「吹奏楽お役立ちTips」

第15章 情報収集



15-01. 吹奏楽の雑誌・書籍
・バンドジャーナル(音楽之友社 通常月950円)
 吹奏楽の情報を収集するのに手っ取り早い手段は、吹奏楽の情報誌「バンドジャーナル」を読むことでしょう。現在の吹奏楽界ではどんなことがあったのかを知る上で、必要不可欠な資料です。また「演奏に役立つ One Point Lesson」など、奏者にとって参考になる記事も数多くあります。部活で定期購読をして、部室に置いておきましょう。

・吹奏楽小事典(小澤俊郎/東亜音楽社 1800円)
 吹奏楽に必要な楽典の知識、作曲者の紹介、打楽器辞典などが掲載されています。数少ない吹奏楽指導法の本の一つです。結構参考になります。



15-02. 教則本の利用
 楽器がなかなか上達しない、効果的な練習法が分からない……といったとき、一番良いのは講師の先生を呼ぶことです。しかし、もっと手軽に問題解決できないかというときに役立つのが「教則本」です。楽器屋さんに行けば教則本の類いは取り扱っているでしょう。パートごとに最低一冊は持っておきたいものです。


15-03. ビデオ「Winds」
※この節は2004年現在の情報です
 吹奏楽のための月刊ビデオマガジン「Winds」(ブレーン株式会社より発売)というビデオがあります。なかなかよくまとまっているビデオで、毎月購入している団体もあります。コンクール課題曲速報や、コンクール全国大会名演奏集などの特集が、音と映像とで楽しめます。部員全員で観るというのもいいでしょう。バンドジャーナルに広告が出ているので、参考にしてください。


15-04. 金賞スペシャル
※この節は2004年現在の情報です
 全国大会で金賞を受賞した団体の演奏を、各部門ごとに1本のビデオにまとめたのが、ブレーン株式会社が出している「金賞スペシャル」ビデオです。1万円弱はしますが、かなりオススメです。全国のトップレベルの演奏が、音だけでなく映像も合わせて楽しめて、とても参考になります。バンドに1本は欲しいビデオです。

 また去年から、「DVD ジャパンズ・ベスト」(ブレーン株式会社)という、全国大会の演奏を集めたDVDも発売されています。価格も4700円と安価なので、おすすめです。



15-05. 部室に置くべきもの
 部室には次のものをぜひ置いておき、部員がいつでも使えるようにしておきましょう。

1.楽典 楽語など分からないことがあったらこれですぐ調べる。
2.バンドジャーナル 学校で定期購読をしておくとよい。
3.各種CD・ビデオ・DVD 良い音楽を作るためには目指すべき音を聴かなければなりません。部費で買いましょう。
4.CDコンポ・テレビ 部員みんなで良い音楽を聴きましょう。
5.録音機 自分達の演奏を客観的に聴くために必要です。



15-06. 上手なバンドへの訪問
 「バンド全体のレベルを上げたい」とお悩みの指導者の方へ、手っ取り早い方法をお教えしましょう。部員全員で、近所の上手いバンドを訪問するのです。

 中学生なら上手な中学生バンドへ、高校生なら上手い高校生バンドへ訪問しましょう。まず生徒は「自分と同じ学生なのに、こんなにすごい」とカルチャーショックを受けることでしょう。そして実際の練習法を、細かく教わります。基礎合奏の方法、パート基礎練習の方法、パート練習の進め方などなど、聞いたことはすぐメモします。また、上手いバンドにはすぐれた指導者がいます。その指導者の合奏指導法も合わせて学びましょう。

 そして学校に帰ったら、教わったことをどんどん普段の練習に生かしていって、上手なバンドへと成長しましょう。それが、訪問したバンドへの恩返しです。



15-07. インターネットの活用
 最近ではインターネットがかなり普及していて、吹奏楽に関する情報も数多く得ることができます。各吹連のサイトでは、コンクール出場団体のデータが見られますし、管楽器の演奏法が載っているサイトもあります。便利な世の中になりました。(パソコン通信時代を経験している私には、隔世の感があります)

 本サイトではここまで、吹奏楽についての様々な情報を扱ってきました。しかし、ネット上には本サイト以外に、吹奏楽指導法に関するすぐれたサイトがたくさんあります。本サイト冒頭に指摘したように、音楽には様々な考え方があります。本サイトの情報だけこだわるのではなく、様々なサイトを見ていく中で、自分のバンドに適した考え方を探し求めてもらいたい、と私は願っています。


【奥付】

吹奏楽お役立ちTips

URL http://homepage.mac.com/sinbasi26/
更新日 2008年5月3日
著 者 しんばす
連絡先 sinbasi26@mac.com


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