2005.10.7
●Armor plate for iPod nano Super duralumin.
「また同じことやっとる」と言われてしまいそうですが、これはもう癖みたいなものですね.
私もiPod shuffleのケースをたくさん作ってもらって、いいかげん満腹したので、もうケースを作ってもらうこともないだろうと思っていたのですが、iPod nanoを手に取った時に、勝手に頭の中でケースの形がムクムクと発生してきたんです.しょうがないですねぇ.
ということで、「またお願いします」と、製作所さんに依頼をしてしまいました.
今回はアルミの材質が今までのとは違います.今までのはA5052というアルミなんだそうです.今回は私の希望で、超ジュラルミン(A2024)という材料を使ってもらいました.といいますのも、これもチタンと同様に私のあこがれの材料なのです.
私は昔、自転車のロードレーサにのっていました.この自転車のフロントギアがアルミ製なのですが、めちゃくちゃ堅いのです.鋼でできているチェーンと絶えず摺動し、チェーンの方が先に寿命になるのですから、ものすごく堅くて削れにくくて、傷も付かない.しかもコンパウンド入りのワックスで磨くとピッカピカになる.一度試しにカナノコで切ってみたことがあるのですが、まさに歯が立たない.1cmくらいのリブを切るのに1時間くらいかかりました.このアルミを使ってみたいと製作所さんに相談をしましたら、「それは超ジュラルミンでしょう」ということになり、その超ジュラルミンでケースを作ってもらいました.
アルミの中でも最高の強度を誇るのがジュラルミン、超ジュラルミン、超超ジュラルミン(このまま超超超…と続くんだろうか).航空機の機体なんかにも使われているそうです.しかし、銅が入っているおかげで腐食しやすいんだそうです.たしかに自転車のギアもこまめに磨いてやらないと、輝きが無くなって曇ったようになっていました.でもワックスで磨けばピッカピカです.
ちなみに名前ですが、今までの慣例ですと「Armor plate for iPod nano Super duralumin」となるのですが、あまりにも長いので、「nanoArmor」と呼ぶことにしました.
出来栄えですが、今までのArmorの中では一番いい出来です.特に意識していなくても、やはり少しずつ進歩しているようです.
大きさは、90×60×12ですので、普通のiPodよりちょっと小さめです.iPod miniをちょっと幅広にした感じです.重量はiPod nanoこみで140gでした.これも普通のiPodよりちょっと軽めです.ですから、まあ実用的なサイズにはおさまっていると思います.これも全てAppleのエンジニアが小型化に注力してくれたおかげです.私のケースは従来品より小さくなった部分を全て使って、強度アップをしているわけです(Appleのエンジニアがこれを見たら、泣くかな).
さて気になる強度ですが、このnanoArmor、プレートの厚さは2.5mmあります.これで鉄砲玉を止めることができるかどうかはわかりませんが、超ジュラルミンは鋼と同程度の強度があるようですので、2.5mmの鉄板相当です.かなりの強度があります.また、左右のネジ止め部は、表裏両方とも幅10mm、厚さ6mmの柱状になっています.iPod nanoを尻のポケットに入れて思いっきり座ったらパキッと折れてしまいそうですが、nanoArmorであれば、尻の方が痛いでしょう.
ということで、全体的にはけっこうよくまとまった出来になりました.よろしければ、みなさんのご感想をお聞かせ下さい.
メールはこちらまで → nanoArmor@mac.com