ほとんど毎晩、我が子に添い寝していて、ふと自分の子供時代のことを思い出しました。残念ながら私には母に添い寝してもらった記憶がありません。実際はそういうこともあったのでしょうが、私が一歳半になる頃には妹が生まれ、私はおばあちゃん子としてほとんど祖母に世話されて育ったのです。
私の実家は大和建てという建築史にも残っているような独特の建て方で、中庭や畑を囲んで母屋と離れ屋があり、私と祖母が母屋で、父母と妹が離れに寝ていました。
祖母は酒に強かったのか、枕元にある小さなキャビネットに地酒の原酒のビンを常備しており、私が寝付かない夜はよく、ビンのフタに入れた酒を飲ませてくれました。こういう経験が、今日の酒に強い体質に結びついたのかもしれません。
ところで我が娘は、いまだに寝るときは私のおっぱいをさわらないと安心できないという甘えん坊です。時には夫や、実家ではばーばのおっぱいを代用することもあります。
いずれ卒業させなければとは思うのですが、自分自身を振り返ると、やはりおっぱいが恋しくて、小学校に上がる頃まで、おっぱいに近い感触のある自分の耳たぶをいじらないと寝られないという癖がありました。だから時々、娘を寝かしつけながら、ふと耳たぶフェチだった子供の頃を懐かしく思い出しています。
そして、いつの日かわが娘も自分の子に添い寝しながら、自分の幼児期のことを思い出してくれたらいいなと、気の早い想像をしながら、子供より先に寝付いてしまう母でありました。
文責:ちえママ