先週末のこと、実家で過ごしたアスカを連れてタクシーで実家を後にする際に、玄関先で手を振る両親の姿が見えなくなるまで振り返って手を振っていたアスカが、ふいに正面を向いて座り直して『はぁ~~~っ』と大きな溜息をひとつつきました。
『どうしたの?』
『とっしょりって、ほんまにええなあ。あしゅもはよう、とっしょりになりたいわ。だって、まいにちいえにおって、おちゃのんだり、ひるねしたりしてくらしてるねんで!』と。
途端に、運転手さんがぷっ!と吹き出していました。
『あれは、若いうちに一生懸命頑張って働いたからできることなんやで。頑張ったら後はゆっくりできるんだから、おかあちゃんも若くて元気なうちは頑張ってるのさ!』というと、
『じんせいは、つらいこともいっぱいあるからな。たいへんやわ・・・』といっぱしの口をきくのでありました。
駅について、まだ彼女のお気に入りのホットゆずの缶飲料が販売されていたので、買ってあげました。
『これのむと、めちゃいやされるねん』と。(おまえは、働き者のOLさんかい!!缶飲料には、あいだみつお風の癒しの言葉が書いてあって、それを読んでは、『がんばらなくてもいいんだよ。あなたは、あなたなんだから..やて。ほんまええこと、かいてあるわ・・・』とぼやくのです)
数日前に残業の後、夕食を作る手間を省いて外食したのですが、ふいに『きょうはじめて○○ちゃんのおかあさんをみたわ。○○ちゃんのおかあさん、めっちゃべっぴんさんでびっくりしたわ。すごいねんで!でも、うちのおかあちゃんは、それよりきれい!!もうさいこう!ふくもかわいいし、わかいし、きれいすぎやわ!』と。
『ありがとう!うれしいわ。でも、そんな褒めてもなんにもでえへんで。』と言いながらも、食後にアイスをおごってしまった親ばかでありました。
いま、保育園で開催されるお誕生会に向けて、なぜかコメントの練習をしているアスカ。7月生まれのアスカの場合、盆休み明けの8月末に園児全員を集めてお誕生会があり、前に出て年長児は自分でコメントを述べるのだそうで。
『あすかです。ろくさいになります!(こんなかんじで、ええかな?)』を何度も繰り返しています。
『8月に誕生会するから、6歳になりました!ちゃうか?』
『あすかです。ろくさいになりました!ろくさいです!いや、ななさいになります!ななさいです!かな?』と、どんどんサバ読み状態に入っていくアスカ。私もこれまで、少しでも大人に見られたくて、毎年自分の年より1つづつサバを読み続けて行った結果、数年前から自分の実年齢がわからなくなり、これも困ったことになっています。