ART :: サブダ&ラインハート 


 ポップアート絵本の世界もここまで進んだか!と感心させられるのがこの人達の手仕事で、とにかく質が高い作品なのです。たまたま昨年のクリスマスに夫が本当に良い物に触れさせたい!という思いからロバートサブダのクリスマス絵本をアマゾンで取り寄せてアスカにプレゼントしたところ、あっという間に破壊が始まり、いまはしばらく手の届かないところに隠している状態です。そんな二人の作品展が心斎橋そごうで開催されていたため、アスカと二人で心ブラとしゃれ込んだのでした。 

展覧会では拡大版の絵本が展示されており、スイッチで開いたり閉じたりする仕掛けでした。ナルニア国物語、シンデレラ、スターウオーズ等々を興味深く観賞したあと、最後にあったのがショップゾーンで、ここを抜けないと帰ることができないしくみでした。まずいなと思ったと同時に、アスカが買う買う!!を連発し、じたばた泣きながら「こうてえな!」というのを引きずってひとまず出口をスルーしました。そこからが親子の厳しい交渉の始まりです。フロアの隅で

「きみは買って貰えると思うほど賢いことをしておったのか?」

「かしこいことをしないと、ものをかわないのはずるい!おかあちゃんは、せこいねん!!」

「君は前に買った絵本もめちゃくちゃにしたではないか。君には早すぎる!」

「えほんは、こどものものやろ?おかあちゃんは、あしゅがアホになってもええていうのか?」

(どんどん話が本題からずれていき、困ったあげく)

「賢くこのフロアを出て、お母ちゃんの買い物につき合ったら、下の本屋で普通の好きな本一冊買ってやるし、帰りにアイス食べさしてやる」

「いやや、いやや、あれでないといやや!ぜ----っつたいにあれ!!」

「君も強情やナ。それ以外の条件はないで。このまま泣きわめいて手ぶらで帰ってもいいんやな?」

「・・・わかった」

という交渉を行い、そのまま本屋を探し、結局立ち読みして好きな本を選ばせました。

なんと彼女が選んだのは本ではなく、「もったいないばあさんの教育カルタ」でした。これでもったいない!を学べればしめたものだと買ってやりました。最近、ひらがな・カタカナが読み書きできるようになり、自分で本を楽しむことが出来るのはよいことなのですが、またいらぬ出費をしてしまいました。(まあ、あそこで負けて高いサブダの絵本を買わされるよりましでしたが)

しかも帰りに見つけた張り子の人形ワークショップで、先生と大変意気投合して、5月3日の工作教室に参加する約束までつけてこられてしまいました。「まだ5歳で手先がおぼつかなくてご迷惑をおかけするのではないですか?」と聞いたところ、「いやいや、口先はめちゃくちゃ器用なぼっちゃんやから、大丈夫でしょう」とのこと。助手の方も「本当によい育て方をされているのがよくわかりますよ。こんなにしっかり大人と会話できる子をみたことないです」と。

その口達者が困りもので、大人はいつも譲歩し通しで、必ずしもよいしつけとは言えないのを自覚しているだけにね。


文責:ちえ
 
Posted: 2008年04月07日 (月) at 00:21 

※1年前の今日、こんなことを書いていました。

※2年前の今日、こんなことを書いていました。