ところで広報やポスターにも事前告知していなかった極秘イベントですが、芸術文化センターの芸術監督である佐渡裕氏指揮による合同演奏会と、兵庫県立高砂高校ジャズバンド部による演奏でした。予想外の来場による混乱防止のため芸術文化センター側があえて伏せておいたのですが、それでも大変な盛り上がりを見せました。
私達の企画の市民イベントの方も、夕刻から夜にかけての、美しくライトアップされた建物と公園をステージに、しっとりと幻想的な音楽イベントとして行うことができました。子供達が多数訪れてくれたことや、夕刻の散歩がてらに周辺の市民の方が多数来場されたことは予想外の展開でした。夕刻のイベントの可能性を探るにもいい経験になりましたし、質の高いバンドには自ずと観客が集まることも新しい認識として得ることができました。もちろん課題もたくさん見えてきましたが、次回(12月のクリスマス前、イルミネーション時期を予定)に活かしていきたいと思います。
ところで何故私達がこんなイベント(通常の仕事は畑違い)をやってるかということ。まず一つは整備された時が一番美しく、そのご時間が経つに連れて荒廃していく空間に対して一石を投じたい。二つ目は市民みんなで自分たちの街について関心や愛着を持ち、共有するイメージを持って欲しい。簡単に言うとその2点に尽きると思っています。
どちらの視点にしても、イベントを通して常に空間が利用されている環境を創り、自分たちの街に対することにしても、他にもいろんな方法があるとは思いますが、あるテーマに沿ったイベントを打つことが一番効果的だと考えています。但しコンサルタントが一方的に押しつけるのではなく、市民、行政が同じ考え方に同調し、自らが企画・実践していくことが必要十分条件になるのですが。そういう意味でもこの兵庫県立芸術文化センターと高松公園の取り組みは、芸術文化をテーマにした西宮北口のこれからのまちづくりにおいても無限の可能性があると信じています。
※2005.10.6追記
当日の様子をフォトアルバムとしてアップしました。こちらからどうぞ!