舞鶴の辻さんから、旅の便りを届けていただきました。富山八尾の「おわら風の盆」を訪ねてこられたそうで、ああなつかしいなと感じたものです。
「おわら風の盆」といえば、男性が胡弓を弾き、菅笠を目深にかぶった女性の踊り手が路地を流して踊り歩く、もの悲しい情緒のある祭りで、高橋治先生の小説「風の盆恋歌」や石川さゆりさんの歌で一気にブームになってしまいましたね。
私は高橋先生と、あるまちのシンポジウム(先生は基調講演、私はその後の大勢でのディスカッションの一人)でご一緒したご縁で先生の著書を読み、八尾にも魅力を感じて行ってしまったという経験があるのです。
「おわら踊りの笠着てござれ 忍ぶ夜道はおわら月明かり」と唄われるように、もとは夏の終わりに世を忍んで恋しい人を想いながら唄い歩く大人の祭りだったのであろうと思われますが、辻さんの便りによると、近年観光客が殺到したため、昼間に野外ステージを組んで、祭りが披露されているとのことです。
確かに狭いまちなかの通りに観客が詰めかけると、流し踊りどころではなくなりますからね。
有名になることは地域活性化につながってありがたいことでもあり、反面情緒をなくすことにもなるのだなと、辻さんと話していました。
しかし、目深にかぶった菅笠姿はなかなか色っぽいものですね。失礼な話ですが、よく男性が言われることに「どんな人でも美人に見える」と。あれこれと想像力をかきたてるからでしょうかね?
辻さんからの便りには、お祭りのうちわと地元のお菓子も添えられていました。烏賊のおき漬けせんべいと白エビのせんべいで、アスカも大喜びでいただいていました。
そういえばまだ会社の夏休みが残っている私。無性に旅にでたくなってしまいました。
文責:ちえママ