ウサギと云ふ生き物 その弐拾


 ウサギが描かれている絵を見ると、おしりに丸いポンポンのような尻尾がついているものが多い。ウサギの尻尾ってホントに丸いのか?それにあんなに小さい尻尾はなぜ必要なのか、を私なりに検証してみた。

 ということで我が家のウサギの尻尾を観察してみよう。ウサギの尻尾は衣だらけのエビの天ぷらのように毛で覆われている。尻尾本体はかなり細いのだ。以前トイレ(小)でお尻と後ろ足の裏側がかなり汚れていたことがあり一度だけシャンプーしたことがある。残念ながらその時の写真は取り損ねてしまったのだが、その様はまるでずぶぬれのペルシャ猫のように貧相なものであった。尻尾本体の細さに驚いたのもこの時であった。

 それではウサギの尻尾の状態を見てみよう。左の画像はまったりとくつろいでいるところなのだが、尻尾はお尻を隠すように垂れている。最も脱力した状態である。尻尾をこのようにしている時はかなりだらけていると見て間違いないだろう。
 この状態の時に尻尾を触っても、ウサギが警戒しない相手の場合はあまり嫌がらない。尻尾をつまみ上げてしまうとさすがに怒るが...。






 この画像は布団をほじくり返しているところである。この時も尻尾は下ろされているのだが、くつろいでいるときよりも幾分上を向いているのである。少しだけではあるが尻尾に力が入っているのだ。
 この状態の尻尾をつかむと思いっきり嫌がられ、ともすれば足ダンしながら逃げていくのである。これが通常の尻尾の状態だと思われる。


 私の腕にからみついてくる時、尻尾は完全に上を向いている。さすがに追いかけられながらウサギの臀部を撮影するのは難しいのでその状態の写真を撮れなかったのだが、まー興奮状態がよくわかるお尻になっているのである。尻尾がそそり立っているのだ。



 ウサギの尻尾の毛は表と裏で先っぽまで色が違う。左の画像ではちょっと判りづらいかも知れないが、尻尾の裏側の毛が真っ白なのである。これは尻尾の役割に関係しているようなのだが、一説によるとウサギは仲間に危険を知らせる時に尻尾を立てて白い部分を見せるようなのだ。また上記のように興奮状態の時も尻尾が立って白い部分を露出させているのである。女の子の場合はそれこそ「カモ〜ン」状態なのである。

 ウサギの尻尾の役割なのだが、私が調べた限りでは「仲間へ合図を出す」「健康(精神)状態を確認できる部分」というものであった。専門家に聞いたわけではないのでこれが全てではないと思われるが、苦痛を表に出さないウサギの健康状態を把握するためにも尻尾の状態に注意を払うというのも良いかもしれない。尻尾を持つ動物は体調が悪くなると尻尾にも力が入らなくなるのだ。

可愛い写真が撮れなかったけどつづくのです

Posted: 月 - 3月 1, 2004 at 07:47 PM         |

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