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六合大槍セミナー(’07 11/23)

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指導:日本馬氏通備武術協会代表師範 小林正典老師




受講生の前で指導される小林正典老師

2007年11月23日に都内で
おこなわれた六合大槍セミナーの模様を紹介します。


八極拳家がより強大な勁力を養うために取り入れてきた
大槍術のノウハウを公開させていただきました!


 小林正典老師は中国武術最高峰・馬賢達老師(最高段位9段)の高弟であり、日本で唯一馬老師から認められた通備武術を代表とする師範である。

 正統な武術を修得していて日本で普及した功績が認められ、昨年には日本人で初めて中国国家体育運動委員会から高段位(5段)を授かられた。小林老師の活躍は昨年の夏に、新聞紙上(中国新聞)で紹介された。

 その小林老師から名門馬家の六合大槍を習う。馬家の槍術は明代までさかのぼり、明代の将軍戚継光が著した「紀效新書」にも紹介されている。

 指導される小林老師は「言っておきますが、私は天才でも、優秀でもない。今まで普通の日本人よりも良師に習う縁があって、誰よりも長く中国武術の伝授を受けてきましたが、正直ギリギリでスレスレばかりでした。この私が今では師範に任命されて武術を普及している立場となり、正統なカリキュラムに従って練習をして上達する方法を今では誰よりも知っているし、説明できる」と言う。


中国武術を修得をした武術家たちが、教えたくない!
戦闘のノウハウを
なぜ今まで日本ではほとんどがしられていないのか?
中国武術最高段位公認の師範が示しました。


突いてきた棍がシャッと
音を立てて弾き飛ばされる!!







(ラン)」の技法で突いてきた棍を弾き飛ばし、
中心線を取りながら下から手首を切り上げる技法である。
この動作は一連の動作であり、ドリルのように弾きながら
螺旋の力で相手に向かって切り上げるのだ。

(注)大槍の練習では大杆子という大きな棍を
使いますが、利便上南棍で使用したとのこと。


 実戦の時は、必ず相手と対峙するのは言うまでもない。相手との間合い、そしてさらに相手と向かい合った時の中心線を取るのが重要となる。槍術の練習では特にそれが大切になる。ようするに相手の攻撃の力点の角度を自分から外して自分が中心ととりながら攻撃に転じたら良いわけである。

 「そんなのができるのだろうか?」と思う人もおられるかもしれないが、そのちょっとした方法の原理さえわかれば、槍術だけでなく、他の武器、拳法にも応用させ活かすことができ、例えば強打の攻撃でも、鋭利なナイフで襲われても、自分に向かってくる力点方向を利用し外しさえすれば、相手の攻撃を無力化させ反撃をすることができるのだ。それを成功させるには身法や手法、歩法等沢山方法がある。 少し話題がそれてしまうが、頭上から棒を振り下ろして来た場合でも、敵を前のめりに崩して制御することができる。これは正統に武術を修得した老師から指導を受けて明快にこういった原理を知ることにより理解することが可能となるのだ。

 日本の中国武術ではまだフルコンスタイルで戦う相手とどう戦えばいいのか?と対策をあれこれ考えている愛好家がいると聞くが、このアップライトに構えた相手の攻撃できる方向を自分から外すようにして中心をとって攻撃すれば(ここでは詳しい内容は述べない)、相手が左右に両手を開いて構えてくれた分難なく対応ができるのである。







皆さんで「扎(ザー)」をおこなう。
(ラン)」「拿(ナー)」からおこない、さらに歩法も加えて基本練習をおこなった。


魔法のランプはいりません!ギャップとの溝を埋める

 武術を習うのは、老若男女とか、体力とか、学歴などは関係ない。正統な武術を身につけている師と習う門下生の熱意による協力関係により上達できるというシンプルな法則といってもよいだろう。

 小林老師はこれまで道場やセミナーで多くの人に指導されてきて、どんな人でも特徴があり、進度の違いがあっても、それなりに上達する可能性はあると感じておられたとのこと。あとは自分が本当に身につけたいんだという思いを持ち続けて実践するか、しないかだけの問題だけだそうで、多くの人はまだ大事なものが足りない。それは日本ではまだ中国武術を正しく本場の中国のように身につける環境が整っていなく、従って型を繰り返すばかりの練習をしている人が多く見かけられ、正統なカリキュラムのもとで練習を繰り返しながら上達する喜びを日本人は本当に知っている人がまだ少ないのが現実であるそうである。そういう達成感を知らない人が多いから。小林老師は「なぜどの目的でこの動きを練習する必要があるのか」「なぜここに来てこういう練習をやっているのか」といったようなことを門下生の人たちに言いながら指導してこられたとのこと。

