WebObjects 5.3リリース


Apple Computerは、ウェブアプリケーションの開発・運用プラットフォーム"WebObjects "の新バージョン"WebObjects 5.3 "をリリースしました。既に同社の開発者向けウェブサイトApple Developer Connection(ADC) からダウンロード可能となっています。(ダウンロードには、Appleへのデベロッパー登録が必要です。)

AppleのWWDCではIBMのPowerPCからIntelのプロセッサーに移行すると発表があり、世間では色々と騒いでおりますが、さすがに開発者向けのカンファレンスなだけに、他にも色々とあったわけですね。
ちょっとニュースリリースを追っかけていたら、気になる記事発見
来年にはIntelのチップを積んだMacが発売になるのですが、当然PowerPCとはアーキテクチャが違うわけで、OSやアプリがそのまま動くわけではないんですよね。まあちゃんと動くような仕組みは用意されているんですが、実際にマシンがリリースされる時までにはデベロッパーにはしかるべき対応をしていただきたいと言う事で、開発環境であるXcode も2.1にバージョンアップしたわけです。
目玉は、Xcodeで書いたコードを、PowerPCとIntel両方で使えるようにファットバイナリでビルド出来る事なんですが、もう一つ驚くべき事に、オブジェクト指向のウェブアプリケーション開発・運用プラットフォームであるWebObjectsが統合されたディスクイメージで配布されている点です。

WebObjectsは、元々NeXTのエンタープライズアプリケーション開発環境で、AppleがNeXTを買収してから、一番最初に販売されたNeXTの資産です。OS9時代から使われているWebObjectsは、クライアントのプラットフォームを選ばない、強力で柔軟なWEBベースのアプリケーションを自前で開発出来るツールです。


ちなみに現在のAppleのWEBサイトやAppleストアはWebObjectsで構築されています。
Xcodeが無償で利用出来るのもすごい事ですが、WebObjectsは5.2のパッケージがまだ76,440円で販売されています。
それにしたって、この手の開発・運用環境としては破格の安さなんでしょうが、それが今回Xcode2.1のインストールディスクイメージに入っていて、オプションでそのままインストール可能になっています。実際にインストールして起動してみましたが、普通に動作しました。(もちろん何かを作ってみたわけではなく、とりあえず起動しましたってことです)
今までは、ライセンスを購入しなければならなかったのですが、これが統合されて配布されているのはどういう事でしょう?
以前も使用期限付きで、評価版がADCからダウンロード出来るようにはなっていたのですが、今回価格その他のインフォメーションが無く、Xcodeと一緒に配布されちゃってます。
Xcodeは実際の商用アプリケーションの作成が可能な本物の開発環境ですし、WebObjectsはエンタープライズクラスのWEBサービスを構築出来る開発運用環境です。
それがもしかしたら、セットでただ???ほんと?

ちなみにWebObjectsの概要を記したPDFの翻訳もダウンロード出来るんですが、概要だけで100ページを越えています。
他にもサンプルやら使い方やらたくさんあります。
さすがエンタープライズ級ですね。それだけものすごい事が出来るってことなんでしょう。
当然使いこなすには、相応の知識と経験が必要ですね。
正直、書いている自分にもほとんどわかっていないと思います。

途方もないお宝を前に、手も足も出ない気分です。( ̄▽ ̄υ)アセ...

投稿日時: 水 - 6月 8, 2005 at 09:13 午後          

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