Asuka :: 別れの季節 


 今日でアスカの通っていた保育園の年少クラスも最後の保育を終えました。以前、保育園の運営問題で行き場の無い憤りを抱え、あれこれと書き込みをしていましたが、先生方には本当にお世話になったものです。満1才の日から今日まで、アスカは平日の大半を保育園で過ごしているわけで、我が家にとって保育園無くしては生活が成り立たないほと大切な場であります。そして常に素晴らしい先生方に恵まれ、可愛がっていただいていることにとても感謝しています。 

今年はスガノ先生とフジカワ先生という素敵な先生と出会う事ができました。この二人の先生方で、23名ほどの子供達のお世話をお願いしていたわけで、4才になっているとはいえ、まだまだ手がかかる事も多いため、本当に様々なご苦労をおかけしたと思います。実は私も出産後、自分が保育士免許を取得すれば、保育園に勤務しつつ我が子の世話も出来るのでは?というとても甘い考えを持って、保育士の勉強をかじったことがあります。その時から、『これは大変な仕事だ。自分には絶対向かない』と感じたわけですが、それだけにこれを職業として全うされている先生方の素晴らしさを感じると共に、感謝の気持ちで一杯です。

また私は仕事を通じて様々なイベントの現場も経験している身ですが、主役が幼児であり、しかもその付属としてうるさい父兄諸々をサービスしなければならないという極めて過酷な現場で頑張っておられる事には、頭が下がる思いがしていました。よく『保育園と幼稚園の違いは管轄省庁の違いにあるように、幼稚園は教育の現場だ』と言われますが、そうであるなら保育しつつ教育的な事業も実践されているわが保育園は、本当に大変な現場であり、とりわけ先生方のご苦労がよく理解できるわけです。

そういう意味でも、全国でも先進的な保育園か幼稚園で、父兄が先生役を務める日が設けられていて、そんな経験をすることで相互の理解も深まり、また自分の子以外への愛情や責任感も高められるという事例をみたことがありますが、そのような機会があれば、仕事を差し置いてでも参加したいと感じたりしています。

昨今は、とくに小さな子供を持つ親のマナーがよく問題化されており、我が子大事さばかりに片寄り、その行動はあまりにも社会性に欠けると批判されていることもあろうかと思いますから、そういう機会があったり、先生方のご苦労に少しでも思いを馳せる機会があれば、今回のような保育園の経営問題もどこかで改善できる方法もあったのではないかと思ったりするのです。


ところでアスカが保育園でお世話になってからというもの、通常は毎日の送り迎えの数分間に先生方と交わす会話以外に園での生活の様子を知る機会があまりなかったため、園で購入した連絡帳(通常は特別な事情がある場合に先生に伝えるべき事を記入する)を活用して、我が家では先生とのコミュニケーションを続けてきました。

忙しい先生方がおそらく朝一番と唯一の子供達の昼寝時間中に確認されるであろうことをふまえて、3〜5行程度でちょっとした感想や家での娘の様子を書き込みすると、いつも丁寧にお返しを記入して頂き、結局1年間の親と先生との交換日記ができあがりました。

この2日前にはとても丁寧なお礼の言葉(こちらがすべきことなのですが)と娘の成長に対する褒め言葉をいただき、娘の成長を振り返ると共に、常にこれを支えて下さった先生方のご苦労を思い、じんわりと胸に迫って来るものを感じました。

アスカも『せんせいにおてがみかく!』というので、これが娘の1年間の成長の成果と感じ、平仮名の見本を見せつつ一緒に先生に宛てた感謝の絵手紙を書きました。

今日は保育最後の日で、両先生が挨拶されながら泣いておられたということで、もしやどこかの園にお移りになるのか?という心配をしながらも、子供の言う事なので確認も出来ず、やきもきした気持ちを抱えています。いずれにせよ、1年間の連絡帳でのやり取りを読み返してみると、いつも先生方の暖かい目線を感じ、涙がとまりませんでした。

今年も我が子共々、素晴らしい出会いがあったなと職場でも様々な出会いや別れが重なる今日この頃にあわせて、感慨に耽っています。 お二方の先生に、幸多かれ!!と心からお祈りしています。


文責:ちえ
 
Posted: 2007年03月29日 (木) at 23:30 

※1年前の今日、こんなことを書いていました。

※2年前の今日、こんなことを書いていました。