B.Paulson氏をご紹介いただいたワールド・プロジェクト・ジャパンの黒坂氏のコメントです。

黒坂氏とポールソン氏
ポールソン氏と黒坂氏

 4年連続5回目(1988年のボビーを入れると6回目ですが)のジョイント企画、本当にありがとうございます。
こういうプロジェクトを継続していくことがいかにたいへんかを思うと、スイングハードの皆さんの情熱には頭が下がります。
 一般に社会人バンドは、活動を続けていく動機付けが難しいとされています。1年に1回ではありますが、 こういう機会を、メンバーのモチベーションアップおよび新規メンバー獲得のきっかけとしてご活用いただければ これにまさる喜びはありません。
 スイングハードの場合、お客さんの支持が大きいと感 じます。これはメンバーが日頃から地元の方々との良好 な人間関係を築き、理解をいただきながら音楽活動を続 けておられることの証だと思います。まさに、その名の 通り「社会の人」のバンドであるわけです。
 ワールド・プロジェクト・グループは、合奏音楽を通 じた国際交流をプロデュースすることを業務としており ます。当社の企画がスイングハードのバンド活動のお役 に立てるよう、微力ながら努力を続けて参りたいと考え ております。今後ともよろしくお願いいたします。
では、また。
ワールド・プロジェクト・ジャパン 黒坂洋介


<ブルース・ポールソン日本公演レポート>
Bruce Paulson (trombone) バディ・デフランコ指揮のグレン・ミラー楽団、バディ・ リッチ楽団、ドク.セヴェリンセンのトゥナイト・ショウ・ バンドなどで活躍したトロンボーン・プレイヤー。トシコ・ アキヨシ・ビッグバンド、ポンチョ・サンチェス・ラテン・ ジャズバンドにも在籍。現在はロサンゼルス在住、自身の クインテットによる演奏は、シーズリーズ・レーベル「ミ ネソタ」で聞くことができる。
<行程>
4月28日(金) 関西空港着。(大阪泊)
4月29日(土) 徳島「はな・はるフェスタ」へ出演。
社会人ビッグバンド「サニーサイド・ジャズ・オーケストラ」、地元コンボなどと共演。
4月30日(日) サテンドール神戸で社会人ビッグバンド「グローバル・ジャズ・オーケストラ」と共演。
5月1日(月)  大阪ロイヤルホースでグローバル・ジャズ・オーケストラと共演。
5月2日(火)  石川県金沢市「もっきりや」で地元コンボと共演。
5月3日(水)  富山県高岡市
「ジャズ・ファクトリーSCAT」で社会人ビッグバンド
「フィールド・ハラー・ジャズ・オーケストラ」と共演。
5月4日(木)  名古屋市芸術創造センターで社会人ビッグバンド「レアサウンズ・ジャズ・オー ケストラ」と共演。
5月5日(金)  静岡メディアホールで社会人ビッグバンド「スイングハード・ジャズ・オーケストラと共演。
5月6日(土)  横浜の洗足学園ジャズコースでトロンボーン・クリニックおよびビッグバンド・ワークショップ。
5月7日(日)  渋谷楽器店 ACTUS でトロンボーン・クリニック。
5月8日(月)  府中の森芸術劇場で、国際基督教大学モダン・ミュージック・ソサェティのバンドワークショップ。
5月9日(火)  OFF。
5月10日(水) 成田空港から帰国の途へ。

<当プロジェクトの歴史>
この企画は、1995年のゴールデン・ウィークに、トランペット奏者ボビー・シューと当社(ワールド・プロジェク ト・ジャパン)が始めたものです。

1995年 ボビー・シュー(トランペット)
1997年 ビル・ワトラス(トロンボーン)
1998年 ボビー・シュー(トランペット)
1999年 ウェイン・バージロン(トランペット)
2000年 ブルース・ポールソン(トロンボーン)
これらのゲストアーティストが来日し、各地でおもに 社会人ビッグバンドとの共演を行います。

回数を重ねるごとに、各地の恒例行事となり、大阪、 富山、名古屋、静岡などでは毎年連続で公演を行って います。また、洗足学園、国際基督教大学は2年連続、 徳島でも恒例化していただけそうな感じです。来年以 降もこのネットワークに加わっていただけるバンドを 増やしていきたいと考えています。

<ジャズ教育ネットワーク>
日本でも、ようやく音大のカリキュラムにジャズが組み 込まれつつあり、本格的なジャズ教育が動き始めました。 当企画も、意図したわけではないのですが、日本のジャ ズ教育への貢献を微力ながら果たしていると思われます。
すぐれたアーティストとの定期的な共演は、有形無形の 音楽的刺激をもたらし、各地のバンドが年々レベルアッ プするという現象が起きています。
また、毎年この時期 にすぐれたゲストアーティストが来日するということが、 地元のジャズファンにも根付き始め、各楽団のコンサー ト運営も年間計画の中に位置付けられるようになってき ました。

<アーティストの選定>
ふつうのジャズ・フェスティバルでは聞くことのできな い、隠れた名人芸を経験できるのも、この企画の特徴で す。ビッグネームの知名度で観客動員をはかるという、 いわゆる興行としてのジャズ・コンサートではないので、 通常は表に出てこないスタジオ系の一流アーティストを わざわざ選んでいます。業界では抜群の知名度をほこり ながら、日本のジャズファンには知られていない、そん なミュージシャンがアメリカ、特に音楽産業の盛んなロ サンゼルス地区には数多く存在します。彼らの中から、 技量が高く、教育に理解があり、聴衆とのコミュニケー ションを大切にするアーティストを選んで招聘している わけです。

<展望>
IAJE(国際ジャズ教育者協会)という世界最大の ジャズ教育機関がアメリカにあります。今後は、この 組織との提携を深め、さらには全国各地の自治体とも 手を結びながら、一歩一歩ネットワークを広げていく つもりです。このプロジェクトにご賛同いただける方 のご協力を頂戴できれば幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。

ワールド・プロジェクト・ジャパン 黒坂洋介 ccm33990@syd.odn.ne.jp


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