● ブリコラージュ
●piano :: 永見行崇のサイト
●Percussion :: 山村誠一のVOICEな通信
会場は、行きつけの木工工房を改造したギャラリー『ブリコラージュ』
ピアノとパーカッションのミニコンサートということで、ノリノリ気分のモダンジャズかと勘違いしていたのですが、ピアニストの永見行崇さんのピアノは本当に優しく、例えればジョージウイストンに近い癒しの音楽が次々と紡がれていったのでした。最初は、私の大好きなセロニアスモンクに始まり、次々と永見氏オリジナルの優しい曲が演奏されているうちに、アスカはスヤスヤおねむの世界に入ってしまいました。
そして、途中からゲストの山村誠一氏のパーカッション演奏が加わり、スチールドラムや南米の弦楽器、ボンゴ、木の箱を打楽器に見立てたもの等のリズミカルな演出によって、コンサートは進められていきました。
今回のコンサート会場は『ブリコラージュ』1階のギャラリーショップスペースで、観客は20人程度ということもあり、生音でも十分迫力があり、かえってこれくらいの小規模の方がライブらしいと感じられるほどでした。
空調もPAもない場所ですが、美しい生音と窓の隙間から時々吹き込んで秋風が、本当に素敵な空間をつくってくれていました。 間には、観客から3つの好きな数字を募って、それを音階に置き換えて、そのフレーズをメインにした即興曲を奏でられたりと、素晴らしいパフォーマンスを堪能できたひとときでした。
アスカも第2部からは目を覚まし、様々なパーカッションが表現するスコールの雨音や野鳥の鳴き声等に興味を示し、スチールドラムも加わった『大きな古時計』や『この道』『上を向いて歩こう』等のなつかしい調べに感動していました。
今回初めて感じたのですが、スチールドラムは意外としっとりした日本の歌にも合うものです。
ところでこのコンサートは、ミニコンサートと名打ちながら10曲以上も演奏していただき、しかも地元の名物パン工房の自慢のパンとヘルシーなジュースがついてたったの1500円という破格のサービスです。
しかも永見さんも山村さんも超一流のアーテイスト(お二人ともミュージカルライオンキングで演奏を努めておられたとか)でありながら、とても気さくな方々で、終演後に購入したCDに、温かいメッセージとイラストつきのサインもプレゼントしてくださいました。
アスカも『コンサートよかったねえ』とご満悦で、帰るとすぐにCDをかけてくれとねだり、小太鼓とミニピアノを持ち出して演奏を楽しんでいました(翌日は、保育園のお昼寝の時間にもかからわず、先生達にコンサートのお話をしていたとか)。
お二方の音楽にすっかりファンになってしまったと同時に、こんな素敵な場を設けて下さる『ブリコラージュ』の底力を見せられ、こんな場所があるわがまちを誇りに感じた1日でした。