昭和中期の顕微鏡の世界(その7)オリンパス顕微鏡GB型
(オリンパス顕微鏡GC&GB型の観察、改造) 05.11.13公開
ウーム、またやってしまいました。 酔っぱらってヤフオクを見ていてはいけませんね。 ..... というわけで、新たにオリンパス顕微鏡(GB型鏡基)がさとう研の備品に加わりました。 TIYODA(B型)君、OLYMPUS(GC)君 ..... と、この手の鏡基は既に5台も持っているのに ...... 。 決してコレクションをしたい訳じゃ無いんですけどね。

【オリンパス顕微鏡 GB型鏡基】
仕様(さとう研導入機)
メーカー名: Olympus(オリンパス)
機種名: GB型
総合倍率: 40〜1000×
対物レンズ: 4X(千代田)、10×、40×、100×(油浸)
接眼レンズ: WF10×
鏡筒形式: 45°傾斜
焦点調節: ステージ上下動式、粗動ハンドル、微動ハンドル
ステージ: 角型固定式、X-Y微動装置
照明: 反射鏡(平面、凹面)
集光装置: アッベ式コンデンサー ND=1.25(油浸時)
サイズ: 32×14×19cm (H×W×D、博士実測)
重さ: ○Kg(体重計故障中につき、実測不可 とにかく重い)
製造年: 昭和36年(1961年)博士推測
GC型に対する特徴:4穴レボルバー&X-Yメカニカルステージ装備
同時代のGC型に良く似ています。 相違点は4穴レボルバー(対物レンズを4つ装着)とX-Yメカニカルステージを装備の2点です。 もっともこの違いはGB型とGC型の一般的な相違なのか、たまたまさとう研導入機のオプション装備の違いなのかは良く分りません。 それにしても「GB」&「GC」があるんだからやっぱり「GA」もあるんでしょうかね? さらに言えば「GK」型(kmalさん所有機)も存在していると言う事は「GD〜J」も存在するのかな?

【メカニカルステージ】
ちなみに出元は慶応の医学部、おそらく学生実習用に使われていたのでしょう(上写真囲み)。 もし研究室備品だったらひどい扱いを受けていたと思いますが、学生実習用ならば使用頻度も低く、良品である可能性が高くなります。
「ジャンク扱い」で、とのことでしたがなんの、なんの。 たしかに外装はひどい汚れ&錆びで触るとべたべたしていましたが、予想に反して光学系(レンズ)は綺麗なものです。 接眼レンズの眼レンズ(一番外側のレンズ)こそ汚れまくっていましたがその他のレンズは全く問題がありません。 値段から考えてメイン顕微鏡であるOLYMPUS(EH)君用のスペアレンズを買ったと思えばいいか(.... と自分を正当化したりして)。

【光学系】
接眼レンズは1本だけですが、WF10X(広角)が付いていたのはラッキーです。 4本ある対物レンズはアクロマートながらも4X〜100Xとバランスがとれた構成です。 4Xだけなぜか千代田光学製なのは御愛嬌。 そのため、4X→10X間の同焦点性の狂いが大きめですがこの辺りはまだ対物レンズ先玉とプレパラートとの距離があるので大きな問題ではありません。
導入時のチェックではかなり好印象。 機能面で問題は無いのでクリーニングだけですね。
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★OLYMPUS(EH)君の予備機が欲しくてヤフオクをチェックしているのですが ..... 。 今回のOLYMPUS(GB)君のようにコストパフォーマンスがよさそうなものを見つけるとつい手が出てしまいます。 大抵他の方に持っていかれてしまうんですけどね。 そんな感じで余裕でやっている今の方が、メイン機を求めて頑張っていた以前よりも良い買い物ができるのは当たり前のことかもしれませんね。
★4倍対物レンズはオリンパス製と交換しました。 やっぱりこのくらいの低倍率では焦点深度が深いのでメーカー間の同焦点の差なんて分りませんね。