偶然、書店で詩人の金子みすずさんの特集を発見しました。金子みすずさんといえば、最近ではNHK教育テレビの「日本語であそぼ」でもいくつか詩が紹介されていますし、私の学生時代の恩師からは、「金子みすずと伊良子清白ぐらいは、暗唱できるぐらいになれ!」と指導されてきたので、久しぶりにじっくり詩を読もう!と買ってきたものです。
これまでは、代表的な詩を知るだけでしたが、今年で生誕100年だそうで、結婚して一女をもうけ、離婚し、西条八十を師と仰ぎ、26歳の若さで自死されるまでの金子さんの人生を知ると、さらにその詩のすばらしさが見にしみてきました。
NHKの番組で紹介されているいくつかの詩からもわかるように、金子さんの詩は「生きとし生けるものの尊さ」「あるがままに生きることの大切さ」などを教えてくれます。最後に、私の一番好きな詩をご紹介します。(自身が親になってから、すごく好きになった詩です)
ながい夢 金子みすず
きょうも、きのうも、みんな夢。
去年、一昨年、みんな夢。
ひょいとおめめがさめたなら、
かわい、二つの赤ちゃんで、
おっ母ちゃんのお乳をさがしてる。
もしもそうなら、そうしたら、
それこそ、どんなにうれしかろ。
ながいこの夢、おぼえてて、
こんどこそ、いい子になりたいな。
文責:ちえママ