厚紙と針金、薄いクッション材のテープ、輪ゴム、アルミの棒といったシンプルな素材でつくる走る車ということでしたが、なかなか手強く、ドキドキものでチャレンジしました。今回参加されたのは14名ほどで、同伴されていた親はお父さん・お母さんの比率がほぼ同じくらいでした。手先が器用でない私はかなり不安だったのですが、上村先生がそれぞれのテーブルをまわって丁寧に教えて下さいました。
工程としては、アルミ棒の両側にテープ状にした画用紙とクッション素材のテープを何重にも巻き付けてタイヤをつくり、針金でボディのフレームをつくり、さらに画用紙でできたボディをフレームにかぶせ、彩色し、心棒の中に輪ゴムを通して手巻き用の棒をつけてできあがり!というものでした。先生の見本はカラフルな虫であったのですが、自分のつくったボディから何でも自由に発想してつくればよいとのことで、私はクジラにすることに。アスカも子どもクジラをつくることにして、針金のしっぽを巻き上げ、頭から吹き出る水をつくってみました。
約2時間少しで全員がつくり終わり、それぞれの愛車で競争したり、みんなで記念撮影することになりました。
先生によると、ボディの大きさや手巻きの針金の位置等で進み方も変わるところが楽しいのだとか。自分流に改良を加え、またメンテナンスをして長く使うのが工作おもちゃの扱い方なのだそうです。そのため、約半年は耐用可能な素材を選んでくださっています。
ところでこのイベントは、だいたい小学生以上からの参加をお薦めされていて、アスカには少し早いかとも思いつつの参加でした。(いざとなれば私が二つつくればいいんだ!と覚悟を決めていたのです)案の定、最初から「むずかしいわ!あかん!」と投げ出し気味だったアスカを見た上村先生が、「誰でも最初から完璧に出来るものじゃない。きみは乗れなかった自転車もこけたりしながら頑張ったら乗れるようになっただろ?難しいことでも、やらなくちゃ何にも進まないんだよ」と言っていただいた途端、「おかあちゃん、てつだわなくてええわ。がんばってやってみるから!」とすべての工程をなんとか自分でやり終えました。
これだけ面白い工作体験をさせていただき、二人で一人分の材料代しか受け取られることなく、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。