LIFE :: 保育園をリストラ? 


 世の中にはよくわからないことが多々あるもので、本当に心穏やかな暮らしがしにくいものです。というのも、この年度末の忙しい状況の中、3日前に娘が保育園から持ち帰った紙切れ1枚で、わが家の将来設計はズタズタにされようとしているのです。その紙には、こう書かれていました。 

『このたび諸般の事情により、幼稚園組の利用時間帯ロ)を、平成20年度3月末をもって廃止しますので、ご承知ください。○○保育園
イ)8:00~14:00
ロ)8:00~17:00(最大延長~19:00)』

えっ?うちの場合どうなるの?!と思いました。そもそも入園時に、同じ保育園内部に「幼稚園組」という分類があることさえ知らされていなかった状況で、しかも現時点での契約は、つぎのようになっているのです。

「7:30~17:00までが通常保育時間帯で、延長保育希望者は別途料金制で19:00まで利用可」

当然フルタイムで働いている以上は、延長保育希望を申請して、実際は8:00~19:00まで保育園で過ごしていることになります。そして、この保育園に入園した事情というのは、市認可保育園であり、駅に近い場所で立地しているのはこの園しかなかったのです。

私は産前から仕事復帰を希望していたため、子どもが満1歳になる日からフルタイム保育を依頼するため、1~2ヶ月前からの慣らし保育も含めて「0歳児クラス」からの入園申し込みに向けて、産後すぐに区役所の担当窓口に相談に行きました。

ところが、担当者の見解としては、「0~1歳児募集枠というのはどの認可保育園でも非常に少なく、入所希望があっても実現する可能性は低いと考えて下さい。新年度の募集は前年の11月に開始し、決定するのは翌年の2~3月頃です」と。

そこでNOが出ていたのでは埒があかないと思い、あれこれ方法を考えていたところ、たまたまご近所の方が、「あなたが希望する保育園には、既存利用者紹介による特別入所というものがあって、区役所を通さなくてもよい。しかし保育料は収入に応じて加減されることがないので、高めだけれど」ということでした。

背に腹は変えられず、延長保育料含め総額6.5万円(年を経る毎に5000円ずつ減算される)を支払う条件で今の保育園に通うことになったのです(いわゆる裏口入園かもしれませんが、保育園が公募している仕組みのため、こちらに非はないはず)。この園には5歳児クラスまでがあるため、小学校入学まではエスカレータ式に進めると信じて、仕事をはじめとした生活設計を立てていたので、わが家にとっては晴天の霹靂のような事態でありました。

今回の通達について保育園に尋ねてみたところ、「残念ながら、アスカちゃんにも適用されます。これは区役所からの方針です。但し、今まで通りの保育条件を利用するためには、区役所の窓口を通して再入所すれば20年4月以降も可能です。今年11月より募集開始になりますので、申し込んで下さい」と。

そもそも14:00までに迎えにこれるならば、保育園なんて必要ないわけで、こちらも道楽で働いてるわけではない。諸悪の根源は行政かっ!!と相当憤りを覚えたわけです。同じ気持ちの父兄は相当おられるはずですが、いかんせん日常の送り迎えの挨拶以外に父兄同士で交流を持ったこともないため、同意を求めて回るわけにもいかない。

そこで、怒りの矛先を区役所にぶつけてみました。論点は、

(1)なぜ突然に保育時間制度の改編を行ったのか理由が知りたい。

(2)その理由に納得できれば、当方も同じ園でこれまで通りの保育条件を継続させたいため、11月募集に応募するが、受理される確率は?

(3)入所不可であった場合、別の保育園を探す、仕事を辞める、他都市に引っ越すという対策を講じているが、いずれも損失を伴う。その責任を誰が負ってくれるのか?場合によっては区役所宛に請求しますよ。ということ。

結果的に、(1)については、「保育園の事情であって、区役所としては初耳である」(2)「募集後世帯収入や勤務状況についての審査があるが、4~5歳児枠は余裕があるので、おそらく希望の園に入所できるはず。しかし確約はできない」(3)「それは行政の追うところではない。誰しも何らかの損失があるわけで、それは勘弁して欲しい」というしどろもどろの回答でした。


一体誰が悪いのか?なんとなくこの状況って、「保育園リストラ」なんじゃない?

とりあえず素直に11月応募を待てばよいのでしょうが、どうも問題の本質が理解できないので、憤懣やるかたなしです。あと考えられるのは、保育園側の事情であるとして、現状のような園児数に見合う保育士が確保できないが、ある程度は保育収入を得たいため、園内で「認可保育事業(区役所応募枠内の対応)と無認可保育事業(14:00までなら何人でも受け入れ可)を両立させる手だてとして導入したこと」なのかもしれません。

一応、やりとりの記録をネット公開し、これを証拠に問題を探り続けてみたいと思います。


文責:ちえ
 
Posted: 2007年02月22日 (木) at 00:21 

※1年前の今日、こんなことを書いていました。

※2年前の今日、こんなことを書いていました。