中国武術 通備拳

鞭杆べんかん



西北の棍王 羅文渊(1910〜1971)
馬鳳図の弟子であり、馬賢達老師の母方の叔父にあたる。
 
 通備門は八極拳、劈掛拳、翻子拳などの武器の他に、西北系の武器も伝わっている。

 鞭杆は、本来は甘粛省といった西北地方に伝承があったものである。短棍を持っておこない動きが
非常に簡素であるが、短い棍の特権なのか、臨機応変に使うことができ、実戦性が強いとして知られている。
 通備門の鞭杆は甘粛省に伝承があった鞭杆であるが、馬家では馬鳳図が甘粛省へ移住してから練習する
ようになり、元来甘粛省で伝承されていた鞭杆を通備の勁を採り入れられことによって、発勁が強大になり、
轆轤の勁による連続回転運動も活かされ、相手に隙を生じさせないものとなった。

 通備門の鞭杆は五陰、七手、十三法等からなっている。  

 五陰は5種の異なる把法を意味し、各把法の動作にある陰手棍法の動作から組み合わせて構成されている。
七手は7種の棍法が一緒に組み合わせて構成されている。十三法は13種の招法である。

 通備門の鞭杆の練習では纒海鞭杆以外は套路(型)というものはなく、五陰、七手においてもいくつかの動作
を組み合わせただけのものである。一般の武器の練習では他の門派と同様に套路を練ることに重点が置かれ
ているが、鞭杆の練習においては即戦力の高価を目指す練習をおこなう。
短い棍であるから携帯にも便利いいので、当会でも日々学習希望者が増えてきている。

 

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