スイングハードにとって秋のリサイタルと春の外国ミュージシャンとの共演は毎年の 2大行事として定着しつつあったが、今年の場合2月初旬の段階では、ポールソンと の共演コンサートをやるかどうかバンド内では意見がわかれていた。 それはコンサート収支では毎年赤字が続いており、これまではバンドの剰余金や外部 行事参加報酬で何とか補ってきたが、剰余金も底を尽き、コンサート運営が困難であ ることが顕在化してきたからである。そこで支出の最小化を再検討し、司会はコンマ スが担当したり、会場のスポンサーに使用料値下げ交渉したり、照明は色変更無し& スポット無し等のあらゆる低減策を実行したため何とか赤字最小の計画通りに実行で きたことは、大変喜ばしく次への自信に繋ぐことができる。いざ実行が決まっても次の悩みとして練習の参加率の低さが心配された。週一度のた った1時間ほどの練習にも、昨年までは数人の常連しか参加しない状態が続いていた 。本番前の強化練習のみが便りだった。 折りしも今年はパソコンやiモードで殆どのメンバーが、メール利用できるようにな ってきたので、メールで練習への欠席届の励行をよびかけ、また練習実績と出欠状況 を必ず、メールで流し、次の練習への参加を呼びかける等、こまめに気配り活動をし たため、早い時期から練習への参加率が毎回65%以上と近年にない盛り上がりをみ せ、かなり充実した練習ができた。 さらなる悩みは、リードTPの佐塚君が名古屋に転勤となり、練習は強化練習のみで 全体のまとまりがかなり不安だったことだ。 しかし、昔リードTP奏者だったOBの村松氏が浜松で単身赴任中にもかかわらず、 コンマスからの復活要請を快諾し、毎週の練習には欠かさず駆けつけてくれたので、 他のメンバーの励みにもなり、TPセクションのまとまりも良くなった。 本番のリードTPは、佐塚君と村松氏が1ステージずつを交代で担当したが、疲れを 知らない両名のハイノートに加え、コンマス川田氏(元リードTPでハイノートヒッ ター)のアシストにより、他のバンドの追随を許さないほどの、TPサウンドを構成 できたと思う。 本番前日の練習では、曲の仕上がりが必ずしも良いとはいえないレベルだったが、コ ンマスのメンバーに対するマインドコントロールにより、不安が少しずつ自信に変っ ていった。さらに驚いたのは、ポールソンのマインドコントロールはコンマスをはる かに上回り、リハーサルでべた誉めしてくれたので、本番では実に楽しく、実力以上 の力が発揮できたと思う。 終わってみるとこれまでのコンサート以上の満足感を全メンバーが感じていた。ポー ルソンの優しさと心の暖かさはこれまで共演したどのミュージシャンよりも上で、本 当に共演できて幸せだった。 これも毎年企画してくださる、ワールド・プロジェクト・ジャパンの黒坂社長殿のおかげ と、心からお礼を申し上げたい。感動をありがとう。 またスイングハードを支え続けて頂いている聴衆の皆さん、本当にありがとうござい ます。 また次回もよろしく。 |
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