★星取表★

日本 中国 韓国 香港
1 日本   ● 0-2 ○ 2-1 ○ 5-1   6 2 1 0 7 4 +3
2 中国 ○ 2-0   ● 1-2 ○ 1-0 6 2 1 0 4 2 +2
3 韓国 ● 1-2 ○ 2-1    ○ 1-0   6 2 1 0 4 3 +1
4 香港 ● 1-5 ● 0-1 ● 0-1    0 0 3 0 1 7 -6

  • 4チーム総当たりリーグ戦。
  • 勝3・分1・負0の勝ち点で順位を決める。
  • 勝ち点が同じ場合は(1)得失点差(2)総得点(3)直接対決の結果(4)PK戦(5)抽選で順位を決める。


●第6戦

日本、笑顔なき3連覇。「日本はブラジルではない!」


 日本が中国に2失点無得点で完敗。韓国、中国、日本と3チームが2勝1敗で並んだが、得失点差で日本がダイナスティカップ優勝を飾った。大会MVPには中田が選ばれ、韓国チームがフェアプレー賞を受賞した。

 強風吹きすさぶ極寒の国立のピッチでは日本のちぐはなプレーが90分間繰り広げられた。
 W杯用守備的布陣のテストという服部、山口、名波による3ボランチと言うべき引き気味の中盤構成。(とはいうものの山口は結構上がり目のポジションだったが)従来、北澤がはいることによって中田。名波のパスコースに幅を持たせて攻撃サッカーを蘇生させた岡田監督が、初めて試す新しいシステムはほとんど機能しなかった。

 前半10分に中国CKがなぜかゴールで守備をしていた中山の足に当たってオウンゴール(記録上は黎兵の得点)アンラッキーな先取点を与えてしまった。
 いくつかのチャンスもあった。25分、相馬のクロスを久々のスタメンのカズがヘッドで狙うがバーの上。35分、中田が個人技のドリブルで相手を抜き去りGKと1対1になったが、山口にラストパスを出しシュートミス。36分、名波のミドルシュートはGKがはじき出す。

後半5分中国の攻撃。右サイドを呉承瑛が服部のチャージをはね飛ばしながらドリブルで持ち込みシュート。川口が弾いたところを黎兵がボレーで蹴り込み追加点をあげた。

その後も城、岡野、北澤(遅すぎた!)の投入、中山のキーパーチャージとなった幻のゴール等もあったものの、中盤でのミスが多く、依然中国ペースで試合は進む。

 32分には単純なワンツーパスで守備が完全に崩された。これを川口がファールで止めPKの判定。これは范志毅が大きくはずしたしたが、日本はこれで闘争心もそがれたかのように以後沈黙。無得点での完敗を喫した。
 

3月7日 19:01 国立 観衆53,226人

日本代表
0 前半 1

中国代表
0 後半 1

15

SH
9

10

GK
10

11

CK
6

20

FK
20

6

OFF
8
 得点
10分 黎兵
50分 黎兵
 警告
77分 川口 74分 呉承瑛

●一言感想
 
試合後、日本の腑甲斐ないプレーに大ブーイングが浴びせられました。今の目標はフランス大会での勝利のはず。そしてダイナスティは基本的にはテストの場であったはず。但し2連覇している日本にとっては結果も求められる中途半端な位置づけの大会でした。(対戦相手もW杯を想定したものではない!)この状況で優勝という結果を残し、なお新メンバーの実戦テストや新フォーメーションへのトライをもやったと言う点では十分評価すべきものではないでしょうか?

 日本は「どことやっても全勝」といったブラジルチームではないのです。戦術的にも自分達の闘い方を一つマスターしたばかりで、さまざまな局面でいろいろな戦術をこなすレベルにはいたっていないと思われます。その中で岡田監督はもなんとかもうワンランク、レベルアップさせようとしている真最中。自分が見に行った、たった一試合で結果がでなかったからといって「ブーイング」とは悲しい限りです。

 この失敗は次へとつながらなければなりません。しかしそのためにはあまりにも実戦が少ない、あと3試合しかないのですから....。こちらの方がもっとブーイングされるべき問題ではないでしょうか?


第5戦

韓国に赤信号!香港にあわや無得点引き分けの失態

3月7日 16:15 国立 観衆人

韓国代表
0 前半 0

香港選抜
1 後半 0
21

SH
1
3

GK
18
9

CK
1
14

FK
12
3

OFF
2
 得点
44分 崔龍洙  
 警告
51分 崔英一
53分 崔英一(退場)

 日本に負け香港に1-0で辛勝した韓国は最後の最後まで苦しんだ。

 前半香港は徹底的に守備布陣できた。カウンターを狙うでもない、ノートップといったフォーメーションだ。しかし、前方にスペースがない状況に放り込んでは跳ね返される事の繰り返し。

後半は、香港も勝負をかけたカウンター布陣できた。ボールを奪うと中盤に当てドリブルでの突破を中心とした速攻をしかける。最終的には韓国DFに戻られ、正確さも欠けているので得点を奪うまでには至らない。それに輪をかけたかのように2枚目のイエローカードでDF崔英一(チェ・ヨンイル)が退場となり、韓国はペースを大きく崩される。

 両チームの「攻めてはクリア」の攻防が繰り返されるうちに時間はどんどん流れ既に残り7分、崔龍洙(チェ・ヨンス)が抜け出て無人のゴールに流し込んだが、スローモーションの様に転がったボールはポストに当たって外にこぼれた....

