ほのぼのかわいくてきれいな映画を見ました。その名も『ヘイフラワーとキルトシュー』。小学生に進学するのをあと数日に控えたお姉ちゃんのヘイフラワーと、少し小さなわがまま娘キルトシューの姉妹、ジャガイモ研究一筋のパパ、家事が苦手でワーキングマザーのママの一家が主役の物語です。
□2006年フィンランド
□監督:カイサ・ラスティモ
□主演:カトリーナ・タヴィ、ティルダ・キアレント
□配給:アット・エンタテインメント(ASIN/B000FBFRSY)
しっかり者で妹思いのお姉ちゃんは、小学校に上がるので妹の遊び相手ができなくなるけれど、パパもママもそんなことに気にもかけない風で、家に残される甘えっ子の妹のことが彼女の一番の心配事なのですが、実はパパもママも仕事に一生懸命のように見えて本当は家族のことを一番大事にしている。そんな家族のほんの少しのすれ違いがちょっとした騒動を生んで・・・。
という物語なのですが、登場人物は一家とお隣のおばさん姉妹、デブとやせた警官2名という少人数のわかりやすい設定で、次々とかわいい騒動が巻き起こされて行くのです。
このお話の舞台は北欧のとある村のようで、登場する家は豊かな緑と色とりどりの花々に囲まれて、部屋の中も絵本に登場するようなカラフルで可愛いものなのです。もちろん登場人物も毎回カラフルな衣装に身を包み、子供達は天使のようで、大人も北欧の民族らしくどっしりと大柄にもかかわらず、みなおちゃめなファッションなのです。(警官だって、短パンのボーイスカウト風の姿だし)
彼らはまさに自然の中に囲まれて暮らす妖精のようで、よく見ると道にしても舗装されたものは一切登場せず、お姉ちゃんが出かけて行く通学路なんてまさに山の中のけもの道のような小道で、うらやましくなるほど俗世離れしている風景が展開されていました。
私的には『かもめ食堂』よりほのぼのさせられる映画でありました。
●ヘイフラワーとキルトシュー(公式ブログ)
文責:shotam