それから、翌日食べようと買ってきた食材をフリーザーにしまい込み、『アスカには明日話そう』ということで再び眠りにつきました。 翌朝、夫は現地の会議に間に合うように朝早くに出かけていきました。『会議は夕方までかかるので、広島駅で合流しよう。二人でゆっくり来ればいい。くれぐれも鈍行乗り継いで来るのだけはやめた方がええわ』と言い残して・・・。
いつものように保育園に行くつもりで起きてきたアスカに『今日は旅行や!キミの荷物は既に用意してあるわ』と言うと、すんなり『りょこう、いく!!』と喜んでくれました。
10時過ぎに自宅を出て、『ちょいとそこまで買い物に』風の出で立ちでバス・環状線と乗り継いで、新幹線のホームに立ってはじめてアスカは、『もしかして、おおさかとちがう、とおいとこにいくの?』と問いかけてきました。
そういえば、一昨年の今頃もふいに夜遅くに帰宅した夫が、『ここ2日ほど仕事が一段落して楽になるから、どこか旅行にいかへんか?』と言い出したことで、彦根・長浜の旅に出たことを思い出しました(今回も全く同じパターン)。こうして衝動的な旅に出るのが、我が家のお家芸として定着してしまったようです。しかも行き先も明確には決めず、気分次第で行ってみたいところへ軌道修正!というのが我が家流です。(子どもが小さいので、さすがに宿だけは事前に確保しておきますが)
こうして新幹線に乗り、昼過ぎに広島駅に降り立ったアスカと私。駅ナカの観光案内所の前にアスカが立つと、なぜか中国語の観光地図を手渡され、その後駅広からたまたま市電の新型車両が見えたこともあり、『お父ちゃんの会社で設計した市電に乗ろう!』と発車しかけた市電に飛び乗り、ひとまず電車の進行方向でもあることから、『ヒロシマといえば原爆ドームでしょ!』ということで出かけたのでした。
つづく