今日はとある建設資材メーカーさんの招待で、香川県高松市牟礼町にある『イサムノグチ庭園美術館』を訪れる事ができました。期待に反して思いのほか、いやとてもいい空間体験でした。
イサムノグチ氏については、今更解説の必要もないと思いますし、この『庭園美術館』についても、氏が晩年にアトリエと住居を構えて制作活動を行った地としてあまりに有名です。詳しくはサイトをご覧下さい。
● イサムノグチ庭園美術館
当美術館は完全予約制で週に3日(火、木、土)しか開館していないため、今回訪れることができたのはとても幸運なことでした。四国が関西圏とは言われながら、やはり大阪からだと遠いです(高速バスで3時間程)。
敷地内は全て写真・ビデオ撮影が禁止されているため、敷地周辺と、彫刻庭園の頂上から外を向けて撮った数枚の写真しかなく、皆さんに雰囲気をお伝えできないのがとても残念です。
私が一番感銘を受けたのは、庭園美術館全体のスケール感とその地に馴染んでいること、それから今でも氏がそこで制作活動を行っているかのような錯覚に陥る時間の流れのようなものでした。
美術館というと厳密に管理され、計算しつくされた箱の中で美術品と対峙しながら鑑賞するイメージが大きいと思いますが、ここは氏の彫刻作品を鑑賞するのではなく、彫刻を通して、その制作過程や背後にある、この地の自然や季節の移り変わりや天候を含めたランドスケープ、さらに言えば日本らしさを感じ取る場所だと思いました。
牟礼も変化ある稜線の低い山並みに囲まれたいい街です。機会があれば、是非とも訪れてみて下さい。
文責:shotam