Asuka :: 祭りだわっしょい 


 先週のことになりますが、実家(明日香村)の秋祭りレポートです。10/8は日没後宵宮ということで、だんじりが村の家々の提灯に彩られながら3度ほど同じルートを巡っていました。そして10/9は本宮ということで、朝から昼までだんじりが村を巡り、最後に無事に宮に奉納されました。 


この祭りは飛鳥神社の氏子である青年団が中心となってだんじりを引き回し、子供達が綱を引いて歩き、順番でだんじりに乗せてもらえるものです。いまでは村に若者がほとんどいないため、PTAや子供会の父兄が青年団の役割を兼ねて尽力されています。

私たちが子供の頃はまだだんじりには動力がついておらず、だんじりに飾られた提灯のなかには蝋燭が点されていましたが、いまでは少ない人数で運行できるよう動力つきだんじりで、灯りも電気を使用しています。また、昔は村の祭り優先で、道幅にゆとりのない村の道であるためだんじりが行き過ぎるまで車もバスも通行することができませんでしたが、今では村の消防団の方々が交通整理にあたっておられ、だんじりを通しながらうまく待避ポイントを設けて車やバスのスムーズな運行にも気を配っておられます。それも少ない人数で実施されるため、だんじりが通過したとたんに近くに待機させてあった自転車やバイクにまたがり、無線片手に2つ先のポイントに先回りするという慌ただしさです。ルートの途中にある集会所では休憩場所が用意されており、子供会のお母さん方が菓子や酒を用意して待っていてくれます。

地区単位で宮座という宴席を設ける習わしもあって、毎年当番の家の座敷に集まって大宴会を行うもので、宮座が当たる年にはたいていの家が普請(今で言う新築やリフォームですね)を行い、家族総出で接待に努めたものです。これも会費制で仕出し料理をとり、集会所で行う仕組みに変わりました。

このように今日風のライフスタイルに合わせつつも伝統を継承していこうとすることは、とても素晴らしいことだと感じています。

で、前から気になっていた法被についた「小若」の文字。これがどのような意味をもつのかを調べてみました。どうやら小若連の略だそうで、地域を維持していくためには様々な年齢層によるヒエラルキー型の仕組みがあって、一番下が中学生ぐらいまでの「小若・若連」、ついで青年期の「若衆連・わかいし組」、さらに「中老・大老」や「女連」などがあるそうです。

アスカもだんじりに乗せてもらって大満足でした。写真に撮ると神妙な顔つきをしているので友達がいないから馴染めないのかな?と心配したのですが、本人はとても楽しかったようで、「ひとりでも平気!」と大喜びしていました。


文責:ちえママ
 
Posted: 2006年10月14日 (土) at 00:27 

※1年前の今日、こんなことを書いていました。

※2年前の今日、こんなことを書いていました。