オリンパス MIC顕微鏡の世界(その4)
(ちょっと昔の顕微鏡のレストア、観察、改造)

 では、レンズ研摩前後の写真を比べてみましょう。 写真4-1に未補正の写真を、写真4-2にMac上で補正を行った写真を示します。 レンズ研摩の前後、いずれも白っぽい像ですが研摩後の方がコントラストが向上しています。

 
【写真4-1. 75×(写真未補正)】
左:購入時  右:レンズ研摩後

 
【写真4-2. 75×(写真をMac状で補正)】
左:購入時  右:レンズ研摩後

 眼視でも写真4-1のような見え味です。 とりあえず研摩の効果はありました。 しかし、件の曇りレンズを介さない150×に比べると見え味が劣るのは否めません。 うーん。 まぁ、MIC君の150×というのは教育用(学習用)としてかなり高いレベルではあるんですけどね。 言い換えればこの75×も学習用顕微鏡としては悪く無いレベルではありますよ。 それに全てコート無しのレンズ群(+プリズム)から構成されるMIC君ではレンズの数が増す事は反射による光量損失&迷光の点で不利であるとは思いますけどね。 どなたか、ベストコンディションのMIC顕微鏡の見え味を教えてください。


=2005.12.24追記= 「ベストコンディションのMIC顕微鏡の見え味を教えてください」の問いかけが響いた訳じゃ無いけれど .... 。 ついにMIC顕微鏡を使いこなす方と知り合う機会を得ました。 ブログ「命が透けて見える」の管理人mic6112さんです。 MIC顕微鏡+携帯電話のカメラでミジンコの観察記を公開されているのですが、なんとも味のある良い写真です。 ちなみにmic6112さんの愛用MICはこちら。 せっかくMIC仲間ができた、と思ったら実は既にさとう研にはMIC顕微鏡はありません。 友人にプレゼントしたのです。 あらら。 ともかく「命が透けて見える」はMIC顕微鏡、あるいは学習用顕微鏡のレベルでここまで楽しむ事ができると言う好例です。 是非覗いてみてください。


MIC顕微鏡の世界(その1):導入編へ
MIC顕微鏡の世界(その2):分解編へ
MIC顕微鏡の世界(その3):分解編へ
MIC顕微鏡の世界(その4):研摩前後の比較へ

Top Pageにもどる





★MIC君の75×ではレンズ&プリズムで8枚、ガラス-空気界面が16面、一方で150×では12面です。 ガラス-空気界面で光は反射(損失)されるので界面は少ないにこした事はありません。 無コートレンズの反射は1面で4〜8%だそうです(canon「光学薄膜技術編」)。 中間をとると透過率は1面で96%、16面(75×)で透過率52%、12面(150×)で78%となります。 これだけでも大した差ですが、反射光の一部は迷光(全体に白っぽくなる)になってしまうわけですからもー、大変。
=2005.12.24追記= 実は「ブログ」なるものを真面目に見たのは今回が初めてです。 あいかわらず流行に疎いですなぁ。 他にも顕微鏡関連のブログがあって楽しいのですがいかんせんyahooブログは重いです(数ページみるのにものすごく忍耐力が要求されます)。 博士の環境のせい?