口からも感染しやすく、化膿から潰瘍⇒壊疽を引き起こします。
«自分で胼胝(タコ)を削ってはいけません»

☆ なぜ、足の合併症が起こりやすくなるのでしょう ☆

などがあります。これらを放置すると足の切断という最悪の結果に結びついてしまいます。

1 感染症・・・・・足白癬・爪白癬(水虫)、指の間のカンジタ感染、峰寯織炎(細菌感染による皮膚の炎症)
2 皮膚疾患・・・胼胝(タコ)、鶏眼(魚の目)、角化症、湿疹
3 壊疽・潰瘍・・閉塞性動脈硬化症・外傷・熱症
4 関節の変形・シャルコー足(神経障害による骨の破壊によって関節が変形してしまう状態)、外反母趾

☆ 糖尿病からくる、足の合併症にはどのようなものがあるのでしょうか ☆

皆さんは、糖尿病について高い関心をもって生活されていると思います。
糖尿病には様々な合併症があり、
網膜症・腎症・神経障害・動脈硬化は有名ですが、足にも合併症が存在し軽度のものも含めれば90%の患者様に診られると追われています。

食べ物以外でも「計る」ことはとても大切なことです。
1、食べ物をはかる。
2、歩数をはかる。
3、体重をはかる。
4、尿糖・血糖をはか
る。
5、時間を計る。

計量カップ    カップ1 200cc
計量スプーン  大さじ1 15cc   小さじ1 5cc

はかる生活の5カ条

・食器などの重さを除くことを忘れずに!
・食品は、必ず生の状態で計りましょう。
・計量カップ、計量スプーンではかる場合は、食品を押し込まず、平らなお箸などを利用してすりきるようにして計りましょう。

食品を計るときの注意点

ご飯の量を計ってみましょう
 1単位のご飯の量    50グラム
 あなたの1食分のご飯の量(例200グラム)
☆ お茶碗の場合、カレー皿の場合、おにぎりの場合を実習しました。
  (参考 コンビニのおにぎり1個 110グラム)

糖尿病の食事療法では、食品の計量は大事なことのひとつです。主な食品の1単位(80キロカロリー)の量はどれくらいなのか、知っておく必要があります。

計量実習

電子レンジ調理のポイント
1、火の通りにくいものは上に。
2、ターンテーブルの端に置く。
3、ラップは両端を少し開けて、蒸気の通り道を作りましょう。
4、加熱時間は、電子レンジのW(ワット)数により異なるので、お使いのレンジによって調節を。
作り方
1、ほうれん草は2等分し、茎の部分を上にして、電子レンジで約1分加熱する。水にとって冷まし、絞って適当な大きさに切る。
2、えのきたけは、適当な大きさに切り、調味料を加えて電子レンジで約40秒加熱する。
3、2に1を加えて合える。

材料(一人分)
ほうれん草・・・・・50g
えのきたけ・・・・・40g 
  酒・・・・・・・・・小さじ1
 
  しょうゆ・・・・・小さじ1

ほうれん草とえのきたけのお浸し   20Kcal 食塩0.6g

これに合う副菜は・・・・・

作り方
1、耐熱容器にもやしと貝割れ大根を盛り、上に一口大に切った豚肉をのせる。
2、ラップをかけ、電子レンジで豚肉に火が通るまでチン!(目安700W4分ー5分)
3、ポン酢をかけて出来上がり。お好みで、もみじおろしと一緒に食べても美味しいです。
材料(一人分)
豚ももスライス・・・60g
もやし・・・・・・・・・100g 
貝割れ大根・・・・・30g
 
ポン酢・・・・・・・・・・大さじ1

豚肉ともやしのレンジ蒸し   116Kcal 食塩1.4g

電子レンジ調理のメリット
1、一人分だけ作る時に便利。
2、少ない油で調理できる。
3、簡単に調理できるので品数アップ。
4、とくに野菜レシピにお役立ち。栄養素の流出も防げます。

電子レンジでらくらくクッキング

☆外来糖尿病教室 フットケア ☆

一口検食

(2007.10.19)

今日もやります、 健康体操、

 楽しく続けましょう