そして週末、よい子で頑張ってくれたアスカへのご褒美として、地元の地蔵盆にデビューさせてあげることにしました。
これは、子供の守り神であるお地蔵さんをお寺でお祭りする田舎の子供達の一大イベントであり、アスカも初めて浴衣を着てお出かけできる機会となりました(残念ながら大雨で手荷物の多いうえに、借り物のカメラを使っていたため、手ブレで写真は大失敗でしたが)。
地蔵盆は、雨のため、日本最古の飛鳥大仏が奉られているお堂で催されました。まずはお地蔵さんにお経を唱え、お坊様のお説教をうかがったあと、みんなで楽しい会食を行います。その後場を片づけ、全員が輪になって大きな数珠を順に繰り回しながらお念仏を唱えるのです。途中に一際大きな数珠玉が2つ回ってくるので、自分の番になるとそれを額に当てて願い事を唱えます。この数珠繰りの儀式を終えると、帰りにお楽しみのお菓子や玩具をもらうことが出来るのです。
普段はまったく地元の子供達と遊んだことのないアスカであったため、お友達をつくるのも今回の参加の目的でしたが、行ってみると全く抵抗もなく、すぐに小学生のお姉ちゃん4人組の中にとけ込んで、あれこれお世話を焼いてもらっていました。
むしろ親の私の方は、同級生に会えるかもと期待して行ったのですが、大半は既に中高生の子持ちになっていて、こういう子供の祭への同伴はとっくに卒業されていて、全く知らない若い人ばかりで、とけ込むことが出来ずかなり緊張して帰ってきました。
しかし、日本最古の大仏の前で長い時間を過ごすことができ、子供時代を懐かしく思い出すことができました。
晴れていれば、寺の境内にそれぞれ子供達の名前を書き込んだ提灯が飾られるのですが、あいにくの雨で今年はなしということでした。来年からはアスカの名前入り提灯もできるとのことで、新たな楽しみが増えました。
で近所の年配の方々に聞くところによると、未だに私の名前の入った提灯が飾られているとのこと。
村も少子高齢化で、境内を埋め尽くすほど提灯の数をあわせる為には、昔の子供達のものも活用しないといけないというわけでしょうか。確かに集まった子供さんたちも、地元の子ではなく、他都市に別居されていたり、夏休みで里帰りされている外孫さんたちが大半とのことです。
こういう伝統は守り続けたいものですね。