 それと同時に課題はこれまで習う人の意識改革も必要だった。特に型を繰り返すばかりの練習を他の会の道場でやってきたり、そこで中国武術の練習に関係ないキックボクシングの真似事のような組手をやらされてきたのか中国武術がこういうものだと思い込んでしまった人や今まで一人の先生に師事していなくて書籍ばかり読み漁り理論に先走りがちの人、そして今まで中国武術をやりたくてもやれる勇気がなかった人には、それを振り払おうと、毎回の練習を通して、上達するための過程、練習して目的を達した時の実感、そして中国武術は健康目的だけでなく、護身もあり、戦いであると勝利への執念も叩き込んでいったそうである。

 さらに小林老師は「もし武術の伝承が言われているような本当にとても厳格であったならば、馬鳳図や馬英図、張景星、神槍・李書文といった名人たちはどこからどうやって武術を修得してきたのだろうか?現在では核兵器でも作れる時代です。どんな修行した達人であっても拳だけでまともにやっても拳銃には敵わない。それなのにいたずらに秘伝だとか持ち上げるのは良くないし、私たちは昔のような保守制度のままで武術をやりながら芸を売りつけるような行為は決して良くありません。」

 「かつて馬師父の兄上(頴達)が香港へ行った時に、現地の記者が馬師父の兄上が有名な武術家ということで、現地の新聞紙面上で"馬頴達先生神力!気性の激しい馬を引きずり回す・・・”といった記事を書いて紹介したことがあったそうです。それは大げさな表現だとして頴達師伯はその記者に早速取り消すように指示したそうですが・・・。書籍での中国武術の表現は昔のおとぎ話に出てくるような大げさなものをよく目にします。私が指導している門下生や私のもとへ問い合わせに来る人たちの質問の中からも日本で売られている書籍の中で一部の人間にしか伝えない秘伝だと強調したり、技を神秘的に表現して宣伝文句をしているのが最近でもあると言っています。これがまだあるのは良くないことです。武術の技は高度な技や中には危険なものもあるので、技によっては進度や生徒の人間性を見て教えるかどうか決めるのは当然でありますが、どんな秘伝だと言われている技術でも自然に使いこなせるまで練習を繰り返して、実践しないと身についたとはいえません。中国武術の技は長年練っていった中で体現した技術であるのです。今の日本では刃物を平気で振り回すような人間がいる社会へなってきています。それを意味なく套路(型)をただマニュアルどおりに繰り返してやるだけとか、意味なくただ站トウ(木+春)だけを何年もずっとやれば身につけることができるなんて、とんでもないこと。何年練習しても役に立ちません!冷静になって考えてみてください。イザとなったらそんな練習をして護身として自分を守ることができますか?そこがいまだに日本では中国武術が武術として理解されていない理由の一つなのです。ウチに通っている門下生の人たちには最低限でも護身として役に立つような練習はさせないといけません。」とも言う。

 こんな気取らないオープンな姿勢がセミナーでも感じられました。

 効果的な練習をとるすべを心得たうえで、活用したものでなければ、何も得るものがない、という小林老師の指導の理念により槍のセミナーといえども受講生の人数を限定としました。定員いっぱいとなり、一部の人たちには今回の受講をお断りすることもありました。
 またの機会に是非ご参加ください。

今回のセミナーに参加された
みなさんの感想文の一部です!



一人で学ぶのではなく、
同じ志をもつ仲間たちとともに学ぶことで
互いに研鑽し合い高めあうことができるのが、
このセミナーの良いところの一つだと思います。

Aさん

 私は日ごろは小林先生の元で通備武術を習っているものです。槍のセミナーは一昨年も参加させていただきましたが、最初に小林先生が見本として槍を扱うところを見て、改めてその凄さを目の当たりにしました。例えるなら強固なライフルの銃身から螺旋の弾丸がまっすぐ飛び出すような感じで、先生が扱うことで螺旋の力がよく棒の先まで伝わっているのがわかりました。

  武器は手の延長ということで、我々参加者も槍を実際にもって扱ってみると、槍の動きに如実に日々の練習の段階が目に見えるように現れていました。自分自身も肩に力がはいる癖があるので、そうした余計な力が槍にかかることで軌道がぶれるのが、よくわかりました。こうしたところに、日々の練習の大切さを再認識させられました。

 「ラン」「ナー」の動きは、螺旋の力で相手の槍をはじく動きです。先生が行うと、目に見える動きは小さいのに自分のもった槍(白蝋棍)がまるで大きな力ではじきとばされたようになってしまったのが印象的でした。力任せに大きく動かせば良いというものではなく、いかに身体の力を槍に伝えるのが大事なのかを身をもって知ることができました。

