映画化されるということを聞きつけ、出張の移動中に慌てて読了しました。
私達夫婦もファンの一人である氏が吉川英治文学新人賞を受賞した人気小説で、他の作品同様、あっと驚く展開のエンターテインメント性を残しながら、じ〜んとそしてほろっとさせる、いい作品でした。映画の主演は、堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかおということで2006年公開。果たしてどういう映像として仕上がってくるのか、今から楽しみです。
私自身、父の事は物心ついた時から今年の5月に亡くなるまで、たった30数年(一緒に過ごした時間はもっともっと短いものです)のことしか知らず、もし父の半生を見ることができたなら、あるいは父の若い頃と出会えたらならと、いろいろと思いを馳せる物語でもありました。
と同時に、自分のこれまでの人生は誰かに、例えば娘に見られても恥ずかしくないものか?(はっきり言って見せられるものではありません)と自問自答した作品でもあります。
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文責:shotam