 すでにロスタイム。期せずしてスタンドからは日本サポーターによる崔龍洙コールの大合唱がわき上がった。その声に後押しされたかのように、ロングシュートからGKが弾いたボールを崔龍洙がダイビングヘッドで決勝点をあげ、面目をなんとか保った。ここまで耐えに耐えてきた香港DF陣が一目をはばからず悔しがる姿と勝っても笑顔がない韓国チームの姿が印象的であった。

あと90日、ガンバレ、韓国!


●第4戦

日本5得点で3連覇に王手。格下に余裕の勝利も一抹の不安が....


 日本が格下の香港選抜に大量5点を奪取し連勝。ダイナスティ杯3連覇に王手をかけた。

 5万サポーターが期待することはただ一つ「いい型の攻撃サッカーで大量得点」であった。新スタジアムにこだまするサポータの応援に後押しされ、日本が常にボールをキープする展開。自陣深く引いて守る香港に対し、パスをまわし崩すタイミングをうかがったが決定的なチャンスはなかなか作れない。

 23分、突破を図った増田が後ろから倒されペナルティエリアすぐ外のFK。中田の美しい軌跡を描くフリーキックがギリギリのコースに飛びポストに当たってゴールイン。日本が先制した。

 引き続き攻め続けた日本だが、韓国戦の失点と同じ形で(日本から見て)左サイドの裏のスペースを取られ、苦し紛れに放り込んだアバウトなクロスボールに対して井原と川口が交錯、こぼれたボールを走り込んできたテンペストに押し込まれ35分になんと同点に.......

 37分に再び増田が倒されPK。中田が右に流し込み2-1と勝ち越した。41分にはCKのこぼれ玉を増田押しこんで代表初ゴールを記録。前半ロスタイムには名良橋のクロスをカルカノフが手に当て再びPK。しかしこれは中田が失敗。

 後半も当然のように日本がキープして攻めつづける。だが呂比須にチャンスボールが集まるものの一歩及ばずと言うシーンが続き、城のシュートも高く舞い上がり空を切る。

 65分増田にかえて平野を投入。

 69分、川口の中途半端なパンチングでこぼれたボールをロングシュートで狙われ、あわや2失点目かと思われたが、ゴール前をカバーしていた山口がヘッドでなんとかクリアした。(いい仕事!しぶいぜ!)

71分にようやくCKのクリアボールを名波が得意の左足で豪快にたたき込み4-1とする。

76分には城に変わってカズが登場。大歓声を受けた。

85分に中田のハイクロスを呂比須がついにヘッドで決め5-0。やっとゲットした呂比須はゴール後かなりうれしそうだった。(中田は平然でしたが..)

3月4日 19:00 横浜国際 観衆50743人

日本代表
3 前半 1

香港選抜
2 後半 0

17

SH
8

5

GK
10

5

CK
3

15

FK
18

4

OFF
3
 得点
23分 中田(FK)
37分 中田(PK)
41分 増田(井原)
71分 名波
85分 呂比須(中田)
35分 テンペスト
 警告
32分 井原 正巳 4分 テンペスト
23分 カルカノフ
58分 黄偉
58分 陳漢輝

●一言感想
 
しかし、これだけ引くチームはフランス本大会ではありえないわけで、見ている途中から何のためにこの試合はやっているのか訳がわからなくなってしまいました。
 マスコミは流れの中での得点が少なかったことに対する不満を強調していますが、私の考えはまったく逆で「リスタートこそ確実な日本の強化ポイント」と思っています。もちろん華麗な崩しで美しいゴールを決めるのが理想ではありますが、リアリズムを持ってして考えると試合の中で必ず訪れるFK、CKを最大限に生かす事も決勝トーナメント進出への大きな要素ではないでしょうか?
 それより、ここのページで何度も言っているように守備の乱れに対する心配が試合を重ねる毎に大きくなります。このチームに対して失点するなんて....興ざめも甚だしい。最終予選からアジア相手に12試合で12失点は決して及第点ではありません!!!


●第3戦

韓国に黄信号!逆転勝ちも内容的には最悪...