 このようなことを学びながらの3時間の練習はあっという間に時間が過ぎてしまった感がありました。 

  そして、今回のセミナーでは自分の他にも多勢の参加者がいたのですが、先生の見本だけでなく、ともに練習する同じ参加者の動きを見ることで、それぞれの良いところや悪いところを学ぶことができ、自分の動きを見直す助けになりました。一人で学ぶのではなく、同じ志をもつ仲間たちとともに学ぶことで互いに研鑽し合い高めあうことができるのが、このセミナーの良いところの一つだと思います。

 セミナーが終わり、また日々の練習の生活に戻りますが、その中に今回ともに学ん だ仲間とセミナーで習ったことを復習していくことも加えていき、今後も精進に努めたいと思っております。






今まで中国武術のことを排他的で
小難しく感じていた私もすぐに続けて
習いたいと思うようになりました

Bさん

 日本の通備武術第一人者、小林正典先生の講習会を受けさせていただきました。とってもためになりました。

 皆さんが既にいろんなコメントを書かれていると思うので、槍の講習会の良さは改めて多く語ることは控えさせていただきますが、小林先生の指導を受けて、身体の動かし方を具体的に説明してくれたり、練習をしているときに ちょうどいいタイミングで、「肩の力を抜いて」「わからないところがあるか?」などすごくつぼを押さえてあって、変な表現かもしれませんが、厳しさの中に温かみがあり、今まで他所で学習してきた中国武術の学習との違いが改めて感じました。

 中国の国家体育運動委員会から高段位をもらった非常に格式の高い先生だそうですが、保守的だと言われている中国の伝統武術の指導を受けているのに、気をつけるべきところや間違えやすいところも先生がしっかり指導してくれました。中国武術ってどんなものか習ってみたいけどどこか理屈っぽくて、閉鎖的でイヤだなーと思っている人にもおすすめだと思うし、真面目にやりたい人は超おすすめかと思います。

 今まで多少いろんな武術をかじってきた私からしても中国武術の表現方法は理屈っぽくて回りくどいものが多く、特に偏ったような本の表現オーバーな記事や理論の話はうんざりすることが多いです。特に初めて触れてみる人だと小難しくて途中で投げ出してしまうばかりかと思います。

 実際よその某団体に習いに行っていた時代には 「中国武術を身につけるには中国人のようにならないといけない」云々と、習うために練習しに行っている筈であるのに、説明会みたいな場所で、このような訳のわからない理屈っぽい説明を長々とされたりして、「こんなので戦えることができるの?」とつい口に出そうになったりとか、練習中のときであっても「お前ら勝手に練習してろ」という感じで放っておかれたりして、気分が悪くなった経験がある私です(苦笑)

 しかし、年齢が若い小林先生(失礼)は、他とは違ったアプローチで中国武術の話をなさって、 非常に分かりやすい説明と指導方法を用い、今までは中国武術のことを排他的で小難しく感じていた私にもすぐに続けて習いたいと思うようになりました!

 そして、中国武術とはどういう事なのか、よく理解する事ができました。適切な表現かどうかはわかりませんが、先生は風雲児になれるような人です!

 





実演と伴に丁寧に説明して下さったので、
要点や自分の間違いを理解する事ができた。

Cさん

 私は今回初めて六合大槍セミナーを受講させて頂きました。
六合大槍を日本で学習出来る貴重なセミナーに参加させて頂き、ありがとうございました。

 今回のセミナーで一番初めに教えて頂いたのが、3種類の基本の構えでした。
低・中・高とあり、特に高平槍は槍の扱いが難しく、基本である「」「拿」「扎」を十分に行う事さえ出来ませんでした。
基本動作を何度か繰り返す内に、穂先が上を向いたり、下を向いたりと定まらない 様な事も多々ありました。
槍を真っ直ぐ突き出すといった単純な動作がこんなにも難しく感じ、基礎の大切さ・自身の練習不足を痛感致しました。
基本の構え・動作を教えて頂いた後に、実際に対練での相対練習を行いましたが、突いてくる相手の槍を上手く巻き落とす事が出来ませんでした。
相手の槍を上手く巻き落とす事が出来ない為、教えて頂いた「挑」の動作にも影響が出てしまい、スムーズに動作に移れない・不自然になってしまった事もあり、一つ一つの動作を、正しく身に付けて行かなければならないと改めて感じました。

 今回教えて頂いた六合大槍には通備独特の開合や纏糸の動きが含まれており、 見ただけでは分からない様な内容についても、小林先生が実演と伴に丁寧に説明して下さったので、要点や自分の間違いを理解する事が出来ました。
より一層練習に励み、教えて頂いた内容を正しく・確実に身に付けて行きたいと思います。
今後も今回の様なセミナーの開講予定があれば、是非参加させて頂きたいと思います。

