ニコン顕微鏡(S型)の世界(その8)サラダちゃん仕様
(ニコン顕微鏡S型(SIN顕微鏡)の紹介)
06.5.3公開
Nikon(S)君、作りも良いし軽くて使い勝手も良い。 まさに「実習向け」のコンセプト通りですね。 しかし、博士はよりごついOLYMPUS(EH)君を常用するようになったこともあり、Nikon(S)君はサラダちゃん達が使うパターンが多くなりました。 そうなると100倍の油浸対物レンズの出番は全く無くなります。
と、言うわけで100倍対物レンズを4倍レンズに交換しました。 メーカーが違う(千代田光学製、OLYMPUS(GB)君についてきたもの)ので同焦点性がやや低下するはずですが、このくらいの低倍率では焦点深度が広く、あまり関係ありませんね。 写真8-1で向こうを向いているのが4倍レンズですが、まったく違和感がありません。

【写真8-1. 油浸100倍レンズを乾燥4倍に、接眼レンズをWF10Xに交換】
さらに視野が広い方が楽しいだろうと接眼レンズを交換しました。 これまた他メーカー(オリンパス製)のWF10Xですけどね。 最低倍率の引き下げ(100倍→40倍)と広視野接眼レンズによりプレパラート上の走査もぐっと楽になりました。 プレパラートの全視野=カバーグラスの大きさは18mm×18mm名のに対して従来の視野が直径1.1mmの円であったのが改良仕様で4mmに広がったのですからね(モノサシを使った実測値)。 いつの間にかたまった顕微鏡&顕微鏡アクセサリーのお陰でいろいろと自分好みにアレンジできるのも楽しいものです。
さらに欲張って双眼仕様にしました。 片目をぎゅっとつぶり続けるのは視力に悪影響を与えるらしいですから。 単眼でも本来は両目を開けて覗くものらしいです(『大人の科学マガジンVol.05 』P.6 ムツゴロウさんのインタビューより)。

【写真8-2. 双眼接眼部へ換装】
単眼仕様のタコおやじを連想させるひょうきんな印象が消え、ぐっと引き締まった印象ですね。 こちらが本来のデザインなのでしょう。 まず博士が覗いてみます。 うん、やっぱり両目で見た方が疲れませんね。 では、はるさめサラダちゃんに覗かせてみると? 「......まるが2つに見える」 どうも2つの視野を合成させるのはある程度の訓練が必要な様です。 実際大人でも出来ない人がいますからね。
まぁ、そう考えるとサラダちゃん仕様(子供向け)には単眼が向いていそうですね。 スケッチする時も単眼が向いているし。 と言う訳で双眼鏡筒はお蔵入り。 結構高かったのに..... 。
ちなみに今回のお題(観察対象)は切り花の水に住むプランクトンでした。 去年も同じ事をしたなぁ。

【写真8-3. お題(切り花の水に住むプランクトン)】
今年はあすぱらサラダちゃんがサンプリングからプレパラート作り、観察までこなしました。 子供は1年間でもこんなに成長するものですね。 もっともNikon(S)君に装備されている「再照準装置」のお陰でもあります。 これはもっと分かりやすく言えば「レンズ激突防止装置」になるので安心して子供に操作を任せる事が出来ます。
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Nikon顕微鏡(S型)の世界(その2)見え味検証へ
Nikon顕微鏡(S型)の世界(その3)改良編へ
Nikon顕微鏡(S型)の世界(その4)照明LED化の試みへ
Nikon顕微鏡(S型)の世界(その5)照度の制御へ
Nikon顕微鏡(S型)の世界(その6)あちの花観察へ
Nikon顕微鏡(S型)の世界(その7)油浸レンズへ
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★子供向けとしては100V電源による照明もマイナス点ですね。 ミラーだと低倍率で光源(窓枠や外の景色)が写り込むし.... 。 OLYMPUS(GC)君用に作った乾電池LED光源を移植しようかな?