【スパイダー】契約



突然(でもないか?)ですが、アルファ・スパイダーを買いました。
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「えっ!?」と驚く人も居るかもしれないけど、自分を知っている人は様々な伏線から「やっぱりね」と思う人の方が多いかもしれない。
また借金生活が始まる。
収支に関してはこのBLOGで公開したこともあるので「何でこんな事が可能なんだ!?陰で悪い事でもやってるんじゃないか!?」と思われるかもしれない。
実は今まで秘密にしていたけど(笑)、毎月4万円ずつ積み立てていた隠し財産があるのだ。(笑)
ローンの頭金くらいはこれで何とかなる。
「意外に手堅いんじゃん」と思うかもしれないけど、もちろんそんな仕組みを自分が作れるはずもなく、口座の管理者が勝手にした事。
今となっては感謝だ。使われる用途は想定の範囲外かもしれないが。

チンクを乗り換える必要がない事は散々自分に言い聞かせて来たし、クラッチの交換に13万円近くも払ったんだからこの上処分料を払ってまで捨ててしまう気にはなれない。
車検が切れるまでは4台体制を維持しようと思う。(任意保険は問題だけど・・・)
チンクのオドメーターが123,456kmになる所の写真が撮りたい。

新しい相棒となるアルファ・スパイダーの外装色はダイヤモンドグレーという色。
自分でも意外な選択。
予め断っておくけど、本当はこの色が欲しかったのではない。
欲しかったのはこの色↓

モンテカルロブルーという色で、内装がブルーとタバコのコンビ。
この組み合わせのマニュアル車が欲しかった。(写真はセレスピード)
まだ2ペダルを主力戦闘機にするつもりにはなれない。
このモデル、本国ではマイナーチェンジ前で既に受注生産が不可能ということでこの組み合わせは諦めざるを得なくなった。
だったらマイナーチェンジを待てば良いじゃん!と思うのが普通の感覚かもしれないが、生憎その忍耐強さを持ち合わせていない。
しかも下手したらマニュアル車は完全に日本版のカタログから落ちてしまう危険もある。(既に現行のカタログにもマニュアル車の記述はない)
どうしても2シーターのオープンカーを今買いたい事情もあった。
シートは2つで十分。これが自分の人生なんだ!と納得する必要があった。
各ディーラーに平行して問い合わせていたんだけど、在庫から選べたのは赤、黒、ミサノブルーという濃い青、そしてこのダイヤモンドグレー。
少し紫が入っている感じ?のメタリック。
他のディーラーにもこの色はあったけど、内装が黒だった。
ガレイタには内装が赤の個体があるというので見に行って来たのが先日の話
スパイダー2.2にはProgressionとDistinctiveという2グレードがあって、Distinctiveの方がヘッドライトがキセノンだったり、シートが電動シートだったり、クルーズコントロール(要らねぇ~)なんて豪華装備が付いていてお高い。
このダイヤモンドグレーの個体はDistinctiveな上に更にオプションの18インチホイール(こんなトラックみたいなタイヤも要らない!)なんかが付いていた。
勿論、メタリック塗装も別料金。
つまり当初予定していた価格よりもかなり高い。
正直言って第一印象はピンと来なかった。自分がこの色を選ぶとも思えなかった。
#「何でこの色?」と聞かれる未来が憂鬱なので聞かないで下さい。(笑)
一方で赤い内装は悪くないと思った。(もっと真っ赤でも良いと思ったけど)

出先で雨でも降らない限り、どうせ四季を通じて幌を閉めることなんてあまりない。
オープンカーは内装が命!という妙な声が自宅に戻ってから聴こえ始めた。
言葉は悪いけど在庫処分なので値段的にもほとんどProgressionと変わらないくらいの価格を提示された。
これだけの豪華装備(残念ながら要らない装備ばかりだけど)がただで貰えると思えば安いかも・・・とか思ってみたり。

イタリア車に乗り始めて既に20年近く経つ。
その間に買ったイタリア車はランチア、マセラティ、イノチェンティ、フィアット、フェラーリ・・・
アルファロメオは将来金持ちになったらレストアしようと思って動かないドンガラの1300GTジュニアを買ったことはあったけど、ついに金持ちになれそうもないことに気付いてドンガラのまま売ってしまった。

動くアルファロメオを自分の名義で持った事がなかった。
一時期、兄貴が買った71年式のジュリアスーパーを借りて乗っていた時期があった。
マフラーを落としたりしたけど、30年以上昔の車(当時)が普通に高速道路を160km/hで巡航できた。
1970年当時の日本車と比べるとイタリアの自動車は何から何まで天と地の差があると感じた。
その時からアルファロメオに対するある種の畏敬の念は生まれていた。
ここに来てアルファロメオ欲しい病が末期症状に達した最大の理由はこのポスターだったかもしれない。

夏に訪れた イタリアのガッビオの街のショーウィンドーに張られていたLuigi Fagioliのポスター。
ガッビオの街は訪れる予定ではなかったのに、何故か吸い寄せられるように進路を向けてしまった街。
そこで今でもイタリアの国民が「アルファの3F」を讃えている事を知った時に「あぁ、やっぱりアルファロメオなんだよな・・・」という何処か運命的な強い教示を受けたような気がした。

勿論、生粋のアルフィスタから「あなたが買った車はアルファのエンブレムが付いてアルファの顔をしているけど本当のアルファロメオではない」と指摘される事も覚悟の上だ。
でも僕が買ったのは単にアルファロメオという名前だけではなく、アルファを愛するイタリアの国民性であり、アルファロメオという無形文化に対して精神的豊かさをリターンとして得る投資をした事に等しいと思っている。
GiugiaroがデザインしたBreraをベースにPininfarinaがスパイダーにアレンジし、Pininfarinaの工場で生産されちゃんとPininfarinaのバッジだって付いている。
納車は今月末になる見込み。
紅葉の山々をアルファ・スパイダーで駆け抜けることが待ち遠しい。



P.S. 誕生日おめでとう。この日にこれからの人生を象徴する大きな買い物が出来た意味は大きい。

Posted: 金 - 10 月 10, 2008 at 01:07 午前           |


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