3月4日 16:15 横浜国際 観衆25239人

韓国代表
2 前半 1

中国代表
0 後半 0
10

SH
17
16

GK
10
4

CK
8
12

FK
10
1

OFF
3
 得点
39分 崔成勇
42分 李相潤
16分 黎兵
 警告
 なし  なし

 香港に1-0で辛勝した中国に対し、韓国は洪明甫(ホンミョンボ)がリベロに復帰、高宗秀(コジョンス)も先発出場し万全の構えで望んだ。

 しかし、韓国は日本戦敗北のショックから抜け出せていないのか足が重く、試合は予想外の中国ペースで始まった。そして16分、右からのセンタリングから中国のFW・黎兵が頭で決めてなんと中国が先制した。

 その後も韓国は自陣に押し込められる展開が続いたが、中国の決定力不足(不足というより皆無に近い...)に助けられ、なんとか追加点は阻止した。

 勝負強い韓国は前半終了前の6分間に続けて高宗秀(コジョンス)のパスから崔成勇のゴール、李相潤の2試合連続ゴールと2点を連取し、前半のうちになんとか逆転に成功した。

 しかし、後半が始まっても韓国は依然ぴりっとしない。守備陣も中国のスピードある右サイドの突破に翻弄され、あわや同点のシュートを放たれた(前にプッシュするだけのボールを中国FWは足のアウトサイドに当ててしまいミスキック.......)

 終わってみれば後半は0-0。守備にこだわったあまり攻めのリズムを失った韓国。最終予選で見せた「アジア最強」のチームはどこに行ってしまったのか。このままではフランス16強どころか、1勝も危ない雲行きだ.....

ガンバレ、韓国!


●第2戦 

3月1日 17:00 横浜国際 観衆 10000人

中国代表
0 前半 0

香港選抜
1 後半 0
18

SH
4
6

GK
22
13

CK
1
11

FK
23
2

OFF
5
 得点
 59分 張恩華  
 警告
 34分 申思
 69分 孫繼海
 78分 姚夏
 25分 陳漢輝
 32分 マッケオウン
 


新スタジアム正面入り口


手前にピッチ侵入阻止のための透明なアクリル板が


●第1戦

城劇的決勝弾!韓国に19年ぶり国内勝利!!

日本が土壇場89分城のヘッドで突き放し、フランス杯最終予選に続き、韓国に2連勝を飾った。これで92年のオフト監督時代以降の対戦成績を5勝2敗3分とし、日本サッカーの進歩を示した。

 韓国は洪明甫、河錫舟と主力を怪我欠く苦しい状態。一方日本は山口の出場停止により服部がボランチに入った。

 前半、韓国は守備に重点を置いたW杯シフトで徹底的にマンマークに出た。トップの城、中山、中田はもちろん、両サイドや引き気味の名波にまでマークが厳しくつく。

 試合が動いたのは18分、名波のCKは中山の頭にドンピシャ。日本がセットプレーから先制した。

 韓国もすかさず21分、李相潤が右サイドをドリブルで切り裂いてそのままシュート。強烈なシュートをGK楢崎は中途半端に手に当ててしまいゴールイン.....同点に追いついた。

 後半になると韓国が前めで勝負してきたが、攻撃は単発で日本のペースは変わらない。

そして、タイムアップ直前の89分、名波のCKから(相手の汚い肘打ちで歯が折れていた)城が執念のヘッドを決め、日本に勝利をもたらした。

 攻撃に関しては、ボールを持てばチャンスの予感が漂う風格も出てきた中田を中心に、良く動いてチャンスメイクをした北沢、1点づつ取った2トップ、ずば抜けたボールをCKから送り続けた名波、後半相手をかき回した岡野など、厳しいマンマークを受けた事を考えるとかなり良かったと言えるのではないだろうか。特に中田-名良橋のラインのコンビが最終予選の頃に比べて格段に良くなって、攻撃に幅が出た。

 守備も韓国の攻撃によくしのぎ及第点ではあるが、ときおり見せる守備の不安(オーバーラップした両サイドのスペース、ラインコントロール、相手のスピードを生かした突破への対応 etc....)が気になった。

 

3月1日 14:10 横浜国際 観衆 59380人

日本代表
1 前半 1

韓国代表
1 後半 0
17

SH
13
10

GK
12
9

CK
5
12

FK
13
2

OFF
0
 得点
18分 中山(名波CK)
89分 城(名波CK)
 21分 李相潤
 警告
 24分 秋田  65分 崔龍洙

●一言感想
 
寒かったです。試合は熱かったですが雪が.....屋根がある横浜国際なのですが、実際は自由席の半分が屋根なし。その上、折角早く来たのに同じ自由席の2階には横浜市民の方の招待席ということで入れませんでした。また横浜国際は客席とピッチがトラックと堀(フーリガンよけ)のためとても遠く感じました。
 しかし、日本は強くなりましたね。接戦をものにする事って一番実力がいることですから、まさに過去の力関係が大きく変わっていく時間が今流れているのかも知れません。
 それにしても残念ながらこけら落しもチケット完売のはずが7万満員とはならず....チケット捨てた1万人はだれなんだ!!

●試合展開の詳細
 



●● 代表メンバー ●●