ジョイントコンサートの感想

コンサートを無事終えてホッとしています。今回のブルース・ポールソンとの共演についての感想を述べさせていただきます。
毎回、事前に楽譜を送ってもらい練習をするのですが、彼の曲を見ていちばん困ったことはテンポの早い曲が多い事でした。わがスイングハードは早いテンポをもっともにがてとしています。せいぜい200くらいまでを限度としています。 まあ、うまくできないからやらない、やらないからうまくならない、という悪循環の結果ではありますが・・・。 今回、10曲の候補曲のなかより、8曲を演奏したのですが、なんとそのうち5曲はテンポが200を超えていたのです。しかし、ゲストの曲ですからやらないわけにはいきません。 多分、例年の数倍の練習をしたと思います。このコンサートでの最も大きな収穫は早いテンポをある程度克服できたということだと思います。
彼のCDをはじめて聞いたときの印象はかなりコンテンポラリーなソロをとる方だなと思いました。しかし、当日の演奏を聞くとオーソドックスなプレイだと感じました。ソロ中のコードチェンジもわかりやすく、普段ではテンポの早い曲では管楽器群のリズムが不安定になるのですが、彼のソロ中だとテンポが安定するという不思議な現象が本番中たびたびありました。
世界の一流ミュージシャンと共演することはたいへん刺激的なことです。しかしあまりにもレベルが違います。大リーガーと草野球が一緒にやるのですから彼にとってはたいへんだったと思います。でも、彼は紳士的でかつスマイルを忘れない接し方をしてくださいました。緊張しきっていた我々はほんとに救われました。これがほんとうの一流だなと心より思いました。
どうもありがとうございました。
********川田 成夫*********


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