さすがに去年のように、両親が忙しくて通常のお迎え対応ができなくなるので思い切って保育園を長期休暇させて、実家に預けるということも、5才になると運動会の練習の他に、文化祭に向けての制作、鍵盤ピアノの練習等々があり、友達よりも遅れてしまうことにアスカ自身が大変なストレスを感じるようになったため、無理だな...と思い、私が出来る限り仕事のスケジュールを調整しつつ頑張ってきました。
しかし運動会が済むと、それまでのしわ寄せが来て、どうしても夜からの会議等もブッキングされて、アスカの保育園を2週間お休みさせてしまうことになりました。
その間、私もこれまでの無理がたたり、腰痛やら内蔵を痛めたりでちょこちょこと仕事の合間に病院通いをしていました。そして2週間後、久しぶりにアスカを伴って大阪に帰宅し、週明けから保育園生活の復帰となりました。やはりアスカはとても不安そうで、朝の登園もいつもほど元気がありませんでした。
そこで、夕方早めにお迎えに出かけ、久しぶりに近所のレストランで二人で夕食をとることにしました。
実は今夜遅くに夫が中国から帰国することがわかっており、昨夜からアスカはとても楽しみにしていたのでした。しかし帰宅予定時間は通常はアスカが就寝中の時間になってしまうことを告げると、『どうしてもおとうちゃんのかおをみたい!』と言うので、『だったら、明日の保育園のお昼寝をしっかりすれば、起きて待っていられるよ』と教えてあげました。
そして朝登園する間際も、『きょうは、しっかりひるねすんねん!』と張り切っていたのでした。帰りに『お昼寝できた?』と聞くと、どうやら休み中に工作の工程が大幅に遅れたために、お昼寝返上で頑張っていたのだという事情を申し訳なさそうに語ってくれました。 それから夜のレストランでの食事の最中、ふいにアスカがこう問いかけてきました。
『おかあちゃん、いままんぞくしてるか?アスカはなんでもめちゃまんぞくしてるねん。みんなまんぞくしてるかな?おかあちゃんとたべるごはんもおいしいし、あさってはえんそくやし、うれしいことだらけや』と。保育園の生活も、家での生活も、実家での生活も、みんなみんな幸せで満足なのだそうです。
子供の思いがけない言葉に、私はちょい泣けました。
今の境遇に満足するということは、つまりそれが最高の幸せのかたちだと気づかされたからです。だから、『まんぞくするっていうことは、しあわせなんだということとおなじことだよ』と教えてあげました。
振り返れば、その瞬間までの私って、『なんでこんなにしんどいの?もう家庭崩壊一歩手前と同じじゃないの?ああ、不幸や不幸や・・・』とずっと心の中でぼやいていたものです。
しかし、こんなことを考えている娘をもてて、最高に幸せで親冥利につきることだということに気づかされました。足るを知るってことは、幸せを実感するってことなんですよね。ポジティブに生きなくちゃ!!って心からそう思いました。