ウサギと云ふ生き物 その壱拾八


 ウサギのグルーミングと●の関係。続編というほど大層なモノではないが●のことがメインなのでお食事中の方は決して読まないでいただきたいのである。

 ウサギは●を食う。それはもちろん食べるための●なのだが初めて現場を見たときは吃驚した。下半身をピクっピクっとさせながらお尻の当たりに顔を当ててなにやら口に含み、いつもペレットを食べているように姿勢を正して口を動かしているのである。なにしとるの?と思ってしばし眺めていたのだが、これがウサギの「食糞行為」だと気が付いた。かなり衝撃的である。スカトロである。ああ女王様状態なのである...。



 この「食べるための●」はなぜ必要なのか?それはウサギの内臓(特に盲腸)と主食である草に関係がある。もともと草(干し草など)からの栄養摂取が主であるウサギは消化した食物を盲腸内で一次発酵(という表現が適切なのか?)させ、食用糞として一旦外に出す。それをもう一度食べることによってより確実に栄養を摂取するのである。
 左の写真はその現場である。正面から見るとこんな感じで食すのである。


 グルーミングに話を戻そう。ウサギがグルーミング時に毛を飲み込んでしまうのはしかたがないのだが、この毛が腸内に溜まって便秘になってしまうと食糞行為ができなくなってしまうのだ。もちろんお腹がパンパンに張ってくるので食物を食べることもできなくなってしまう。この状態が続くと栄養摂取が不完全になってしまい栄養失調状態に陥ってしまうのである。

 ウサギは自分の体重に対してかなりの量の草を食べる。我が家のウサギは現在体重2.7kg程度あるのだが毎日与えている干し草の量は300〜500g(その内食べずに飛ばしてしまうのが3分の1程度あるのだが)。獣医さんからも「干し草はいつも切らさないように与えて下さい」と言われているので干し草だけは食べ放題なのだ。
 毎日それだけたくさんの草を食べるということは一度便秘になってしまうとあっという間にお腹(腸内)に●が溜まってしまい、飼い主が気付かないと命に係わるほど危険なのである。そのために飼い主はブラッシングに精を出すのである。無精はウサギの命取りになりかねないのである。

 またウサギは苦痛を滅多に表に出さない。苦しそうにしているときはすでに手遅れという場合が多いと思って間違いないのだ。毎日ウサギの世話をしていても気付かない人は気付かない程ウサギは苦痛に対してポーカーフェイスなのである。これからウサギを飼おうと思っている方は覚悟した方がよいかも...いや、覚悟していただきたいのである。生き物を愛でるということは命を預かるということ。ペットたちは文字通り飼い主に全てを託すのだから。


真面目な話題だったのでこの映像で和んでいただきたいのだ
そらちゃんおねむでバタッ


ぼちぼちつづくのです

Posted: 土 - 2月 28, 2004 at 09:39 PM         |

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