肝心の行きたかったINAXギャラリーの展示は、小さな動物の骨格標本を集めたものでした。
アスカは恐竜の骨があると思い込んでいたので、少しがっかりしたみたいですが、アナコンダやツルの全形がわかる標本に感動していました。ギャラリーでは、小動物に関する骨格は完全に復元されて展示されており、同じ鳥類といっても様々な違いがあることがわかりましたし、大ウミガメの骨格標本では、甲羅にも肋骨のような骨があって、中の手足や胴の部分と接合されていて、すべて一体形成のものなのだということを初めて知る事が出来ました(甲羅だけすぽっととれるものと思っていた)。
同じ魚類でも縦に平たい顔面があれば、横に広がった物もある。解説文では、『くらし』と『れきし』の生きとし生けるものがもつ2つの『し』に着目すると、見えてくる物があるということで、なるほどなと感じた訳です。
新町界隈の町並みですが、私が働いていた頃は、まだ大阪でも花街として名を馳せており、検番などもありましたが、いまは高層マンションが各所に建築中で、なんだかとても寂しい気分になりました。
でも、よく通いつめた路地の駄菓子屋さんは健在で、いまはかなり規模は小さくなりましたが、子供たちが買い物する姿も見られました。このお店はいつも奥でおばちゃんが佃煮を煮ている香りがしており、つい懐かしくてアスカに占いチョコを買ってあげました。
路地のお店の何軒かも、建て替えて住宅になっていました。そして、街の至る所に堀江のようなおしゃれな雑貨店や美容室、カフェができており、歩いている人々も昔と大違いの雰囲気でした。
確かに時とともに様変わりしてしまうのは仕方ないことかもしれませんが、なぜこうまでも高層マンションばかりに変わってしまうのか?と思うと悲しくなってしまいます。
いい物を残し続けるって、本当に難しいことです。骨のあるまちなみを、育てて行けるようなまちづくりが必要だなと実感した1日でした。
●INAXギャラリー(東京/名古屋/大阪)