□2004年アメリカ
□監督:ニック・カサヴェテス
□主演:ライアン・コズリング、レイチェル・マクアダムズ他
□配給:ハビネット・ピクチュアーズ
認知症の妻に、何度も何度も二人のなれそめから結婚までの物語を読んで聞かせる老人のお話で、女性の立場からすれば、生涯かけて自分を愛し続けてくれる男性がいるなんて、本当に夢のようなうらやましいことだと思います。そういう意味でも、こういったストーリーは、男性ウケはしないだろうなと思っていたのですが、意外なことに聞くところによると原作は、中高年の男性読者に支えられていたということだそうです。きっと、年を経てもロマンチックなのは、男性の方なのかもしれません。
で、この映画を観ながら、私達夫婦が結婚を決意するにあたって、こんな会話をしていたことを思い出しました。(すみません、のろけ話が入っていますが)
このまま何事もなく普通に寿命を迎えるとして、老人になってからどちらかが残されることはきっと辛いことだろう。きっと私の方が先にボケてしまうから、ちゃんと面倒見てね!という会話(一応、人生設計について会話しているつもり)の中で、でも日本人の平均寿命は男女間で約7歳ほどあるから、妻が6歳年上の私達夫婦の場合、ほぼ同時期にご臨終ということもあるんじゃないか?
これは、残される家族にとっても、世話をかけないいいことや!できれば同じ一つの棺桶に入れてもらったら、経済的やね(亭主は小柄だから、私の隙間にでも入れてもらえるはず)
という単純な理由で、結婚を決めてしまったようなものです(笑)。共に白髪の生えるまで。そして、願わくば共に手を携えながら墓場まで・・・そんな気持ちにさせてくれる、よい映画でした。たぶん、夫婦の結婚記念日などの節目に一緒に観るのにお勧めです!
●きみに読む物語オフィシャルサイト