続 学習顕微鏡の世界(その1) 導入編
(Vixen学習顕微鏡Study1000による観察、改造)
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導入した当時は(シャディカタログでGETした)MICRON君と同じ程度の性能、と酷評してしまったビクセン UNIQUE君 ですがちょっとした改造により見え味がぐっと向上しました。 学習用、入門用、初心者向け、家庭用、おもちゃ、.....と色々な呼ばれ方をするこのクラスの顕微鏡ですが、これだけ見えれば十分かな?とも思えます。 さぁ、次はステップアップしてJIS規格顕微鏡だ!と思っていたのですが ...... 。 あれ? UNIQUE君らビクセン学習顕微鏡の長兄、SEシリーズの鏡筒を使ったミクロフォトセットがヤフオクで出ています。 SEシリーズではワイド接眼レンズ、アクロマート対物レンズ、微動ピント調節、円盤絞りが装備されています。 UNIQUE君から比べてどのくらい進化しているのでしょうか? やはり「学習顕微鏡」を卒業する前に体験しておかなくてはならないのでは .... 。

【Vixen ミクロフォトセット】顕微鏡本体にはStudy1000と表示 SE-1000同等品?
メーカー名: Vixen(ビクセン)
機種名: Study1000(SE-1000と同等品?)
総合倍率: 50〜1000×
対物レンズ: 5×、10×、50×(シングル?アクロマート?)
接眼レンズ: 10×、20×(ワイド)
鏡筒形式: 固定直筒、傾斜機能45°
焦点調節: 鏡筒上下動式、粗動ハンドル、微動ハンドル、焦準ストッパー付
ステージ: 角型固定式、円盤絞り付
照明: 30mmφ反射鏡(平面)、または9V電灯
サイズ: 25.5×8.8×14.5cm (H×W×D)
重さ: 1050g(付属品含まず)
用途: 学習用
付属品: ビューアー(カメラ兼用)、コントロールボックス、解剖セット、スライドガラス
カバーガラス、プレパラート3種、カナダバルサム、メチレンブルー
ミクロフォトセットは顕微鏡本体にカメラ兼用のビューアーと電気式の照明を取り付けたものです。 ビューアーで2〜3人で観察、ビューアーから壁に投影してみんなで観察、おまけにカメラで撮影まで出来てしまうと言う盛り沢山のセットです。 現行ではミクロショットシリーズとして販売されています。 どこが違うのかって? 顕微鏡のレンズの構成が少し違いますがそれ以上に違うのが使用フィルムが110サイズポケットフィルム(なんじゃ、そりゃ)から一般的なレンズ付きフィルム(写ルンです、とか)に変更になった事です。
顕微鏡本体はステージの微動が省略されたSE-800相当品の様です。 一方でレンズ構成はSE-1000と同じですが、SE-1000のように対物レンズ全てがアクロマートかどうかはわかりません。

【Study1000 & UNIQUE君】
ジャンク品として購入したUNIQUE君と比べるのもなんですが、程度は極めて良好です。 ステージ上にスライドガラスが擦れた跡がありますが使っていれば必ず擦れるものです。 スライドガラスは全部使った跡がありますが、傷がついていない所を見るとそんなに何回も使ったとは思えません。 結局買ってもらってから数回使った後、押し入れの中で塩漬け ..... という運命を辿ったものと思われます。 第二の人生を踏み出したStudy君、次はもう少し活躍させてあげたいものです。
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★ちなみに現行ラインナップでは価格と最高倍率が比例しています。 顕微鏡の性能は最高倍率では表せないと思うのですがその方が分かりやすい(商売しやすい)、との配慮でしょうね。
★ビクセン学習顕微鏡の鏡筒名はSA、SB、SC、SD、SE型と区別されていますが、おそらくStudy-A, Study-B, .... の略でしょうね。 ミクロフォトセットは異なる鏡筒をまとめてシリーズ化しているのでA〜Eの方を省略しているものと思います。 現行品ではこの区別を無くし、SA, SC, SEと表示されている様です。
★これだけ盛り沢山だからUNIQUE君よりはさぞかし高かったと思うでしょう? 実は落札額はUNIQUE君と同じ1000円でした。 しかも1度は入札が無く流れていたし。 何故か? オークションの写真がひどくぶれていて、うさん臭かったからだと思います。 現行品ならまだしも名前が似て異なるカタログ落ち品では調べても分からないし。 今回の出品者は良心的な人らしく、程度良好でいい買い物になりました。 しかし注意してください。 程度の悪さを隠す為にあえてピンボケ写真を載せてくるケースもあり得るからです。 疑問を感じたら遠慮なく質問しましょう。
★今回はいい買い物ですが、UNIQUE君の時はすごく損した気になりますねぇ。 このクラスで明らかに「見た目がボロ」には手を出さない方が無難です。 いくら安くても送金手数料と送料だけで結構な額になりますから。
★実はこのページ、公開(04.12.13)のずいぶん前から製作はしていたのですがUNIQUE君の完成までは、とそのままにしていました。 UNIQUE君の次はこのstudy1000君の改造で数カ月は遊べるかな、と。 ところが、study1000君用のパーツ取り目的で買ったTIYODA_B君を覗いてしまうと ..... 。 やっぱり学習顕微鏡とおもちゃ顕微鏡は紙一重でした。 このままではstudy1000君が日の目を見ないまま忘れ去られてしまう!、という危機感から急遽このページを公開する事にしました。
★(さらに時が経過して .... )現在、このStudy1000君はさとう研を卒業して別の研究室(一般家庭ですよ)の第一線顕微鏡として活躍しています。 総金属製でめったに壊れる事はないと思うので将来大きくなったお子様といろいろと研究に勤しんでくださいね。