長らくリストア中だった車がとうとう復活した(04年12月)。TVR VIXENという古いイギリスの車だ。長年の空白を一気に埋めて、まるで昨日までまで乗っていたような感触で応えてくれる。シフトのダイレクトさやエンジンのふけ上がり、ステアリングの手応え、サスペンションの動き、その全ての記憶が一気に蘇った。
ボクは、偏向している車好きだと思う。一部の英国スポーツカーしか興味がない。それも全てはこの車を手に入れたからだ。VIXENのみの情報をどん欲に求め、それに関連のある英国のキットカーや、部品取りとなるドナーカーにしか目が向かない。端から見たらオールドスポーツカー好きと目に映るかもしれないが、実際はそのような広義の意味でのファンではなく、全てはVIXENのためにのみ興味と行動が完結しているのである。
金銭的に苦しい時期がいまも続くが、衝動的に手に入れてから、苦難をともにしてきた相棒である。全身全霊を捧げるにふさわしい、愛機だといえる。このようなことを臆面もなく言い切れるのは、それほどボクに取ってVIXENがかけがえのない存在だからだ。
よって、ここは僕が長年こだわるTVR
VIXENを中心に、様々なことを書き記していくことになるはずだ。