彼女の初作品です。
MUJIの¥100のフォトアルバムに入れてあげて、ちゃんと名前を書くように言うと、表紙に『あすか』と書きました。まだ『あ』は難しくてちゃんと書けませんが、たいがいの平仮名を書けるようになってきました。書き順めちゃめちゃですが。これで立派な写真集の完成です。
子供ってどんな視点で写真撮るんだろう?と、半ば実験的に渡したのですが、意外にまともな写真が多かったです。1/4くらいは指が写っていましたが。
当たり前のことですが、視線が低いのには驚きました。私の真似をしてトイレの鏡で自分撮りをしても、背が低いのでおでこしか写っていなかったり・・・私や妻を撮ってくれているのですが、腰から下しか写っていなかったり・・・妻の実家の犬はちゃんと全身写っていました(笑)。
そのうち娘とカメラを持ってお散歩でもできたら、と儚い夢を抱いている親バカですが、デジカメ生活に慣れている私としては、フィルム代や現像代が意外にかかるなあと。それでも『おとうちゃん、ふぃるめいれといてや〜』と言われると、なんだか嬉しくてはいはいと入れてあげるのでした。(アスカはフィルムをフィルメといいます)
せっかくなので写真ネタを(私の別ブログにメモ書き程度に書いたのですが)もう一つ。
先日、flickrでコンタクト(お気に入り、ブックマークのようなもの)している方の、とある写真が素晴らしかったため『とてもいい雰囲気が撮れている』とコメントしたところ、『まだ空気が撮れていない、2〜3日泊まり込まないと』との返事を頂きました。それからこの『空気』という言葉が頭から離れません。
街の空気、あるいは空気感を撮るってどういうことなんだろう。
その街が持っている独特の雰囲気、その街に住んでいる人の息づかい、見ただけであたかもその場所にいるような錯覚に陥るようなリアルで深みのある写真、その街の音やにおいまで感じることのできるような写真を撮る事が『空気』を撮ることか。
仕事としてやっている景観や都市デザインの分野においても、この『空気』感ってとても大切なことのように思えて来ました。堅い言葉でいうと『地域性』や『○○らしい』という言葉に近いものかもしれませんが、実は全く違うことかもしれません。まだ分かりません。でも空気感を感じられる街は、いい街のような気はしています。
いくらいいデザインをされた街でも、そこの空気感のない街ってありそうです。綺麗だけれども居心地が悪い、作られた感がする、懐かしさを感じない、そんな街かもしれません。
逆に何気ない普通の街でも、独特の空気が流れていて(決して特殊な空間という意味ではなく)、その街に住んでいる人の品位や暖かみが感じられたり、すごく好感が持てる街もあると思います。
しばらく私の頭を悩ませそうです。