沖縄視察1



今、沖縄 名護にいる。山形はもう冬。でもここはまだ半そで。ホテルに聞けば、「まだ泳げますよ」だって。夜反省会で泡盛り何年ものとかいうのをちょっと飲んで睡魔状態から覚めたところ。那覇からのタクシー。タクシーの運転手さんの話。沖縄の土地のほぼ4分の1は、米軍の基地。そういえば、那覇空港につくと、米軍や、日本の自衛隊の飛行機、格納庫、そして宿舎がどんとお目見えした、那覇から、名護にいく途中、ここいら全部左側がみーんな米軍の宿舎 とか、この辺がぜーんぶ、実弾の演習場。最近パイナップル畑で農作業している人のすぐ手前に実弾がとんできて危機一髪だったとか、それから、米軍の連中は、平気で婦女暴行し、一体どれだけの女性が被害になっているかわからないほどだとか、と聞いた。これは最近、退役軍人のウイルソンさんの本で読んだことはあったけれど、今も全くそのままの状況なのだということをまじまじと知ることになった。今、ホテルでは米軍放送というのが流れていて、アメリカの放送がそのまま流れている。名護の話題になるとタクシーの運転手さんがイルカと人魚の話をした。以前、アースアイランドインスティチュートのマークバーマンが来日したとき、この人魚といわれるジュゴンに迫る危機について話をしてくれていた。会場ヘリポートの建設により、ジュゴンの生息環境が完全に犯されようとしている。沖縄タイムス11月18日号トップ面記事によれば、普天間飛行場の代替えとして名護市辺野古沖の海底をボーリング調査するため、那覇防衛施設局は沖縄県土木建築部に公用財産使用教義書を提出したとある。半年で63個所、ボーリング調査をして調査をするのだそうだ。世界で最も美しいとされる沖縄のサンゴ礁リーフを埋め立ててこの施設をつくろうとしている。ジュゴンは天然記念物。この1面にもあるが、環境監視もするようだが、作業計画作成に助言を与える環境省、また会場動植物の専門家、5名については、氏名などを相手の関係上、公表できないとしている。この点。がいまどきでない。18日の沖縄タイムスには、17日ラムズフェルド米国防長官の来沖での稲嶺恵一知事の直訴について報じられている。タクシーの運転手さんによれば、かなりがんばった直訴をやったにもかかわらずラムズフェルドは全く意に介せずといった対応だったとか。沖縄の市民の人権を本当の意味で取り返すには相当の努力と戦いをやらなければならないのだろう。地位協定見直し、そして、15年かかって建設するといわれている名護の普天間代替施設の見直し。こりゃなんとかしなきゃ。首里城で見たけれど、ここ沖縄のもつ文化や自然環境は日本の宝だ。ここにいる市民が、いつも米軍の圧力の中でおどおどと暮らさなくていけないことは、理不尽でしかない。この問題は、日本人の一人として見守っていかなくてはいけない問題だと思う。

Posted: (水) - 11 19, 2003 at 12:40      


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