「感覚的知覚の総体はそれ自体で精神的な経験である。」足立涼子のアーティストブックはこの言葉を美的に実証している。ひとつひとつの知覚はつかの間の存在を終えると消え去るが、それらを統合すると、まさにそのときに人間の精神が輝きだす。そこには美的感興、真実の感覚と善良な心が息づいている。感覚的で、しかも思弁的空間はマジカルな性質を秘めていて、私たちの日常のいたるところに満ちていることを彼女の芸術は優雅に教えてくれる。
会場に行けば、私の書いたもっと長いエッセーが用意されているはずです。。
明日11/28より、銀座 Pola Museum Annex にて、足立涼子さんのブック・アート展が開催されます。
彼女の仕事のひとつ「ファウスト」は、『ブック・アートの世界』絵本からインスタレーションまで 中川素子+坂本満=編 水声社にも詳しく紹介されています。もちろん「ファウスト」も展示されます。
SINN(E) SAMMELN ..... ジネ・ザンメルン 足立涼子ブックアート展 ポーラミュージアム アネックス _ 中央区銀座1-7-7 (銀座通り沿い) 2006/11/28(火)〜12/3(日) 11:00〜19:30 (最終日17:00まで) ドイツ語で`心・感覚を集める'という意味を表す「Sinn(e) Sammeln」 視覚は勿論、繊細な触覚、紙の匂い、ページをめくる音、会場を漂う没薬の香り、、、、 感覚を研ぎすましに、どうぞお出かけください。