 お忙しい中、セミナー開講して頂き、ありがとうございました。






槍の練習が八極拳の基本的な発勁や
螺旋の動きを習得、強化するのには欠かせない
もの、だと言うことを納得しました。

Dさん

 私は武器を使っての武術等を経験したことが無く、少し不安な気持ちで、セミナーを受けました。

 今回のセミナーの内容は欄、拿、札といった槍の基本動作を中心に行われました。

 六合大槍にしても、しかりですが、中国武術は合理的な動き、しかも通備門では独特の身法があります。

 今回は驚かされました。練習では、いわゆる棍の長さを使って行いましたが、

 通常の槍は長く、先端にも刃が付いていて、長い使用では、腕が疲れ大変だと思っていました。

 しかし、動作の中心をあたりからにして、受ける、突くといった動作を楽にしています。

 八極拳でもそうですが、上半身の力ではなく、腰腹を中心とした体のひねり、螺旋の動きが重視され、先生が、槍の練習が八極拳の基本的な発勁や螺旋の動きを習得、強化するのには欠かせないもの、だと言うことを納得しました。

 セミナーでは他にも長兵の基本功を行いました。今回、私は初めてのセミナーでしたので、ただ、練習についてくので精一杯でしたが、小林先生や先輩方の指導のもとでなんとか、かたちになったかと思います。

 まだ、完璧な基本が身に付いていないので、これからも頑張っていきたいと思います。









参考に!! >初めての人でもわかりやすく解説します!・・・通備拳とは?基本用語はこちらから




>六合大槍の歴史や解説などについては2005年に開催された六合大槍セミナーの所に紹介されています!詳しくはこちらから




>馬鳳図VS李書文もあり!六合大槍セミナー(’06 11/23)の模様についてはこちらから




>神奈川分会夏季練習会報告(’07 08/14) についてはこちらから




>小林正典老師台湾で指導される!台湾通備とは?その模様についてはこちらから




>馬賢達老師から習って来たぞ!境田氏の訪中学習のレポートについてはこちらから








間違いだらけの中国武術道場選び!
武術に興味ある方、はじめてみたい方必読!
選ぶのに失敗されないように是非ご参考ください。

〜警告!知らないですまさない道場選びのポイント集〜
 

 最近は日本でも多くの中国武術を教える所が増えてきました。それはそれで大変喜ばしいことかと思います。ただまだその核心なものは残念ながら日本では多く伝わっていないのが現状であり、巷では中国武術(カンフー)といっても正しく指導ができていない教室も多く見かけます。中には本を見て習ったのを教えたり、短期間のセミナーを受けただけで教えたり、本に出たりするという先生もいらっしゃるのは事実です。

 メディアもあまり武術のことを知らない普通の日本人ばかりなので、一部の情報で判断をし、いちいち調べたりはしません。

 「身につくと言われて、先生に言われた通り練習してきたのに、型を繰り返しやるばかり、理論や固定した用法ばかりの説明ばかりで、ちっとも身についた気がしない」というあなた、先生のレベルにもよりますが、それは偽者かもしれません。ファッションやお遊びの世界なら偽者とわかって、それを楽しむ場合もあるのでしょうが、「武術の学習」は正しい指導のもとで身につくもの、効果のある伝統的な本物を、しっかり選ぶ必要があるのです

 あなたはまだ、月謝が安いから、無料だからといってそれが正しく武術が習える所だと勘違いしていませんか?

 中にはただ健康のため、良心的な気持ちなどの理由で謝礼を安くしたりして教えておられる先生もおられるかと思いますが、そういう所が全てきちんと教えてくれる所とは限りません。中にはサークルとして仲間と集まって練習していて、身に着けるように教えられるようなノウハウが無いから、教室と名乗っても安くしている所もあるそうです。現に、当会に今通われている方の中でも以前そういう所へ何年も通ったけど、結局は身についたかどうかわからないという声もあります。

 正しく武術を修得している指導者には、必ず正統なものを身につけていることを証明するもの(中国の老師または台湾の老師に正式について学んだ内弟子だと証明できる“拝師帖”)を持っているはずです。中国武術の教室なら何でも良いわけではありません!現に中国でほとんど習っていない中国人留学生が教えているような所だってあります。

 どの系統の中国(台湾)の老師からどのように学んできたのか?受け継いできているのか?それが証明ができないものはまず疑ってみてください。
(口だけや名前だけのものは自称だと思ってください)


>政府関係の皆様からの推薦の声はこちらから









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