ウサギと云ふ生き物 その弐拾参


 ミッフィー の口は「×」になっている。これはウサギの口の特徴を実に良くとらえているのだ。

 ウサギの口は閉じているととても小さい。普段みなさんがよく見るウサギの写真は口がほとんど見えていないと思う。ウサギの口元で目立つのは鼻と上唇の裂け目である。裂け目などと書くと少々グロいのだが、ウサギの口はこの部分が重要なのである。
 左の写真を見ていただきたい。鼻よりも小さな口がちょこんと見えているのが確認できる。この小さな口が上唇との絶妙なコンビネーションで日々活躍しているのだ。



 我が家のウサギで確認してみよう。左の写真でウサギは歯をむき出して干し草を食べようとしている。ちょっと見えにくいのだが上唇を左右に拡げているのだ(口の向かって右側は上唇の内側)。
 ウサギの下あごはとても小さいのでこのような上唇になったと思えるのだが、まー器用に草をくわえながら食べるのだ。ウサギの特徴とも言える前歯(上下2本ずつ)で草を噛み切り、奥歯でごにょごにょとすりつぶすのである。草を噛み切りながら口の中に送っていくのだが、干し草をくわえている姿はさながら木枯し紋次郎 (古い?)のようである。時には長い茎を結構なスピードで食べていくのである。
   
    
 またこの上唇は水を飲むときにも便利である。ウサギは口に比例して舌も小さいのだが、そのちっこい舌でペロペロと水飲みボトルの飲み口を舐めるときに上唇を使ってうまい具合に水を飲むのである。たまに鼻の穴に水が入ってぷしっぷしっとくしゃみをするのはご愛敬。これは私が水飲みボトルのセット位置を間違えて一段高くしてしまったときによくやらかしていたのだ。そらちゃんすまん。
 
 
うさぎの口に注目しながらつづくのです

Posted: 月 - 3月 8, 2004 at 07:27 PM         |

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